100Vライン
2023.02.23
100Vライン、とは何ぞや?
身近な例だと、学校の各教室や廊下などに設置されているスピーカー、あの配線が100Vラインだそうです。ハイインピーダンス・アンプ といったキーワードで検索すると色々あります。
最近まで意外と知りませんでした。自分の仕事の内容的に接点がないからでしょう。ところが最近「有放」に関連して調べ物をしたら、これに行き当たった次第です。
それで勉強を始めました。
100Vといってもコンセントの電源とはあまり関係ありません。スピーカーへの出力が、定格で100Vになる信号のこと。
各教室のスピーカーは並列に配線されています。もし、8オームのスピーカーを並列につないでいったら負荷が重くて音が鳴らなくなるでしょう。並列の合成抵抗の問題を思い出してみると良いです。
そこで、スピーカー側をハイインピーダンス(数百オームから10キロオーム程度)で受けるようにすれば、負荷は軽くなり、スピーカーは並列につないでいく事ができます。
スピーカー側をハイインピーダンスで受けるには、マッチングトランスを通します。1次側10Kオーム、2次側8オームといったものです。
アンプ側は高い電圧で送り出す必要があります。まだ完全に理解していませんが、電灯線の電気を高い電圧で送電し、柱上変圧器で電圧を下げて各家庭で使うのと同じようなことではないかと思います。
ご参考
https://youtu.be/-vs6SCj9DzM
懐かしい小学校時代の「お昼の放送」の音質(笑)
身近な例だと、学校の各教室や廊下などに設置されているスピーカー、あの配線が100Vラインだそうです。ハイインピーダンス・アンプ といったキーワードで検索すると色々あります。
最近まで意外と知りませんでした。自分の仕事の内容的に接点がないからでしょう。ところが最近「有放」に関連して調べ物をしたら、これに行き当たった次第です。
それで勉強を始めました。
100Vといってもコンセントの電源とはあまり関係ありません。スピーカーへの出力が、定格で100Vになる信号のこと。
各教室のスピーカーは並列に配線されています。もし、8オームのスピーカーを並列につないでいったら負荷が重くて音が鳴らなくなるでしょう。並列の合成抵抗の問題を思い出してみると良いです。
そこで、スピーカー側をハイインピーダンス(数百オームから10キロオーム程度)で受けるようにすれば、負荷は軽くなり、スピーカーは並列につないでいく事ができます。
スピーカー側をハイインピーダンスで受けるには、マッチングトランスを通します。1次側10Kオーム、2次側8オームといったものです。
アンプ側は高い電圧で送り出す必要があります。まだ完全に理解していませんが、電灯線の電気を高い電圧で送電し、柱上変圧器で電圧を下げて各家庭で使うのと同じようなことではないかと思います。
ご参考
https://youtu.be/-vs6SCj9DzM
懐かしい小学校時代の「お昼の放送」の音質(笑)
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コメント一覧
kanitama - 2023年02月24日 18:57
学校のスピーカーが100Vだったとは驚きです。電気は電圧が高いほど送電効率がよいというわけですね。配線する教室も多いことですし効率・省エネ重視で考えられたのかもしれませんね。よく子供がいらずらして感電しなかったものです。なかにはどうなっているのか知りたくて箱を開けようとした子供がいたかもしれませんね。
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