3Dプリンタ 加工失敗例
2023.11.14
過去のサンプルデータの中に、空中で2つの輪っかが組み合わされるようなモデルがありましたので、実際にできるものかどうか、試しに出力してみました。

結果から先に書くと、しょっぱなで失敗、でした。



途中で外れてしまいました。
これは放置すると「そうめんの山」になるパターンです。

接地面が少ない為、固定がしっかりできていません。

空中で2つの輪っかの組み合わせというのも無茶でしたが、このように接地面が小さいモデルの場合、台座を付けてしっかり固定できるようにデータを工夫することです。最終的にその台座が不要ならば、完成後に切り離しても構いません。

出力するモデルの形状によって、出力の方向を選ぶのも基本的なことです。
空中にいきなり城を築くことはできないものです。
タテにしたりヨコにしたりして、出力に最適な方向でスライス、出力します。
場合によっては、パーツを分割して出力し、最終的に接着で組み合わせる事もあるでしょう。
なんでもかんでも万能とは考えない方がよいです。でも、ちょっとした工夫でできるようになることもあります。
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amesho - 2023年11月14日 21:44
私も完全にわかっていないのですが、材料によっても温度指定があるし、テーブルの温度、ノズルの温度、ファンで風を送るかどうか等、いろいろあります。
材料がPLAの場合はフタを開けたままに、ABSの場合はフタを閉めるという決まりもあります。
kanitama - 2023年11月14日 21:12
そうめんがでちゃいましたか。造形している間の温度指定はないのでしょうか。ヌルっと出ている材料に関して冷却し固めるイメージがあるのですが、そうでもなさそうなのですね。送風くらいはしていそうな気がしますが、はやく固まり過ぎてもよくなさそうです。なるほど細かな創意工夫はある程度必要なのかもしれませんね。
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