MZ-2000のソフト(カセットテープ)
2024.11.19
昔から持っている物がたくさんあります。
とりあえず3本だけ写真を・・・


1.スペースシューティング (ハドソン)

 今はなきハドソン。最初はアマチュア無線ショップだったそうだが、ソフトを作ってカセットテープをダビングして売ったら、毎日毎日現金書留が山のように届いたという。(新・電子立国)

 よく見るとプライスが ¥,2800 となっているのは御愛嬌

 ロード不能、と自分の落書きが残っていた。傷でもついていたのか、本体のデータレコーダの不調かは不明。

2.ゴルフアイランド (テクノソフト)

 今はなきテクノソフト。
 佐世保方面に走っていると、川沿いにビルがあって(今もビル自体は有る)そこにテクノソフトの土星みたいなマークがついていた。

 じつは高校の時、就職先の相談で科長先生から「きみはテクノソフトに行ったらどうだ」と言われた。個人的にはソフトよりハードに興味があったので断ったが・・・。
 もしテクノソフトに行っていたら、また違った面白い人生だったかもしれない。

 同じく、平成初期の頃だったが専門学校にカプコンの就職担当者が来られて、その面談に参加した。自分一人だけ、ハードウェアの仕事を希望しますといったら担当者の目の色が変わって、是非にという話。よそで暮らしたくなかったので結局断った。

 カセットにはおねーちゃんのイラストが描かれているけど、実際のゲームの中には表示されなかったと思う。(忘れた)

3.プラズマライン (テクノソフト)

 これもテクノソフトの作品。どんな内容だったか全然覚えてない。

 後でよく調べたら、吉村ことりさんの作品。詳しくは下記
 ttps://www.youtube.com/watch?v=82YQWnctOMc


ついでに全部引っ張り出して来た。


ジェルダ、ポーラー・スターIIもある。
どうやって和音を出しているのか、曲を聞くだけでも当時は感動した。
(細かく切り替えていくと和音が出せる)
MZ-2000にファンを
2024.11.02
現代のPCにファンは欠かせない物になったが、
かつての8bit時代にはファンなんて使わなかった。

静かなものだった。
そのうちファンがついて、HDDがついて、うるさくなった。

そこであえて静かなMZ-2000にファンをつけようとは。

狙いは延命である。
電解コンデンサなどの電子部品は温度をできるだけ上げないようにして使えば長持ちする。

特にモニターと電源か。

ブラウン管自体が骨董品だが、できるだけ長く使いたい。

電源はでっかいトランスがついていて、これだけでも結構重いから、別のスイッチング電源にでも交換してしまったらどうか、とも思う。
現状の回路は至って単純で、いまでも部品が有るので、これはこれで(そのままで)良い。

モニターの基板に、弱くて静かなファンでいいから風を当ててやれば・・・

昔のブラウン管テレビも放熱を改善すれば、もっと長持ちしたのかもしれない。
欠点としては音がうるさいし、ホコリが詰まってしまうので時々掃除しなければならない。
多くの一般家庭では放ったらかしだろう。ファンを付けても掃除しないから意味がなかっただろう。

電源回路は、容量の大きい(数千μF)電解が多く、うちの測定機では測定できなかったが、おそらく十分な容量があったと思われる。
駄目だったのは470μF以下の電解で、特に470μFはpFまで落ちていて完全に容量抜け。リップルのせいか、劣化が早かったのかもしれない。

ファンをつける為に筐体に穴あけをする必要はない。
内部で空気を循環させるだけでも、熱を拡散する効果が期待できる。
MZ-2000の残り作業
2024.11.02
MZ-2000の手入れは、まだ道半ばで
モニター部分の基板と、後ろにくっついている拡張ボックスは、まだ手つかずだ。中に電源回路があるので電解コンデンサを取り替えておきたい。

特にモニター。表示が一部歪んで見えるのは直したい。これも主な原因は電解コンデンサだろう。

何年も前にもう一台のMZ-2000を持っていたが、それはほとんど使われていなかったような状態で、オークションで誰も見向きもしないで私が容易に落札できた。
私がもともともっているMZ-2000は酷使されてボロボロだが、それと比べて、ほとんど使われてなかったんだなあ。
ところが早期にモニターの表示がおかしくなり、オーナーズマニュアルの回路図を見ながらコンデンサを取り替えて修理した。

(以前持っていた別の個体の画面)
使わず保管していた個体よりも適度に使っていた個体のほうが、このような故障は少ないような印象を受けた。

データレコーダ部分は、基板以前にメカが故障しているので、いまのところ手をつける気にならない。
確か1988年当時でも不調で、現在は完全に動かなくなったが、
当時は、だましだまし動かしていた。
モニター部分のフタをあけ、データレコーダの後ろから指を入れて回転部分に勢いをつけて回してやると動き出していた。
このへんです。


現在、少なくともベルトは駄目、切れているだろう。

そういえば当時、ピンチローラが融けてグニャグニャになったか、変形したか、何十年も前の記憶でよく覚えていないがとにかくNGになった。
そこで部品取りのラジカセから同じような部品を持ってきたらピッタリで、それと取り替えたのは確か。

なかなか手をつけたくないのは、やり始めるとハマってしまうからで、ついつい夢中になって他の事をほったらかしで集中してしまう。そしてすっかり忘れてしまって失敗。

昔からの仲間で元S社のサービスマンがいて、MZの修理も相当やっていたという。上記もよくある故障、そしてあのデータレコーダ(カセットデッキ)はもともと何の部品だったか、別の製品から流用された物だという話も聞いた。

何年か前に、その代用として8255を置き換える基板を作り、外部にデータレコーダやICレコーダをつなげられるようにしてみたりといった試行錯誤もあったっけ。
MZ-1F07修理済み
2024.10.31
やっと部品が揃ったのでMZ-1F07の修理を進め、完了しました。
とりあえず通電してみると、5V、12Vは正常範囲でした。
次は実際の動作確認、そしてDサブ37P~フラットケーブル34P変換ケーブルのテストも予定しております。

-----追記1
2ドライブとも正常動作を確認しました。
以前どっちか片方がおかしくてエラーが出ていたが、解消しました。良かった。

MNZ-100B+変換ケーブルのテストは、このあと。

-----追記2
変換ケーブルを試したけれど動作せず。
アレッ? まだ何か間違ってる?

FDDの修理
2024.10.26
今度は、MZ-1F07内部のFDDの手入れを始めました。



まずは長年のホコリの蓄積を除去しました。
おそらく一度も掃除したことがないと思います。今までの生活のにおいも保存されているような気がします。

精密なメカには触れられませんが、可能な範囲で手入れをします。まず、電解コンデンサを一式交換しておきます。

先日から電源基板の手入れをしていますが、まだ部品が揃いきっていません。FDD側も今からの部品手配で、実際に届くのは来週後半です。

その頃には全部揃って、MZ-1F07は元気を取り戻しているに違いありません。

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