陶芸家の生活
2024.01.24
それまで、茶碗なんか100均で買えば良いとしか思ってなかった自分
落として割ったりしない限り、そうめったに買うことも無いから、売れないだろうと思い込んでいた。

それを作っている陶芸家(実際は複数の方々)との出会いは自分の人生に大きな影響を与えた。その生き方などは勉強になった。

向こうに言わせれば、よくサラリーマンなんかやってられるなという。大学を出て以来、会社勤めは一度もなく、自分でやってきたという。それで家庭を持って、家も建てたという。

こっちにしてみれば、サラリーマンじゃないと収入が不安定でどうしようもないだろうと思い込んでいた。(当時は)

遊びに行くと、良く居間のソファでゴロゴロしていた。いつ遊びに行っても同じで、本当にどうやって仕事をしているんだろうと思った。

不思議なことに、個展のパンフレット等を見ると、いかにも「先生」の顔をしている。いつも見る姿と違う。別人のようだ。
おそらく、スイッチのON/OFFで切り替わるんだろうと思う。自分がたまたま遊びに行った時はOFFなんだろうと思う。

ある時、仕事場でろくろを回しているところに遭遇した。やっぱり顔が違う。いまはONだ。

あまり邪魔しちゃいけないので、話を少しした程度で引き上げたと思うが、「記念品で配る皿を100枚作ってという注文が来ている。だけど自分的には、やりたい仕事ではない」と言っていた。

つまり、いま作っているものは芸術家として真に取り組みたい作品ではない。生活のために(仕方なく)やってるんだと。

そして・・・

いったん窯に火が入って作品を焼き始めたら、とにかく離れられない。焼き上がるまで2~3日近くにいなければならない。
ガスとか電気窯なので比較的ラクのようだが、薪で焼く場合はずっとはりついて火加減しなければならない。

いつものように居間のソファに寝そべってテレビを見ていたが、時々起き上がって温度計を見に行き、グラフ用紙に記入していた。こんなふうにして焼き上がりを待っていた。

またある時、遊びに行ったら、室内の天井からブランコがぶら下がっていた。

どうしたんですか、と聞いたら、海岸で流木を拾ってきてチェンソーでブッタ切って作ったんだという。

たぶん「芸術は爆発ダァ!!」とか叫びながらチェンソーを振り回したんだろうと勝手に脳内想像した。

何か思いつくと夢中になってしまうのだろう。
パチパチ君の対策
2024.01.24
冬は空気が乾燥して、静電気を感じやすくなります。

ドアノブに触った時にパチッ、レジ係の人とお釣りの受け渡し(最近はセルフなのでその機会は減ったが)でパチッ、乗り物を降りる時にパチッ、・・・と不快な思いをします。

たとえば、椅子から立ち上がる時に静電気が起きているようです。

個人的にやっている対策は、車を降りる時にドア内側の金属部に触りながら(手を離さないで)降りる。
車内に金属が露出している車なんて、今はほとんど無いかもしれませんが、それならばドアを開けてドアの外側のボディに触ったまま地面に足を降ろす。
(手を挟まないように)

部屋の中では、隣の部屋との引き戸(金属製)に触れた時にパチッとなります。
この場合は引き戸に触りながら椅子から立ち上がるようにします。

基本的に、手で直接金属部に触れないようにする。
ハンカチとかタオルごしに触れる。
腕とか肘で服越しに金属部と接触させ、ゆるやかに放電させる。
陶芸家との出会い
2024.01.14
'90年代前半、最初の勤務先を辞めて職安に通っていた自分・・・当時、パソコン通信のホスト局も運営していた。

その中で、うまく接続ができないとか、PCやモデムの設定がわからない、といった相談にも応じており、時には訪問してサポートを行った。パソコンの修理をしたこともあった。
私は商売っ気が無くて、料金をもらった事がないどころか、そもそもその発想がなかった。(ホスト局自体、完全に自分の手出しで、アクセス側の負担は電話代のみ)

ある時、陶芸家のオジサンと出会った。自分から見れば、まったくの異業種。

正直な気持ち、どうやって茶碗を作って生活できるのかがわからなかった。

ある時、私のネット主催で
パソコン通信のオフ会と称して、キャンプみたいな行事を催したが、そこへそのオジサンが飛び込みでやってこられたのだった。

話を聞くと、
「パソコンってなんだかわからないけど、やってみればわかるだろう、と思った。50万もしたが思い切って買ってしまった。だけど使い方が全くわからない。教えてくれ。(というより助けてくれ)」
・・・とのこと。

そこから付き合いが始まったと思う。

後日電話がかかってきて、「そちらのホスト局につなごうとしているが、わからなくて困っている」

電話で手順をひとつずつ説明していたら、いきなり電話がブツブツ、ブツブツブツ、となって切れてしまった。(つまり、先方が同じ回線でモデム発信してしまった)
そこで話は終わってしまい、直後に電話をかけてもつながらず。
こんなふうに途中で切れてしまったりするので、口頭での説明は難しいだろうから手順を書いたFAXを送ったりして対応した。

その後、
なんとか接続できるようになったと思ったら、なんだかイマイチ不安定。途中で切れたりする。通信速度も出てない。もっと出るはずだが、おかしい。
結局、直接出向いて対応することになった。地元の何かの展示会に行った機会に、そのまま車に乗って家まで連れて行かれた。

