2025年のその先
2024.12.28
その先の未来についてもお告げがありました。

1.元号の変更(前代未聞)
 「あの頃」は良かったという懐かしさと、思いつきだけで(代替わりなしで)元号の変更があり、2026年早々「新昭和」と発表があった。

 元号が3文字という点についても委員会や有識者の間では激しい議論が交わされたが、やはり過去と重複するのは避けたいし、しかし昭和の2文字は残したいという理由で妥結した。

 候補には、昭和II(2)、続昭和、昭和昭和、和昭といったものがあり、どうしても昭和という2文字は譲れないものであった。

 昭和の生き残りの最後の抵抗であったが、新元号の発表後に生まれた赤ちゃんには昭和にちなんだ名前をつけたり、街では昭和の歌謡曲が流れている。


2.家庭用原子力発電機「チュルノブイリ 1型」が実用化

 昔のラヂヲライフの付録の裏表紙に載っていた、あのマニアックな家庭用原子力発電機が長い年月を経て実用化した。
 発電の分散化により、大規模停電を避けられるメリットと、安定した電力供給においては原子力以外はない。太陽光発電は明るい時しか役に立たない昼行灯である。

 これに使用する核燃料は、スーパーやコンビニで一般に売られており(※)、容易に入手可能である。昔のハクキンカイロや桐灰カイロと同じように考えれば良く、使用済み核燃料は一般不燃ごみに混ぜて捨てる事ができる。

 また一次冷却水についても、よく薄めてから下水に捨てれば問題ないとのことだ。

 さらに製造元の日本小型原子力発電(株)では、リュックサックのように背負って持ち運ぶ事ができるポータブル原子力発電機の実用化を目指している。早ければ来年春にも製品として一般市場に売り出され、個人用の冷暖房機能のほか、原子炉の冷却水を利用して外出先でもどこでも暖かい飲み物が飲めたり、スマホの電源にも困らなくなる。
 スマホどころか、家一軒分ぐらい余裕の発電量で、災害時にも電力に関しては全く困らないとのことだ。

※映画 BACK TO THE FUTURE で、ドクが「1985年ならプルトニウムなどそこいらの店で売っているだろうが・・・」というセリフがようやく現実になった。


3.テレビ終了

 ずいぶん以前から若者を中心としたテレビ離れが言われてきたが、とうとうここへ来て限界に達し、スポンサーも激減したことから、テレビ放送の終了が決定した。
 偏向報道なども大いに影響したと思われる。

 とくに立花氏が会長をつとめる「日本ひきこもり協会」は、無くても困らないし、見なくても*なない事から、受信料収入がほぼゼロとなり、ぶっ壊す前に勝手にぶっ壊れてしまった。


4.メイドさんその後

 うちに何の間違いか転がり込んできたメイドさんは、相変わらずのドジっ子ぶりで、見ていて微笑ましくなる。

 たとえば風呂の掃除でも、シャワーの切替を間違えて水をかぶってしまったり、洗濯でもパジャマのポケットに体温計を入れっぱなしで洗濯してパーにしてしまうなど、毎日何かしらやらかしている。

 それでも彼女なりに頑張っていて、少しでも効率をあげようと朝食のコーヒーと味噌汁を同時に作ろうとして、うっかり味噌汁にクリープを入れてしまった。
 御主人様ごめんなさいと謝っていたが、どれどれ、捨てる前に味見をしたら、思ったより悪くないのでそのまま頂いた。

 そして、いつも朝の残りの味噌汁を温め直そうとしてウッカリ沸騰させてしまう、コマッタチャンである。(だが、そこがいい)


5.異星人とのコンタクト

 往年のテレビ番組、「矢追純一UFOスペシャル」でエリア51やMJ-12、アブダクション、キャトル・ミューティレーション、アメリカ政府と異星人の接触などの真実が色々伝えられてきたが、多くの人は興味半分だったり、うそだろうと全く信じなかった。
 ロバート・ラザー博士の証言など、単に頭のおかしい人としか受け止められなかっただろう。だが、全て真実だったのだ。

