カセットテープへの保存
2024.11.19
MSXやMZなど、当時のマイコン(パソコン)はカセットテープにプログラムやデータをセーブしたりロードするのが主流だった。
カセットテープには音としてプログラムやデータが記録される。ピー、ガー、ギャギャギャ・・・といった音
たとえば1200Hzと2400Hzと2進数の0,1が対応する。これを1秒間に1200回や2400回送っている。
カセットテープは消耗する。録音や再生を繰り返すと傷がついたり摩耗してくるのは仕方ない。
テープレコーダの状態にも左右される。キャプスタン、ピンチローラが磁性体で汚れたりして走行が不安定になったりする。綿棒にアルコールをしませて、これらの部品をまめに清掃しておく必要があった。
貴重なマスターテープは、最初にバックアップを作っておくのが「儀式」のようなものだった。
ダブルデッキでダビングしても良いだろうけど、当時はアナログだから信号の劣化は有った。
特にテープの先頭が傷つきやすいと思う。
再生するとチリチリ・・・と不吉な音がして、あわてて止めるとテープがビローンとはみ出していて、しわくちゃになっていたりした。最悪、切れることもあった。
そこで、こうした事態や消耗を想定し、同じプログラムを(テープの長さが許す限り)続けて複数回保存したり、裏面にも同じ内容を保存した。
実際にこれで助かった経験がある。あるソフトがどうしてもロードできなくなって困ったが、裏面にもセーブされていたのでよかった。
自作や打ち込みのプログラムは、できれば5分、10分程度の短いテープに1本ずつ保存するようにしておけば、あとで探す時や整理するのに好ましいが、(後にはそのようにした)
ついついケチって、60分テープの中に何もかも続けて保存していた。そして、ズボラだから何を保存したのか、その記録もしていない。
テープのカウンタの数字をメモしておけばいいじゃないか、と思うでしょうけど、頭から追っているわけじゃないし(色々テープを入れ替えたりするし)そもそも、その発想はなかった。
いまでもその謎のテープが残っていて、どうしようもなくて何年も放置している。たぶん転写しているかカビがはえていてうまく使えないだろう。捨てればいいのに、なかなか捨てられないのが思い出。
転写というのはテープを長い間保管しておくと、重なった部分で磁気が転写されることをいう。英会話のテープを持っていたけど、全然聞かなかったのを久しぶりに再生してみたら、さっきの音声が小さい声でもう一度聞こえるという現象があった。
カセットテープには音としてプログラムやデータが記録される。ピー、ガー、ギャギャギャ・・・といった音
たとえば1200Hzと2400Hzと2進数の0,1が対応する。これを1秒間に1200回や2400回送っている。
カセットテープは消耗する。録音や再生を繰り返すと傷がついたり摩耗してくるのは仕方ない。
テープレコーダの状態にも左右される。キャプスタン、ピンチローラが磁性体で汚れたりして走行が不安定になったりする。綿棒にアルコールをしませて、これらの部品をまめに清掃しておく必要があった。
貴重なマスターテープは、最初にバックアップを作っておくのが「儀式」のようなものだった。
ダブルデッキでダビングしても良いだろうけど、当時はアナログだから信号の劣化は有った。
特にテープの先頭が傷つきやすいと思う。
再生するとチリチリ・・・と不吉な音がして、あわてて止めるとテープがビローンとはみ出していて、しわくちゃになっていたりした。最悪、切れることもあった。
そこで、こうした事態や消耗を想定し、同じプログラムを(テープの長さが許す限り)続けて複数回保存したり、裏面にも同じ内容を保存した。
実際にこれで助かった経験がある。あるソフトがどうしてもロードできなくなって困ったが、裏面にもセーブされていたのでよかった。
自作や打ち込みのプログラムは、できれば5分、10分程度の短いテープに1本ずつ保存するようにしておけば、あとで探す時や整理するのに好ましいが、(後にはそのようにした)
ついついケチって、60分テープの中に何もかも続けて保存していた。そして、ズボラだから何を保存したのか、その記録もしていない。
テープのカウンタの数字をメモしておけばいいじゃないか、と思うでしょうけど、頭から追っているわけじゃないし(色々テープを入れ替えたりするし)そもそも、その発想はなかった。
いまでもその謎のテープが残っていて、どうしようもなくて何年も放置している。たぶん転写しているかカビがはえていてうまく使えないだろう。捨てればいいのに、なかなか捨てられないのが思い出。
転写というのはテープを長い間保管しておくと、重なった部分で磁気が転写されることをいう。英会話のテープを持っていたけど、全然聞かなかったのを久しぶりに再生してみたら、さっきの音声が小さい声でもう一度聞こえるという現象があった。
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