初めてのカセットテープは不良品
2024.11.19
小学校に入った頃だったか、親のラジカセを自分用にして、そして新しいテープを買ってもらった。
SONYのCHFとかじゃなかったっけ。
ちょっと試しに録音してみた。録音を押し「あーあー」とマイクに向かって発声、停止。
巻き戻して再生・・・・・・あれっ、音がしない。おかしい。
壊れたか?不良品か?
それでは、他のテープを再生すると音声が聞こえる。
すでに気づいた方もおられるかもしれないが、カセットテープには先頭にリーダー部分があって、そこは磁気がないので録音されない。
こんな基本的なことも最初は知らずにあわてていた。不良品じゃなかった。
そして、こんな事もあった。
当時ビデオはスネ夫くんの家ぐらいしかないので、放送が始まったばかりの「ドラえもん」(テレ朝)をカセットに録音して、何度も聞いていた。
だけど、番組開始のタイミングに対して自分の応答が一定時間遅れるし(録音ボタンに指をかけて待っているが)、テープのリーダー部分の送りにも数秒かかるから、番組の先頭部分が録音されなかった。
リーダー部分がわかった後は、録音前に必ず指をつっこんで回し、磁気の先頭を出しておくようにしていた。指よりも鉛筆のほうが回しやすいので、鉛筆に替えた。
そして誤消去防止ツメ。
これは折っておくと録音ボタンが押せなくなる仕組みで、デッキの内側にこれを検知する出っ張りがあった。
大事な録音は、このツメを折っておくと誤って消すことがない。
だけど当時テープは何本も持ってないから、使い回しをしていた。もういいかな、これは飽きたから消して新しい録音をしよう。
普通はセロハンテープを貼るのだけど、カセットをデッキに入れっぱなしにしておくと、そのセロハンテープが押されて凹んできて、しまいには効果がなくなる。
録音すべきタイミングで、アレッ、録音ボタンが押せないぞ!!!!と、あせる。
そこでばかなりに考えたのは、紙をちぎって団子にして、ツメのあった穴に詰め込んでおく。容易に抜けないように、きつく詰め込む。(いま思えば取り除くのは大変じゃなかったか)
たまに抜け落ちてしまい、デッキの中にその紙団子がいくつも入り込んでしまった。
紙団子とセロハンテープのあわせ技もあった。これでセロハンテープの弱点である凹みは解消した。
その紙団子も面倒くさいから何とかならないか。
検知する出っ張りを指で軽く押さえながら録音ボタンを微妙に押し、カセットの蓋をしめてやれば、ツメの検知をパスできる事があった。
録音ボタンを押す時のでっぱりの状態だから、ボタンさえごまかして押してしまえば後は大丈夫。
但し、この方法はデッキの機種によっては駄目だと思う。
カセットテープひとつでもこれだけ語れる。まだ語りきれない。なんだろう、この深さは。
SONYのCHFとかじゃなかったっけ。
ちょっと試しに録音してみた。録音を押し「あーあー」とマイクに向かって発声、停止。
巻き戻して再生・・・・・・あれっ、音がしない。おかしい。
壊れたか?不良品か?
それでは、他のテープを再生すると音声が聞こえる。
すでに気づいた方もおられるかもしれないが、カセットテープには先頭にリーダー部分があって、そこは磁気がないので録音されない。
こんな基本的なことも最初は知らずにあわてていた。不良品じゃなかった。
そして、こんな事もあった。
当時ビデオはスネ夫くんの家ぐらいしかないので、放送が始まったばかりの「ドラえもん」(テレ朝)をカセットに録音して、何度も聞いていた。
だけど、番組開始のタイミングに対して自分の応答が一定時間遅れるし(録音ボタンに指をかけて待っているが)、テープのリーダー部分の送りにも数秒かかるから、番組の先頭部分が録音されなかった。
リーダー部分がわかった後は、録音前に必ず指をつっこんで回し、磁気の先頭を出しておくようにしていた。指よりも鉛筆のほうが回しやすいので、鉛筆に替えた。
そして誤消去防止ツメ。
これは折っておくと録音ボタンが押せなくなる仕組みで、デッキの内側にこれを検知する出っ張りがあった。
大事な録音は、このツメを折っておくと誤って消すことがない。
だけど当時テープは何本も持ってないから、使い回しをしていた。もういいかな、これは飽きたから消して新しい録音をしよう。
普通はセロハンテープを貼るのだけど、カセットをデッキに入れっぱなしにしておくと、そのセロハンテープが押されて凹んできて、しまいには効果がなくなる。
録音すべきタイミングで、アレッ、録音ボタンが押せないぞ!!!!と、あせる。
そこでばかなりに考えたのは、紙をちぎって団子にして、ツメのあった穴に詰め込んでおく。容易に抜けないように、きつく詰め込む。(いま思えば取り除くのは大変じゃなかったか)
たまに抜け落ちてしまい、デッキの中にその紙団子がいくつも入り込んでしまった。
紙団子とセロハンテープのあわせ技もあった。これでセロハンテープの弱点である凹みは解消した。
その紙団子も面倒くさいから何とかならないか。
検知する出っ張りを指で軽く押さえながら録音ボタンを微妙に押し、カセットの蓋をしめてやれば、ツメの検知をパスできる事があった。
録音ボタンを押す時のでっぱりの状態だから、ボタンさえごまかして押してしまえば後は大丈夫。
但し、この方法はデッキの機種によっては駄目だと思う。
カセットテープひとつでもこれだけ語れる。まだ語りきれない。なんだろう、この深さは。
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