同軸用のコネクタいろいろ
2022.12.29
同軸ケーブル用のコネクタ、色々あってとにかく大変。
オス・メスの違いは勿論、異種間の変換も組み合わせると、非常にややこしい。
それで変換コネクタも必要になってくる。



F型、これはTVによく使われている物。
一番簡単な物は、輪っかとキャップのような部品の2個だけなので、初めて見ると作り方がわからなくて戸惑ってしまうだろう。
昔、うちの実家の工事に来ていた電気工事屋が、その作り方を知らなかった! あんたに任せたって、こっちに渡された。
ケーブルをむいて芯線を出し、キャップをケーブルの網線と芯の絶縁体の間に差し込み、輪っか(先に通しておく)の端をつまむようにしてペンチでつぶして締める。

M型、これは無線機によく使われている物。UHFコネクタとも呼ぶ。

これは今まで作った事がなく、今日はその製作練習をした。(写真ではハンダ付けしていない)
ネジのピッチがインチとミリの2種類あり、相手と合わない場合があるので注意が必要だ。

BNC型、これはビデオ関係とか計測器、とくにオシロスコープとかオシレータ等にもよく使われている。
社会人になって初めてBNCのケーブルを作ったっけ。最初全然わからなくて、上司に作り方を聞きに行ったりした。初めて作った時は、ケーブルをひっぱるとズルッと抜けてしまうような下手な作りで失敗したが、それから得意になって何本も作ってみたりした。
その後、数十年のブランクがあってすっかり忘れている。(笑)

N型、これはスペアナとか高周波関係の計測器に多い。BNCならBNCに統一してくれれば良いのに面倒くさいなあとか言いながら、BNCとNの変換を買ってみた。

SMA型、これは小型化を目的とした機器とか、基板上・基板間の配線に使われる事が多いと思う。

M型とSMA型の変換だと、

こんなふうにオス・メスの組み合わせも入れて4種類ある。(ゴムキャップをはずすのを忘れていた)
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