3mmイヤホン
2025.07.24
例のカンニングのニュースから・・・(自分の想像も含む)
耳の中に3mmの金属球を入れる。これが音を出す。
首から下げる器具があって、これがスマホとのBluetoothの中継をするのだろう。
原理はニュースを見た限りでは説明がなかったようですが、そもそも・・・みんなの関心は原理じゃないでしょうから・・・
首から下げる器具にコイルが組み込まれていて、その磁気に金属球が反応して音が聞こえるのだろうと思う。要するにスピーカーと同じ。
球を耳に入れて、鼓膜と接触させるのではないかと思う。球がコイルからの磁気に反応して振動する。その振動が鼓膜に伝わって聞こえる。
そして答えを教えるやつはマスクの内側にワイヤレスマイクのようなものを隠して使う。
球は磁石に付くので、用事が済んだら細長い磁石を耳の中に入れて回収する。
ひょっとしたら球はネオジム磁石かもしれない。
カンニング巻二郎も真っ青!というやつか。(とどろけ!一番)
カンニング巻二郎は腕時計形の超小型テープレコーダに、極細のイヤホンコードを長髪で隠して、耳にはイヤホン(普通の)を入れていました。
確か、光が当たった時か何かでそのイヤホンコードが光ったため、
主人公(一番)がそれを見破り、そこだ!と叫びながら四菱ハイユニ(ハナクソを混ぜて自作した特製鉛筆)を投げてイヤホンのコードを切る!
むちゃくちゃな内容だったので印象に残っていて、いまでも覚えている。
前後するけど、
常仁財閥が誇るコンピュータで、カンニング巻二郎のことを調べるがなかなか答えがでない。「カイトウフノウ」、「カイトウフノウ」ばかり。
最後には「カンセツワザヲトクイトスル」とでたんじゃなかったっけ。(自分の記憶では)
そして、いま思うのは・・・この漫画、なんとなくゲームセンターあらしに似ているような似てないような感じもする。
その後もめちゃくちゃな展開だったが、昭和だからこれでいいのだ。
当時の技術ではテープレコーダかレコードぐらいしか思いつかなかった。同級生から、あんたこれ作れるんじゃないのって言われたのは覚えてるけど、そんな超小型テープレコーダなんか作れるもんか。
まさか、冒頭のこんな手の込んだ物が何十年も後にできるなんて想像もできなかった。
たまたま発覚しただけで、かなり前から有ったんじゃないか? どれだけの人が不正をしたのだろう。
耳の中に3mmの金属球を入れる。これが音を出す。
首から下げる器具があって、これがスマホとのBluetoothの中継をするのだろう。
原理はニュースを見た限りでは説明がなかったようですが、そもそも・・・みんなの関心は原理じゃないでしょうから・・・
首から下げる器具にコイルが組み込まれていて、その磁気に金属球が反応して音が聞こえるのだろうと思う。要するにスピーカーと同じ。
球を耳に入れて、鼓膜と接触させるのではないかと思う。球がコイルからの磁気に反応して振動する。その振動が鼓膜に伝わって聞こえる。
そして答えを教えるやつはマスクの内側にワイヤレスマイクのようなものを隠して使う。
球は磁石に付くので、用事が済んだら細長い磁石を耳の中に入れて回収する。
ひょっとしたら球はネオジム磁石かもしれない。
カンニング巻二郎も真っ青!というやつか。(とどろけ!一番)
カンニング巻二郎は腕時計形の超小型テープレコーダに、極細のイヤホンコードを長髪で隠して、耳にはイヤホン(普通の)を入れていました。
確か、光が当たった時か何かでそのイヤホンコードが光ったため、
主人公(一番)がそれを見破り、そこだ!と叫びながら四菱ハイユニ(ハナクソを混ぜて自作した特製鉛筆)を投げてイヤホンのコードを切る!
