どっちでも良さそうな事
2025.02.11
会社だと些細な事でもモメたり議論したりして余計な手間が増えたりする。これは平成初期の頃の記憶。(そんなのどうでもいいだろ系)

たとえば部品表に、電解コンデンサの容量/定格電圧をどのように表記するか。

100μF
25V
だったとしたら、

100μF/25V と書く人もいれば、
25V/100μF と書く人もいた。

担当者ごとにみんなバラバラ好き勝手というのは他のことでも多くみられたが、とりあえず表記を統一しようという話になった。

で、結局は定格電圧を先に、容量を後に書けという通達。

個人的には、「容量を先に、定格電圧を後に」派だったので大いに不満があった。

なぜと問いかけても納得のいく答えは得られない。まあ、いつも異議を唱えるやつは会社づとめには向いてない(笑)

結局どっちやねんって、わかんねー。

そもそも、その電圧はどういう意味とか言い出す人もいて、哲学的?になってきたのであった。

その電圧はかけても良いんだっけ。定格だからいいんじゃない。でも普通は2倍以上のマージンを見るよね。5Vで使うのでも10Vとか16Vとかを選ぶ。

テストボルトじゃないかと言っていたのは年配の方で、昔のコンデンサにはT.V.1000V などと記載があった。
ワークボルトだろうと。W.V.という表記もあったよね。それが定格電圧になるんだっけ。

同じ容量でも、定格電圧の高い物は形状も大きくなるから、どうしても小型化やむを得ない場合は定格電圧ぎりぎりの物を選ぶかな。あるいは寝かせたら入らないかとか。

そもそも容量はどうやって決めてるんだ。時定数はわかるけど、電源周りのパスコンは。
意外と誰も知らなかった。適当に決めているらしい。

タンタルはどうだっけ。信頼性や特性は良いけど高いよねタンタル。燃えたじゃないか。電源ラインに使うなと書いてあるぞ。ヒューズ入りもあったよ。使ったよ。安全だろうけどヒューズが人知れず切れてしまった後、コンデンサとしての機能を失ったらどうなるんだ。

・・・などと、脱線していったのでありました。
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