ドッジボール
2024.09.20
ネット上の記事で、「運動が苦手な人たちを追い詰める」 確かにそう思いました。ドッジボール。

ボールをぶつけられるのも嫌だったし・・・痛いじゃないですか。

当てるなら軽くポンと当てればいいのに(※)、すごい形相で叩きつけてきた同級生、熱が入りすぎていたのではないかと。
普段は鼻垂れ小僧で面白い奴なのに、ドッジボールでヒートアップして人格が変貌(笑)

バッシシシシシシシィィィィィィン!!

(※)だから「ころがし」が考案されたのか。

最初から外野に逃げる奴が多い。とくに女子。
自分は逃げ遅れて、内野にいなさいと言われる。

自分なんか、どんくさいからすぐにぶつけられて、ああ当てられた、いやーな気分で・・・何が楽しいんだと、いまだに忘れない。これで体育が嫌いになった子も多いだろう。

これは「素早く動ける奴」と「そうでない奴」を振り分けるためのゲームだったのかもしれない。
勉強ができる奴とできない奴とか、泳げる奴と泳げない奴とか、そんなふうに区別されてしまう。


鉄棒やかけっこも苦手だったが、とびばこなんか本当に勘弁してほしい。ケガが怖くて踏み込めなかった。
マットに横になったらそのまま寝てしまいそう。跳び箱の中に隠れるほうが面白そう。


そもそも集団行動自体が駄目で、
たとえば、みんなで「右向け右」、「左向け左」、「回れ右」

当初、自分は最初の位置である真正面(指示を出す先生と向かい合せ)が基準だと考えていた。誰もそんな事は言ってないんだが、自分はなぜかそのように思っていた。

それで、基準に対して右向けなら、時計で表現すると基準が12時で、右向けは3時だと思ったわけ。回れ右は時計回りに6時。

指示を聞くたびに、頭で考えて、えーと、基準がこっちだからあっちへ向くんだなと・・・それでワンテンポ遅れていたようだ。

しかも、みんなと違う、あさっての方向を向いたりしていた。

正解は現在の最新の位置を基準に右や左どっちへ向くかという事らしく、それがわかったのは先生から殴られた時。

そりゃあ40人近く並んでいる中で、ひとり違うことをしていると思いっきり目立ってしまう。

担任が近づいてきて、おいこらお前なにふざけてんだ、という。いや、言葉より先に手が出ていたと思う。いきなり叩かれて。
とんでもない、自分は全くふざけてない。指示通りにやっている。
先生と話していて、そこで自分の勘違いにようやく気づいた。

さあ、やり直そう。

ところが間もなく、また担任が近づいてきて注意された。回り方、とくに回れ右のやり方が変だ、と。

私は足を小刻みにチョコチョコってやりながら方向を変えていた。違うんだって。
片足を後ろへ引く。足を浮かせてクルッと回る。さっきの片足を元へ戻す。
ふ~~~ん、めんどくさー、というのが本心。

戦前、戦中の先生が多かったから、軍事教練みたいなものだったのだろうか。

さすがに藁人形を竹槍で・・・は、やってない。
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