むちゃくちゃな内容だったので印象に残っていて、いまでも覚えている。
前後するけど、
常仁財閥が誇るコンピュータで、カンニング巻二郎のことを調べるがなかなか答えがでない。「カイトウフノウ」、「カイトウフノウ」ばかり。
最後には「カンセツワザヲトクイトスル」とでたんじゃなかったっけ。(自分の記憶では)
そして、いま思うのは・・・この漫画、なんとなくゲームセンターあらしに似ているような似てないような感じもする。
その後もめちゃくちゃな展開だったが、昭和だからこれでいいのだ。
当時の技術ではテープレコーダかレコードぐらいしか思いつかなかった。同級生から、あんたこれ作れるんじゃないのって言われたのは覚えてるけど、そんな超小型テープレコーダなんか作れるもんか。
まさか、冒頭のこんな手の込んだ物が何十年も後にできるなんて想像もできなかった。
たまたま発覚しただけで、かなり前から有ったんじゃないか? どれだけの人が不正をしたのだろう。
アザーン時計
2025.07.18
珍しい物を買いました。アザーン時計

イスラム教に関するものです。
時計の秒を刻む音が少々大きめです。いまは静かな時計ばかりになったので余計に気になるのかも。
これは目覚ましで、アラーム時刻になるとアザーンが大音量で流れます。私はとりあえずスピーカーの前にテープを貼りました。
開けてみると、音声ICなんか宙ぶらりんでした。どこかに貼り付けて固定したら、組み立て配線が少しやりやすくならないかと思うんですがね。
電池は単3を3本。配線を追って確認すると、1本は時計用で、あと2本は直列で音声用です。
MADE IN CHINAとは書いてないので中国製ではないかもしれません。
アラームON/OFFのスイッチは、押し込まれた状態でOFF、持ち上がった状態でON
なんとなく感覚では逆じゃないかと思います。
押し込まれた状態でON(時刻になると音が鳴る)が正しいのでは。
そんなこまけえことはいいんだよ!
組み立て配線時にスイッチの線の付け方次第で(NC/NO接点)どっちにもなるかもしれません。
ランダムですってやつか。
1,2,3, ・・・, 11,12の数字は一応、夜光になっています。夜に懐中電灯で蓄光させてから見ました。
時刻、アラーム設定のつまみが細長くて頼りない感じ。折れそう。
全体的にチープな作りでした。

イスラム教に関するものです。
時計の秒を刻む音が少々大きめです。いまは静かな時計ばかりになったので余計に気になるのかも。
これは目覚ましで、アラーム時刻になるとアザーンが大音量で流れます。私はとりあえずスピーカーの前にテープを貼りました。
開けてみると、音声ICなんか宙ぶらりんでした。どこかに貼り付けて固定したら、組み立て配線が少しやりやすくならないかと思うんですがね。
電池は単3を3本。配線を追って確認すると、1本は時計用で、あと2本は直列で音声用です。
MADE IN CHINAとは書いてないので中国製ではないかもしれません。
アラームON/OFFのスイッチは、押し込まれた状態でOFF、持ち上がった状態でON
なんとなく感覚では逆じゃないかと思います。
押し込まれた状態でON(時刻になると音が鳴る)が正しいのでは。
そんなこまけえことはいいんだよ!
組み立て配線時にスイッチの線の付け方次第で(NC/NO接点)どっちにもなるかもしれません。
ランダムですってやつか。
1,2,3, ・・・, 11,12の数字は一応、夜光になっています。夜に懐中電灯で蓄光させてから見ました。
時刻、アラーム設定のつまみが細長くて頼りない感じ。折れそう。
全体的にチープな作りでした。
雷
2025.07.10
二日続けて、夕方から夜間にかけての雷雨となりました。
停電したら困るのでPCの電源を消して過ごしました。結果的には停電しなかったようです。
ゴロゴロだけじゃなくて、バリバリ、ピシャーン、ドーーーン、という激しい音がしていましたから、どこかに落雷したはずです。
いま住んでいる場所は市街地で、今までの経験では落雷で停電したのはあまり記憶にありません。台風で線が切れて停電した事はありました。
実家にいた頃は雷で良く停電しましたし、家電も壊れました。
近くの高い木に落ちたんじゃないかと思います。
お隣のAさん宅も家電が壊れたと聞きました。うちはテレビが壊れて、開けてみると基板が焼けていました。
電器店に行ってみると、壊れた家電品が積み上がっていました。
