プラモでモメる
2023.11.26
これも小学生の頃だが、学校の科学クラブ(授業時間の一コマ)でプラモを作った時があった。みんなそれぞれ好きな物を買ってきて、その時間に組み立てる。

そこで目撃したのは・・・

車のプラモで、麦球(懐かしい)を仕込んでライトが光るものがあったけど、その配線を金具(スイッチ接点や電池金具)に接続する時、なんと、プラモ用接着剤を塗っている奴がいた。



私は、おいおい、そりゃないだろう、電気が通らなくなる事があるよと指摘した。電気回路の接続にプラスチック用の接着剤を塗るなんて。
そもそも、ちゃんと接着できないだろうと。

ところが彼は、うるさい、これで実際に光ってるじゃないか、ほら、などと言って全く受け付けてくれない。たぶん上の学年の生徒だったかもしれない。

その後、なんで光らないんだろうとか言いながらいじくり回している姿を見て、また私は指摘をしたがやはり同じで、嫌がられ、追い払われてしまった。

そこで上手に相手に伝わるように説明する事がうまくできなかった。ただ反感をかっただけ。同じ指摘を二度やったので反感が2倍積み上がっただけ。

いまでも、たまに思い出してモヤモヤする。
なんでダメなのか説明しろと言われたとして、相手に伝わるようにするには、どんなふうに言えば良いのだろう。こういうのは今でも苦手。

そして、なぜプラモ用接着剤で接着できるかといえば、単なる糊付けとは違う。プラスチックを融かして一体化させているという解釈なんだが、その理屈から言っても電池金具とリード線に塗って付けるってのはありえない。

本来は、できるならはんだ付けが一番良い。だけど金具を取り付けているプラスチックを熱で融かしてしまう事があるから、先に金具だけの状態ではんだ付けするといった工夫は必要。

はんだ付けしなくても、しっかり丁寧にリード線を巻き付けてやればとりあえず問題ない。


★ご参考(接着の原理、セメダイン)
ttps://www.cemedine.co.jp/basic/pro/guide/principle.html
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