ラジオウォッチ
2023.11.24
中学生の頃、ディスカウント店で買ったラジオ付き腕時計。確か当時\1,500ぐらいだったか。
香港製の怪しい代物だった。だけど、その時はとても欲しくて買った。
今でもメルカリ等を見ているとたまに出品がある。
腕時計本体は、安っぽいデジタル時計にラジオが組み込まれていた。小さなつまみを回して選局する。ヘッドホンをジャックに挿して聴取する。
時計の電池とラジオの電池は別々にあった。
なんというか、複数の機能が合体しているような物とか、超小型に作られている物には特に興味をそそられた。
小学生の頃に同級生が学校に持ってきた電子ライターも(おいおい小学校に持ってくるなよ)・・・あんなに小さくて薄いのにメロディが鳴る、一体どうなってるのかと。
時計付きボールペンなんかも中学生の頃に愛用していた。そんなに時計を見る用事なんか無いだろうと思うが、教室に時計があるし、通学に電車やバスを使っておらず徒歩で自宅と往復するだけなのに。
ただ、それを所有するというのが喜びだった。
さて冒頭のラジオウォッチ、最終的には分解して戻せなくなりそれっきりお別れしたままだった。
子供の頃の自分の欠点として、なんでも分解して戻せなくなってそれっきりというのが多い。なんでそのまま保存しておかなかったのかと悔やまれる。
だが、内部の仕組みを知りたいという気持ちが強かった。
ラジオウォッチの中身は、はんだ付けの見た目などから手作りだろうなと思う。当時はチップ部品や自動実装が今ほど普及していなかったようだ。一般に見かけるTO-92形状のトランジスタが使ってあった。ひとつはLA1050と同等のICだったかもしれない。
デジタル時計部分にバーアンテナが近接しているから、そのノイズを拾って、常に雑音が聞こえていた。対策のつもりか、デジタル時計部分に銀紙が貼ってあったけれど完全に対策できていなかった。
通常のポリバリは大きさが合わないからトリマコンデンサで代用されていたけれど、やはり耐久性が劣っていて、とうとう壊れてしまった。
そこで、同じような部品を探してきて交換しようとしたんだが、分解したまま戻せなくなって・・・というわけ。
いま手に入るチップ部品で作ったら、もっとスッキリするだろうな。でもAMラジオ放送は来年から停波が進むらしい。
そんなにしょっちゅうラジオを聴くか?と問い詰められれば苦しい。ラジオ一体何台持ってるのか、使ってるのか?と聞かれるのもつらい。いっぱい持ってる。全然聞かない。
そもそも小さく作る必要があろうか?
ラジオウォッチ本体を壊してしまい、手元に残ったヘッドホンに何とかしてラジオを組み込もうとしたが当時の実力では失敗してしまった。
両耳の耳あての内部に何とかして2つに回路を分けてうまく組み込めないか、と悪戦苦闘したりした。
そういえばカード型ラジオも持っていた。偶然にも学校の実習棟のロッカー、自分が割り当てられたところに忘れ物が入っていて、最終的にもらったっけ。
専門学校の学生の頃には、突然火がついたようになって、その時の自分の能力を最大限出して小型ラジオを作った。手のひらサイズでスピーカーが鳴り、しかもAMとSW(短波)の2バンド。単5電池1本。
2日続けて徹夜して、もう1台別のタイプを作ったけれど現存するのは前記の1台のみ。
今さらラジオは作らないけれど、小さく組み立てるってのは今でも興味のある事です。
香港製の怪しい代物だった。だけど、その時はとても欲しくて買った。
今でもメルカリ等を見ているとたまに出品がある。
腕時計本体は、安っぽいデジタル時計にラジオが組み込まれていた。小さなつまみを回して選局する。ヘッドホンをジャックに挿して聴取する。
時計の電池とラジオの電池は別々にあった。
なんというか、複数の機能が合体しているような物とか、超小型に作られている物には特に興味をそそられた。
小学生の頃に同級生が学校に持ってきた電子ライターも(おいおい小学校に持ってくるなよ)・・・あんなに小さくて薄いのにメロディが鳴る、一体どうなってるのかと。
時計付きボールペンなんかも中学生の頃に愛用していた。そんなに時計を見る用事なんか無いだろうと思うが、教室に時計があるし、通学に電車やバスを使っておらず徒歩で自宅と往復するだけなのに。
ただ、それを所有するというのが喜びだった。
さて冒頭のラジオウォッチ、最終的には分解して戻せなくなりそれっきりお別れしたままだった。
子供の頃の自分の欠点として、なんでも分解して戻せなくなってそれっきりというのが多い。なんでそのまま保存しておかなかったのかと悔やまれる。
だが、内部の仕組みを知りたいという気持ちが強かった。
ラジオウォッチの中身は、はんだ付けの見た目などから手作りだろうなと思う。当時はチップ部品や自動実装が今ほど普及していなかったようだ。一般に見かけるTO-92形状のトランジスタが使ってあった。ひとつはLA1050と同等のICだったかもしれない。
デジタル時計部分にバーアンテナが近接しているから、そのノイズを拾って、常に雑音が聞こえていた。対策のつもりか、デジタル時計部分に銀紙が貼ってあったけれど完全に対策できていなかった。
通常のポリバリは大きさが合わないからトリマコンデンサで代用されていたけれど、やはり耐久性が劣っていて、とうとう壊れてしまった。
そこで、同じような部品を探してきて交換しようとしたんだが、分解したまま戻せなくなって・・・というわけ。
いま手に入るチップ部品で作ったら、もっとスッキリするだろうな。でもAMラジオ放送は来年から停波が進むらしい。
そんなにしょっちゅうラジオを聴くか?と問い詰められれば苦しい。ラジオ一体何台持ってるのか、使ってるのか?と聞かれるのもつらい。いっぱい持ってる。全然聞かない。
そもそも小さく作る必要があろうか?
ラジオウォッチ本体を壊してしまい、手元に残ったヘッドホンに何とかしてラジオを組み込もうとしたが当時の実力では失敗してしまった。
両耳の耳あての内部に何とかして2つに回路を分けてうまく組み込めないか、と悪戦苦闘したりした。
そういえばカード型ラジオも持っていた。偶然にも学校の実習棟のロッカー、自分が割り当てられたところに忘れ物が入っていて、最終的にもらったっけ。
専門学校の学生の頃には、突然火がついたようになって、その時の自分の能力を最大限出して小型ラジオを作った。手のひらサイズでスピーカーが鳴り、しかもAMとSW(短波)の2バンド。単5電池1本。
2日続けて徹夜して、もう1台別のタイプを作ったけれど現存するのは前記の1台のみ。
今さらラジオは作らないけれど、小さく組み立てるってのは今でも興味のある事です。
トラックバックURL
トラックバック一覧
コメント一覧
kanitama - 2023年11月24日 21:42
コンパクトを通り越して小さくまとまっている商品は魅力がありますね。騙されたとおもって買って持っているとそれだけで楽しいものです。実用品でなくとも十分存在価値はありますね。最近はそんな夢のある商品が少なくなりました。ヘッドフォン型ラジオやカード型ラジオなど持っていた気がします。国内のメーカーはもうこういった商品を作らないのでしょうね。
コメント投稿