うちのテレビも持ち込んであり、火災保険の証拠用で焼けた基板は残しておく必要があるけど、ほかの部分は外して持ち帰って良いというのでパーツ取りさせてもらいました。
そう、当時はテレビをバラしてパーツを集めていたのでした。「飢えていた」時代でした。
大人から「抵抗なんか1個1円だろ、買えよ」って言われても、ひたすらテレビの基板を眺めてお目当ての抵抗を目を皿のようにして探していたのでした。いま思えばなんて非効率なと思いますが、当時はそれだけでした。
都会でパーツ屋さんが近くにあるならいいけれど、地方だからそんな店はなかったし、通販では注文から届くまでの時間もかかるし、送料も送金手数料もかかったのですから、圧倒的に不利でした。
本当に雷にはずいぶん悩まされたものでした。ある時、ピシャーン、ドーンという音があまりにも激しいので、うちのアンテナを狙って落ちてきたんじゃないかと思うぐらいでした。
当時、ちょっと屋根より低めの場所に自分用のテレビアンテナを設置しました。
これなら落雷なんか平気だと思ったのです。受信感度は悪くなるが、そこは妥協点でした。壊れるよりマシだと。当時はアニメが好きで、よく録画してコレクションしていました。
そういえば、
じいさんが言っていたことなので嘘か本当かわかりませんが、
雷の時に火の玉を見たということでした。いわゆる球電現象と思います。
それと、オランダ坂を巨大な火の玉がゴロンゴロン転がっていったという話です。
さっきの話と、この話は同じなのかどうかも今では確かめようがありません。
あまり関係ありませんが、
スリーダイヤの魚雷工場に勤務していました。8月9日はたまたま休みで、原爆投下後に職場の様子を見に行ったところで間接的に被ばくしたようです。
停電したら困るのでPCの電源を消して過ごしました。結果的には停電しなかったようです。
ゴロゴロだけじゃなくて、バリバリ、ピシャーン、ドーーーン、という激しい音がしていましたから、どこかに落雷したはずです。
いま住んでいる場所は市街地で、今までの経験では落雷で停電したのはあまり記憶にありません。台風で線が切れて停電した事はありました。
実家にいた頃は雷で良く停電しましたし、家電も壊れました。
近くの高い木に落ちたんじゃないかと思います。
お隣のAさん宅も家電が壊れたと聞きました。うちはテレビが壊れて、開けてみると基板が焼けていました。
電器店に行ってみると、壊れた家電品が積み上がっていました。
うちのテレビも持ち込んであり、火災保険の証拠用で焼けた基板は残しておく必要があるけど、ほかの部分は外して持ち帰って良いというのでパーツ取りさせてもらいました。
そう、当時はテレビをバラしてパーツを集めていたのでした。「飢えていた」時代でした。
大人から「抵抗なんか1個1円だろ、買えよ」って言われても、ひたすらテレビの基板を眺めてお目当ての抵抗を目を皿のようにして探していたのでした。いま思えばなんて非効率なと思いますが、当時はそれだけでした。
都会でパーツ屋さんが近くにあるならいいけれど、地方だからそんな店はなかったし、通販では注文から届くまでの時間もかかるし、送料も送金手数料もかかったのですから、圧倒的に不利でした。
本当に雷にはずいぶん悩まされたものでした。ある時、ピシャーン、ドーンという音があまりにも激しいので、うちのアンテナを狙って落ちてきたんじゃないかと思うぐらいでした。
当時、ちょっと屋根より低めの場所に自分用のテレビアンテナを設置しました。
これなら落雷なんか平気だと思ったのです。受信感度は悪くなるが、そこは妥協点でした。壊れるよりマシだと。当時はアニメが好きで、よく録画してコレクションしていました。
そういえば、
じいさんが言っていたことなので嘘か本当かわかりませんが、
雷の時に火の玉を見たということでした。いわゆる球電現象と思います。
それと、オランダ坂を巨大な火の玉がゴロンゴロン転がっていったという話です。
さっきの話と、この話は同じなのかどうかも今では確かめようがありません。
あまり関係ありませんが、
スリーダイヤの魚雷工場に勤務していました。8月9日はたまたま休みで、原爆投下後に職場の様子を見に行ったところで間接的に被ばくしたようです。
落雷と漏電ブレーカ
2025.07.09
昨日は夕方からポツポツと雨が降り出し、地面が濡れる程度で終わりかな・・・と思ったら夜間に激しい雷と雨!
