(おもちゃの)特小トランシーバ(続)
2022.12.14
その内部を念写しました・・・





基板1枚だけです。基板裏面には液晶とかボタンのパターンがあるだけで、主な部品は見えている面だけです。

真ん中のやつがマイコンで、全体の制御を行うのでしょう。高周波関係の回路は下、右側にあります。
左上の8ピンはオーディオアンプです。左側の銀色で丸いのはマイクです。

とにかく、シンプルかつ安価にできたのは、高機能なICのおかげでしょう。

それから、
462 409 446 476 422 448 433 といった数字とチップ抵抗のパターンが有り、422のみにチップが載っていました。これは電気的には意味がなく(電極は2つともGND)、仕様を示すマーク代わりにチップを載せたのでしょう。

このことから、周波数帯の設定などは、ハードではなくソフト的に行われる仕組みと思います。
昔のアナログの頃は、特定のチップをはずしたりすると何か良いことが起きるような気がする思い出の日々がはるかな過去にあったような、なかったような気がします。

操作音が際立って大音量なのは耳につきますので、それだけでも何とかならないかと、小音にできないかと思ったんですが、いじれる場所がなければ難しそうです。

ちうごく人は普段からでっかい声で喋っていて、国土も広いし、車のクラクションは鳴らしまくるし、こんな音は気にならないのでしょう。
ところが、これは日本向け製品なのです。部屋の中でピッと鳴るだけでご近所(部屋)に迷惑にならないかが気になります。とっさにスピーカーを手でおさえてしまいました。その面倒がなくなるように改善したいものです。

オーディオアンプ →スピーカー という流れで、そのオーディオアンプの入力側にマイコンからの信号がダイレクトかそれに近い状態で入っていてレベルが高く音が大きいのかなと妄想中です。
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kanitama - 2022年12月14日 21:10
すばらしい念写です。基板だけ見せられると無線機のイメージはないですね。現代の無線には知らない部品がいっぱいのようです。国土の広い大陸の工事現場とかには必要なせいなのでしょうか。どういった使い方をしているのか興味がありますね。
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