草の根ネットのホスト局 襲撃
2024.11.26
襲撃というと物騒な感じがするけれど、当時は普通に使っていた。
みんな気楽に「襲撃」と称して、うちにやってきた。

特に週末になると要注意だった。だいたい、朝から静かな土曜日だったりする。嵐の前の静けさというやつである。

メールが来たり、いきなりSYSOP呼び出しが鳴ったりして「今から行くぞ」と。
「どうせ家にいるだろ」ってなもんで・・・(どうせ)

何人も連れ立って、うちに乱入してきたりする。

お菓子など持参してきたり、クロスケーブルでホストにつながっているPCからログインしてみたり、何かの話題で盛り上がったり、あやしいフロッピーやCDを持参したり・・・

私のPCのCONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATを勝手にいじる奴もいた。帰った後に見ると、たいてい何か仕込まれている。

車にそのまま私も便乗して、ほかの会員さんと合流したり、あちこち出かけたりした。

そして、回線を増やせだの高速化しろだの、みんな言いたい放題であった。誰がお金を出すんだよ。私が全部出すのだから。

そういえばオフ会で、BBQ大会からそのままキャンプになった事も。
みんなでログハウスにゴロ寝して、自由に過ごしていた。
その様子を撮影して、当時あったパソコン通信の雑誌に送ったら掲載されたっけ。
逆に取材の連絡があったっけな。確かGUESTで入って連絡をもらい、正式にやりとりをしたような。あの雑誌まだ持っていただろうか。間違って捨てた?
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amesho - 2024年11月26日 18:24
入会はGUESTで入ってサインアップすれば申し込み完了、あとはSYSOP(私)が確認して、明らかにおかしくなければ正式入会としていました。
新聞社などがやっているネットの場合は、郵送で申し込みをしたような記憶があります。
kanitama - 2024年11月26日 17:46
いやこれはオフ会ではなく近所の寄り合い的なのりでしょうか。または悪友の同窓会みたいな所業ですね。それだけ盛り上がって親近感が漂っていたことがわかります。BBSの入会時に往復はがきで住所氏名などを記載しアカウントを発行してもらっていたことを記憶しています。なんの疑問ももっていなかったことが今となっては不思議です。社会がゆっくり変化していったのかもしれません。
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