停電したらイヤだから早めに休もうとしたが、雷が激しくてうるさいから寝られない。
ゴロゴロだけじゃなくて、ピシャーン、ドーーーン、という音がしていたから相当なもの。
でも、これで若干のクールダウンになったかもしれない。
実家にいた頃は、田舎で開けた土地だったせいか、雷が落ちやすかった。
過去に書いたけど、何度も電話関係の機器をやられた。
留守番電話も、モデムも、ISDNターミナルアダプタも。
雷が鳴り出したから電話線を抜こうとしたら落雷し、見ている前でモデムから煙が出て昇天したその瞬間も目撃した。
電話工事の人に言っても、アースはつながってるんですけどね・・・で取り合ってくれない。(たぶんあまり詳しくない。仕方ない)
仕方なく、サンダーカットに加えて、米国製の何か良さそうな(高価な)機器も付けてみたけど、結局やられてしまった。
そのほか、落雷時の経験で覚えているのは、漏電ブレーカーが落ちること。
落雷で停電する原因は、送電網側で遮断された場合と、うちの漏電ブレーカーが落ちた場合があった。近所の家の電灯がついていたら、うちだけの問題。
電灯線に雷の電流が流れ込むから、漏電ブレーカーが作動するんだろうな。
その漏電ブレーカーも何度か壊れた事があり、その壊れた原因はおそらく雷だったのではないかと、いま振り返ってみれば・・・。
当時、壊れた漏電ブレーカーをもらってバラしてみた。中には樹脂で固められた電子回路が組み込まれており、金槌で叩いて中身を出そうとしたがきれいに壊せずあきらめた。
停電したらイヤだから早めに休もうとしたが、雷が激しくてうるさいから寝られない。
ゴロゴロだけじゃなくて、ピシャーン、ドーーーン、という音がしていたから相当なもの。
でも、これで若干のクールダウンになったかもしれない。
実家にいた頃は、田舎で開けた土地だったせいか、雷が落ちやすかった。
過去に書いたけど、何度も電話関係の機器をやられた。
留守番電話も、モデムも、ISDNターミナルアダプタも。
雷が鳴り出したから電話線を抜こうとしたら落雷し、見ている前でモデムから煙が出て昇天したその瞬間も目撃した。
電話工事の人に言っても、アースはつながってるんですけどね・・・で取り合ってくれない。(たぶんあまり詳しくない。仕方ない)
仕方なく、サンダーカットに加えて、米国製の何か良さそうな(高価な)機器も付けてみたけど、結局やられてしまった。
そのほか、落雷時の経験で覚えているのは、漏電ブレーカーが落ちること。
落雷で停電する原因は、送電網側で遮断された場合と、うちの漏電ブレーカーが落ちた場合があった。近所の家の電灯がついていたら、うちだけの問題。
電灯線に雷の電流が流れ込むから、漏電ブレーカーが作動するんだろうな。
その漏電ブレーカーも何度か壊れた事があり、その壊れた原因はおそらく雷だったのではないかと、いま振り返ってみれば・・・。
当時、壊れた漏電ブレーカーをもらってバラしてみた。中には樹脂で固められた電子回路が組み込まれており、金槌で叩いて中身を出そうとしたがきれいに壊せずあきらめた。
オシロは直接コンセントにつないで良いか
2025.07.09
ちょうど最新号のトラ技に載っていた記事で思い出した。
オシロは直接コンセント(AC100V)につないで良いか?
