草の根 BBS(5)
2023.06.18
WIZ110SRと網元さんの相性を確認しました。WIZ110SRとパソコンはクロスケーブルで接続OKです。MSXのRS232Cカートリッジ経由でクロスケーブルでパソコンとの接続もOKです。しかし、MSXのRS232Cカートリッジ経由でクロスケーブルでWIZ110SRとの接続はNGでした。なぜ?パソコンとは接続できるのにRS232Cカートリッジとはうまく接続できません。もしかすると制御信号がうまく扱われていない可能性があります。どの信号線(DSR,DTR,CDC,RTS,CTS)がどのように扱われているのか調べる必要がありそうです。たしかにWIZ110SRはモデムではありませんので仕方ないと思います。一方、パソコンとは接続もできるので挙動が理解できません。MSXのRS232Cは奥深いものがあるのかもしれませんね。
草の根 BBS(4)
2023.06.17
XPORTの代わりになりそうなものをさがしていると「WIZnet 社シリアル・イーサネット変換モジュールWIZ110SR」がヒットします。ストロベリー・Linuxさんで扱われているようです。お値段も手ごろなので1つ入手してみました。設定は専用のツールで行いました。シリアル通信はクロスのケーブルを使います。LANケーブルを使ってハブに接続すれば準備完了です。TeraTermを使えばシリアル通信、Telnetが1台のPCで接続できます。なるほど思ったより手軽に扱えるようです。あとは細かな設定と網元さんと接続できるのかどうかなを調べる必要がありそうです。さがぜば便利なアイテムがありますが、実際にBBS等を公開されている方が見当たらないのは残念ですね。

草の根 BBS(3)
2023.06.16
網元さんをXPORTを使ってtelnetで接続してみました。これで家中どこにいても草の根BBSが楽しめます。ただし一人、草の根BBSです。ダイナミックDNSを使ってひろいネット社会に公開することも可能です。がそのためにはいくつかの課題を解決しなければなりません。最優先は、bye-byeの後でtelnetをいったん切断することです。網元さんはモデムを切断するコマンドを送っていますが、実際にモデムはありませんのでクライアント側で切断し忘れるとネット接続されたままになります。これは意外とよくあることなので対策が急がれます。

草の根 BBS(2)
2023.06.15
ひさしぶりに網元さんを起動してみました。2015年か16年くらいに運営していたと思います。RS232Cカートリッジをメンテナンスに出してそのままになってしまいました。長い間、BASICの「FIELD命令」に苦しめられましたが問題が解決して喜びながら起動していたことが思い出されます。シリアル通信->telnet変換を実現すればネットの世界に出せますのであらゆる草の根BBSが復活しそうですね。また、ESP32を使ったものすごく小さなBBSも夢見てしまいそうです。まずは、シリアル通信をネットに出してあげることを考えたいと思います。

草の根 BBS(1)
2023.06.13
パソ通とかBBSとか呼ばれていた電話回線を使った掲示板は思い出の中にしっかり刻まれていますね。夜な夜な電話して巡回していたことが懐かしく思い出されます。大手の会社が運営していたホスト局や個人で立ち上げていたホスト局など様々な形態がありました。今現在でも探せば数局は運営されている可能性はありそうです。さすがに電話ではなくインターネットが中心だと思います。ホスト局もWebで実現しているものがありそうです。昔ながらのPC-98やX68000、MSXをつかったホスト局は現実的ではなさそうです。がしかし、ホストの開局は夢でしたというユーザーの方も多いかと思います。供養されていない開局の思いを実現していただきたいと思います。シリアル通信->LANのアダプターもありますのでネットに出すこと自体はなんの問題もありません。ただ本体(古いPC)の耐久性は問題になりそうです。期間限定でもよいのであのころのユーザーたちと楽しい時間をひと時でも過ごすことができればなんだか幸せですよね。

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