そこで試してみると、やっぱりおかしい。なんだろう。

スピーカーでモニタしていると、どうやら回線にノイズが乗っているようだ。いわゆるハム音で、ブーとかビーという音が重なっていた。

なぜそうなる? 電話の配線を辿ってみた。天井裏に潜り込んだりして調べて、ノートに接続関係を書き出してみた。
モデムとFAX電話機と別の電話機も接続されていた。
電話線を取り外し、ひとつだけ回線につないだり、つなぐ順番を変えて試したりしているうちにわかってきた。つなぐ順番によってノイズが出たり出なかったりする。試行錯誤の結果、ノイズが出ないような接続順番に変えて解決した。

こんな事例は初めてだった。どんなふうにつないでも同じだろうと、それまでは思っていたが現実は違った。
パソコン通信でモデム接続中に受話器を上げると通信が切れてしまうので、その対策として秘話アダプタをホームセンターに買いに行ったり・・・

その後もPCの使い方の指導に行ったり(教えるのは苦手なので自分としては苦労の連続)、
つきあいは続いたが、

ノートに操作方法を細かくメモしていったりして、熱心に勉強されていた。

ひとつひとつの用語の意味から納得いくまで聞かれるので、説明するのが大変どころではなかった。自分自身も深く理解していないところがあったと再認識しつつ、どう言えばわかってもらえるか、頭を働かせてクタクタになった。

そのうちパソコン通信は下火となり、インターネットが普及してきた。

当時のインターネットはダイヤルアップだったが、プロバイダと契約したので接続設定をしてほしいとのこと。
それで出張して設定を行ったが、何度やってもつながらない。設定を見直したり、やり直したりを繰り返しながら、何度やってもうまくいかない。おかしい。
意地になって徹夜してしまったが、翌朝プロバイダに電話してみた。すると「こちら(プロバイダ)の設定ミスでした、申し訳ございません」

プロバイダ側の設定ミスを直してもらったら接続できるようになって一安心。

その後、ちょうどWindows95になった頃で、3.1からのバージョンアップをした。てっきり喜ばれると思ったが・・・

「元に戻してくれ、わからん」と怒られた。

「猛勉強でやっとの思いで操作を覚えたのに、全面的にガラッと変わってしまって完全にお手上げだ」 という。

これからはこれに変わりますから頑張って覚えて下さい、と説得し、ようやく納得してもらった。

それもつかの間、今度は国際電話に発信するようになっただの、ウイルス感染したので自分で駆除しようとしてファイルを消したら起動しなくなってピンチだとか、

どんなファイルを消したんですか? →Windowsのシステムファイルを消した。
ガチョーン。

なんでそういう発想になるのか、消すなよ大事なものを。
復旧のために出張して、なんとか復旧完了。

なんだかんだで、2000年頃までは良く訪問していた。その後、自分は遠くに引っ越してしまってご無沙汰になったが、年1回以上は遊びに行ったりしていた。
そんな機会に、またあれこれ聞かれたりして、帰りが夜遅くなりがちだった。
ちうごくテスターキット製作記
2024.01.08
1/2に「コテ初め」として、
ちうごく製のテスターキットを組み立てました。




外観


ケースを開けた状態(組立前)


部品はひとつの袋にごちゃまぜに入っているので、まずは抵抗値ごとに分けて、付属の台紙に仮止めしておこう。(この台紙は「ラジオ少年」が作成・添付しているもの)


最初にこうやって整理しておく事で、あとの作業の効率が良くなるし、間違いも減る。

普段あまり馴染みのない抵抗値が多いので、カラーコードが読みにくい。わからなかったら別のテスターで抵抗値を測定してもよい。(テスターを組み立てるのにテスターが必要・・・)


基板(ハンダ面)


基板(部品面)


部品面に付ける部品とハンダ面に付ける部品があるので、よく見て区別に注意しよう。

部品実装後の基板をケースに組み込み


電池ボックスまわりの配線


単2電池と9V電池が直列になっているのは珍しい。(珍しくない?)
単2とか全然使わないから持ってないし、買いに行くのが面倒。
単3なら有る。単3と同じ長さだから、市販のスペーサーを使うか、あるいは紙を巻いて太さを調整したら良さそう。

このテスターの目玉機能?


なんと、2500Vレンジがある。危ないから初心者は使うな、といったことが書かれているけれど・・・初心者じゃなくても危ない。

そんな事より導通ブザーのほうが役に立つんじゃ・・・(基板パターンは有って、部品未実装になっているから部品を載せれば)
トロイの木馬(追記)
2024.01.05
その後、色々調べていたら・・・これを発見。
Firefox のキャッシュをMicrosoft Defenderが「Trojan:HTML/Phish!pz」と誤検出
ttps://forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?f=2&t=22405
これじゃないか。ウイルスじゃなかった可能性。
でもエラーが出るのは困る。その回避策は書いてない。

もうひとつ
ttps://nono634.blog.fc2.com/blog-entry-8622.html
こちらに詳しく書いてある。

なんだ結局、ウイルスじゃなかったのかと。

何度やっても駆除できないと思って、あせってウイルスバスターを入れたら、今度はいくつかのソフトがおかしくなり、たとえばCADだったら途中でいきなり終わる。スキャナーが(開始ボタンを押しても)いつまでもスキャン開始しないといったトラブルが発生。

それに何と言っても、モッサリ重くなる。余計なメッセージが出る。ウイルスじゃない物を勝手に削除する。できれば入れたくない。

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