電源じゃなくて、プローブの話。
10数年前、誰かと議論になった。
コンセントに直接つないで波形を見ても良いかどうか。
コンセントから電源をとる機器(具体的には電源回路)を今から作ろうとしていて、測定時にそうしたらまずいのではないか、いや、いいじゃないか、と議論になったわけ。
私はなんとなくダメじゃないかという気がしていたのでダメと言った。(その頃、裏付けを持っていなくて弱い立場だった。試す機会がなかったから仕方ない)
チャンネルの入力は、たとえば300VまでOKという前提とします。
たとえば、プローブのGNDってオシロの筐体の金属につながっていると思うわけです。
いまはプラスチック外装のオシロばかりですけど、ちょっと昔は、特にアナログオシロは金属むき出しの筐体でした。
プローブのコネクタだって、今はプラスチック外装ですが、金属が露出しているものがあります。もしAC100V電源につなげば、そこに触れて感電することが予想されます。
チャンネル1と2のように複数のチャンネルがある場合、プローブ同士のGNDはオシロ側で共通につながっているはずです。チャンネルごとに独立しているのも有るかもしれないけど。
CH1と2をそれぞれ別のコンセントに触れたとき・・・運が悪いとGNDを通じて、LとNがつながってしまうでしょう。
まずはテスターでオシロの導通を見てみると良い。(念の為、電源を切った状態で)
あわせて、プローブのGNDとオシロの電源プラグのGND線またはピンの導通を見てみると・・・?
こうやって地道に確かめることが大切です。
やっぱりつながっていた。だめなんだ、と学ぶことができます。
プローブGNDと電源プラグのGNDがつながっていると、ブレーカーが落ちるでしょう。(その先でアースにつながっていれば)
当時の自分は、AC100Vから絶縁すれば安全と考えました。ちょうど絶縁トランスを持っていたので、これを使って仕事を進めた次第。
絶縁トランスを通した後なら、万一(片側に)触れてしまっても感電しません。もちろん触らないようにしたり、絶縁手袋をつけるのは基本です。
あるいは、バッテリー駆動式のオシロを使うのもひとつの手でしょう。でも、被測定機器に絶縁トランスを使えば、さっき書いたように触れて感電する危険性も減ります。
高価だけれど会社に有るならAC安定化電源を使う手もあります。
※そういえば、電源の差込プラグ(アースピン付きの3極プラグ)
私が駆け出しだった頃、新入社員で下っ端だったあの頃、
変換プラグがないから、そのアースピンが邪魔でしょうがない。
計測器は、ほとんどみんな3極ばっかり。
そこで、邪魔だ!とばかりにそれをペンチでへし折って使ったら、上司から大目玉。
だって変換プラグを探したり手配して計測器が使えず、仕事が止まったら困るでしょーと私は思ったのだが・・・
なんでそれが付いているのかわかってないだろー!!って。
2極だけどアース線がでているのもある。
あの線は間違って触れてしまわないか、コンセントの穴に入ってしまわないか気になる。
へたすると感電するぞ!
アースは筐体につながっているから、もし非接地側にアース線が触れていたら、筐体に触った時に感電する。
切るなというお達しなので、仕方なく残すことにして、しかし非接地側に触れないようにテープを巻いたり、インシュロックで固定したりした。
--------------------追記
実際に自分のオシロがどうなっているか確かめてみました。

CH1、CH2、トリガ、テスト信号 それぞれのGND側は共通につながっている事を確認しました。
さらにUSBの金属部分、電源入力のアース端子もつながっていました。
(お互いにテスターで抵抗測定し、ほぼゼロΩである)
自分が持っているオシロを実際に確かめてみることが重要です。
これを踏まえて、その接続に危険がないかを確かめてから測定を行うようにします。
たとえば、1次側のAC100VをCH1で見ながら、2次側の電圧をCH2で見たい、というのは実際にありそうなことです。
瞬間停電した時の電圧変動とか。停電の検知が働いているかを見たりとか。
そこでAC100VにCH1をつなぎ、2次側にCH2をつなぎ・・・というところで、GNDを通してつながってしまう事を意識しなければなりません。結果どうなるか。2次側なのに触ったら感電した、なぜ?とか。感電するぐらいならまだマシでしょう。
USBは外側のシールドはつながっているので、オシロにつないだケーブルの反対側までGNDが来ます。その先につないだ機器まで影響を受けることになります。
とにかく、コンセントからのAC100Vを直接プローブでさわるのは危ないです。
絶縁トランスを通してアースから浮かせたり、差動プローブを使う必要があります。
オシロは直接コンセント(AC100V)につないで良いか?
