MZ-2000にファンを
2024.11.02
現代のPCにファンは欠かせない物になったが、
かつての8bit時代にはファンなんて使わなかった。

静かなものだった。
そのうちファンがついて、HDDがついて、うるさくなった。

そこであえて静かなMZ-2000にファンをつけようとは。

狙いは延命である。
電解コンデンサなどの電子部品は温度をできるだけ上げないようにして使えば長持ちする。

特にモニターと電源か。

ブラウン管自体が骨董品だが、できるだけ長く使いたい。

電源はでっかいトランスがついていて、これだけでも結構重いから、別のスイッチング電源にでも交換してしまったらどうか、とも思う。
現状の回路は至って単純で、いまでも部品が有るので、これはこれで(そのままで)良い。

モニターの基板に、弱くて静かなファンでいいから風を当ててやれば・・・

昔のブラウン管テレビも放熱を改善すれば、もっと長持ちしたのかもしれない。
欠点としては音がうるさいし、ホコリが詰まってしまうので時々掃除しなければならない。
多くの一般家庭では放ったらかしだろう。ファンを付けても掃除しないから意味がなかっただろう。

電源回路は、容量の大きい(数千μF)電解が多く、うちの測定機では測定できなかったが、おそらく十分な容量があったと思われる。
駄目だったのは470μF以下の電解で、特に470μFはpFまで落ちていて完全に容量抜け。リップルのせいか、劣化が早かったのかもしれない。

ファンをつける為に筐体に穴あけをする必要はない。
内部で空気を循環させるだけでも、熱を拡散する効果が期待できる。
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kanitama - 2024年11月02日 21:42
MZ-2000にはファンが付いていないのですね。一体型のパソコンなので付いていてもよかったと思います。あまり長時間使うことを考えていなかったのかもしれません。特にモニターも熱くなると思いますのでやっぱりファンはあったほうがよいですね。
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