MZ-2000の残り作業
2024.11.02
MZ-2000の手入れは、まだ道半ばで
モニター部分の基板と、後ろにくっついている拡張ボックスは、まだ手つかずだ。中に電源回路があるので電解コンデンサを取り替えておきたい。

特にモニター。表示が一部歪んで見えるのは直したい。これも主な原因は電解コンデンサだろう。

何年も前にもう一台のMZ-2000を持っていたが、それはほとんど使われていなかったような状態で、オークションで誰も見向きもしないで私が容易に落札できた。
私がもともともっているMZ-2000は酷使されてボロボロだが、それと比べて、ほとんど使われてなかったんだなあ。
ところが早期にモニターの表示がおかしくなり、オーナーズマニュアルの回路図を見ながらコンデンサを取り替えて修理した。

(以前持っていた別の個体の画面)
使わず保管していた個体よりも適度に使っていた個体のほうが、このような故障は少ないような印象を受けた。

データレコーダ部分は、基板以前にメカが故障しているので、いまのところ手をつける気にならない。
確か1988年当時でも不調で、現在は完全に動かなくなったが、
当時は、だましだまし動かしていた。
モニター部分のフタをあけ、データレコーダの後ろから指を入れて回転部分に勢いをつけて回してやると動き出していた。
このへんです。


現在、少なくともベルトは駄目、切れているだろう。

そういえば当時、ピンチローラが融けてグニャグニャになったか、変形したか、何十年も前の記憶でよく覚えていないがとにかくNGになった。
そこで部品取りのラジカセから同じような部品を持ってきたらピッタリで、それと取り替えたのは確か。

なかなか手をつけたくないのは、やり始めるとハマってしまうからで、ついつい夢中になって他の事をほったらかしで集中してしまう。そしてすっかり忘れてしまって失敗。

昔からの仲間で元S社のサービスマンがいて、MZの修理も相当やっていたという。上記もよくある故障、そしてあのデータレコーダ(カセットデッキ)はもともと何の部品だったか、別の製品から流用された物だという話も聞いた。

何年か前に、その代用として8255を置き換える基板を作り、外部にデータレコーダやICレコーダをつなげられるようにしてみたりといった試行錯誤もあったっけ。
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