電源じゃなくて、プローブの話。
10数年前、誰かと議論になった。
コンセントに直接つないで波形を見ても良いかどうか。
コンセントから電源をとる機器(具体的には電源回路)を今から作ろうとしていて、測定時にそうしたらまずいのではないか、いや、いいじゃないか、と議論になったわけ。
私はなんとなくダメじゃないかという気がしていたのでダメと言った。(その頃、裏付けを持っていなくて弱い立場だった。試す機会がなかったから仕方ない)
チャンネルの入力は、たとえば300VまでOKという前提とします。
たとえば、プローブのGNDってオシロの筐体の金属につながっていると思うわけです。
いまはプラスチック外装のオシロばかりですけど、ちょっと昔は、特にアナログオシロは金属むき出しの筐体でした。
プローブのコネクタだって、今はプラスチック外装ですが、金属が露出しているものがあります。もしAC100V電源につなげば、そこに触れて感電することが予想されます。
チャンネル1と2のように複数のチャンネルがある場合、プローブ同士のGNDはオシロ側で共通につながっているはずです。チャンネルごとに独立しているのも有るかもしれないけど。
CH1と2をそれぞれ別のコンセントに触れたとき・・・運が悪いとGNDを通じて、LとNがつながってしまうでしょう。
まずはテスターでオシロの導通を見てみると良い。(念の為、電源を切った状態で)
あわせて、プローブのGNDとオシロの電源プラグのGND線またはピンの導通を見てみると・・・?
こうやって地道に確かめることが大切です。
やっぱりつながっていた。だめなんだ、と学ぶことができます。
プローブGNDと電源プラグのGNDがつながっていると、ブレーカーが落ちるでしょう。(その先でアースにつながっていれば)
当時の自分は、AC100Vから絶縁すれば安全と考えました。ちょうど絶縁トランスを持っていたので、これを使って仕事を進めた次第。
絶縁トランスを通した後なら、万一(片側に)触れてしまっても感電しません。もちろん触らないようにしたり、絶縁手袋をつけるのは基本です。
あるいは、バッテリー駆動式のオシロを使うのもひとつの手でしょう。でも、被測定機器に絶縁トランスを使えば、さっき書いたように触れて感電する危険性も減ります。
高価だけれど会社に有るならAC安定化電源を使う手もあります。
※そういえば、電源の差込プラグ(アースピン付きの3極プラグ)
私が駆け出しだった頃、新入社員で下っ端だったあの頃、
変換プラグがないから、そのアースピンが邪魔でしょうがない。
計測器は、ほとんどみんな3極ばっかり。
そこで、邪魔だ!とばかりにそれをペンチでへし折って使ったら、上司から大目玉。
だって変換プラグを探したり手配して計測器が使えず、仕事が止まったら困るでしょーと私は思ったのだが・・・
なんでそれが付いているのかわかってないだろー!!って。
2極だけどアース線がでているのもある。
あの線は間違って触れてしまわないか、コンセントの穴に入ってしまわないか気になる。
へたすると感電するぞ!
アースは筐体につながっているから、もし非接地側にアース線が触れていたら、筐体に触った時に感電する。
切るなというお達しなので、仕方なく残すことにして、しかし非接地側に触れないようにテープを巻いたり、インシュロックで固定したりした。
--------------------追記
実際に自分のオシロがどうなっているか確かめてみました。

CH1、CH2、トリガ、テスト信号 それぞれのGND側は共通につながっている事を確認しました。
さらにUSBの金属部分、電源入力のアース端子もつながっていました。
(お互いにテスターで抵抗測定し、ほぼゼロΩである)
自分が持っているオシロを実際に確かめてみることが重要です。
これを踏まえて、その接続に危険がないかを確かめてから測定を行うようにします。
たとえば、1次側のAC100VをCH1で見ながら、2次側の電圧をCH2で見たい、というのは実際にありそうなことです。
瞬間停電した時の電圧変動とか。停電の検知が働いているかを見たりとか。
そこでAC100VにCH1をつなぎ、2次側にCH2をつなぎ・・・というところで、GNDを通してつながってしまう事を意識しなければなりません。結果どうなるか。2次側なのに触ったら感電した、なぜ?とか。感電するぐらいならまだマシでしょう。
USBは外側のシールドはつながっているので、オシロにつないだケーブルの反対側までGNDが来ます。その先につないだ機器まで影響を受けることになります。
とにかく、コンセントからのAC100Vを直接プローブでさわるのは危ないです。
絶縁トランスを通してアースから浮かせたり、差動プローブを使う必要があります。