DC-DCコンバータの罠
2023.08.14
3端子レギュレータ7805等は便利だが、入力と出力電圧の差を熱に変えているので、その差が大きかったり電流が多い場合は発熱が課題になる。

そこで便利なのは3端子レギュレータと差し替えできるDC-DCコンバータ。

ところが、これをうっかり逆に実装してしまい、それで通電したらマイコンを破壊してしまった・・・という話。



なんで逆に実装したか。

単純に3本足で同じだろうと思ったら、品種によってはピン並びが手前、そして奥の物がある。これで勘違いして結果的に逆差しした。

IN, GND, OUTの3本足、このOUTからIN方向の抵抗を測定してみると、意外なことに数Ωしかない。(内部に保護ダイオードが入っていると思われる。その抵抗値ではないかと)

だから、OUTに電圧をかけると、INからほぼスルーで出てくるわけ。12Vなら12Vほぼそのまま出てくる。だからマイコンなんか一発で壊れる。

電源を切って、5V/GND間の抵抗を測定すると、数Ωしかない。マイコンを取り外したらショートは解消し、数キロオームになった。
新しいマイコンを実装したら今度はOK。
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kanitama - 2023年08月14日 21:31
電子部品は逆に差してしまい様な部品が多いと思います。基本は逆差しできないようにすべきかと思うのですがなかなかそうはならないようですね。ヒューマンエラーが全世界で起こっていると思うのですがなぜ解決しようとならないのでしょう。部品メーカーが儲かるから?
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