 (以下、矢島正明さんの声で)

 ところが2030年になり、公式にアメリカ政府が異星人と接触している(いた)ことを明らかにした。実際に異星人から反重力機関の技術などを手に入れており、すでに軍事用を中心に実用化されているという。

 我々取材班は、エリア51内のとある施設の取材を許可された。これまでは絶対に公開されない場所だったが、すでに政府と異星人との接触は公知となっていることから、大幅に機密解除されたのである。

 まず見せられたのは反重力機関だ。

 反重力機関の大まかな構造は、見た目はそれほど複雑には見えないが、3枚の円盤が同じ軸で互いに逆方向に回転している。ジャイロのようにも見えるが、ジャイロとは違うとのことだ。その円盤へ、特殊なパターンの磁場と高周波の高電圧をかけ、周波数を調整すると反重力が発生して浮上するという。
 実際のUFOでは、この装置を基本的には3台備えて、互いの位相を調整することで進行方向や姿勢などをコントロールしている。
 これらを動かすエネルギー源は、この宇宙のどこにも存在するニュートリノから電力変換して無限に取り出せるという。その電力変換の装置だけは、地球人類にはまだ早すぎるとの事でブラックボックスであった。

 さらに驚くべきことに、矢追純一氏は異星人であることが確認された。自称年齢のわりに、そんなふうに見えないところから、地球人ではないのでは、と以前から疑問視されていた。

 テレビ番組を通じて異星人の存在を伝えるのが彼の使命であった。但し、こういった情報は当時はまだ地球人類には早すぎたとして、少しぼかしたりエンターテイメント的な演出も必要であったという。
 そのほかに、地球調査の使命も帯びていたようだ。


6.長崎県崩壊

 なんと長崎県が崩壊。

 長崎県は離島が多く、海岸線は確か国内最長じゃなかったかと思う。それがビンボーで予算的にカバーしきれなくなったのと、隣県の佐賀県に侵略されてしまい、崩壊した。

 壱岐・対馬は、どちらかというと福岡のほうが近いけれど、じつは長崎県という不思議な立地である。そして鷹島は、橋の手前側は佐賀県という飛び地。

 壱岐・対馬は「福岡県にくれてやれ」という知事の一声で譲渡が決定した。そして佐世保を含む県北は佐世保県として勝手に独立した。

 県央と長崎市周辺は、「もともと佐賀藩のものだ」という一方的な主張で佐賀県の侵略を受け併合された。

 西九州新幹線の開通以来、佐賀県にはメリットがないとして接続を拒んでいた佐賀県だったが、長崎を佐賀化したことで全面開通に至ったのは皮肉であった。


7.NTTの社名変更

 日本電信電話、この「電信」は実際には運用していない為、社名変更が検討されていた。(本当の話)

 電話だけでなくインターネットもやっているし、それならば両方カバーするという意味で「通信」という言葉を入れたいが、日本通信、日通、電通、だと他社とかぶってしまう。

 なんとか通信、通信なんとか、といった通信工事会社は無数にあり、社名に通信という文字を含めるのは無理だった。かといって横文字でテレコムというわけにもいかない。日本テレコムになってしまう。

 社名変更には難航を極めたが、たとえば日本電気通信だと略称がNECとなってしまい支障がある。

 いっそのこと電電公社に戻したらどうかという意見(※)や、色々奇抜なアイデアも出たが結局、企業体質的に無難な名前に落ち着き、「日本電話株式会社」となった。
(ありそう)

※じつは電電公社時代から略称はNTTで変わってない。
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kanitama - 2024年12月29日 11:53
なるほど肥前、肥後などは時代劇でよく聞いていた名称です。いまでも歴史的なつながりを大切にしているということですね。九州の港や空港はなんとか雄二には多くの人が押し寄せる可能性もあるのでなかよくやって頂きたいものです。
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