2線-4線変換回路(ハイブリッド回路)
2025.02.12
いきなり何か難しい話のようですが、これはアナログの電話回線では重要な技術
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たとえば受話器に向かって話す。自分の声は相手に届く。自分の耳には少し聞こえる程度。
同時に相手の声は自分の耳に聞こえる。
電話線は2本だけ。
それで良く、自分と相手と同時に話せるね、なぜ? と思いませんか。
マイクとスピーカーでそれぞれ2本ずつ配線して4本(4線)
モデム(FAX)でも送信と受信で同様
これを回線の2本に変換する回路があるわけです。
同時に、2本から4本に変換します。
これをハイブリッド回路といって、いまは電話機のICに内蔵されていますが、昔はオペアンプで回路を組んだり、それよりも昔の時代にはトランスで実現していました。黒電話とか、それよりもずっと前からです。
当時勉強していた時の本をめくってみました。すると写真のようにメモが挟まっていました。次のページにも色んな書き込みがびっしり。
昔、仕事でこの回路を使う必要があり、実際に作ってみたのでした。
ところが、理解不十分なまま実験をしようとして分からなくなり、上司から「お前わかってないだろ」って言われて(ズボシーン!!)、ゴミ箱に(すぽーん!と)放り込まれたのでした。
そもそもアースの引き方や部品配置からなってない。やり直せ!!
大いに凹み、それからやり直して(作り直して)通信をお互いにテストするために2台準備してようやくまともな実験ができた次第。
この挟まっていたメモは、回路を変形して描き直してみると容易に理解できたというものです。なるほど、そういうことだったのか。
ばかなので、失敗して、おこられて、勉強し直して、わからんわからんと悶えて、遠回りをして、またやり直して、ようやく到達するような具合でした。
なんか、苦い思い出があります。
この回路を使えば、インターホンの線を2本にすることが可能になるわけです。
いや、いまの市販のインターホンは2本が当たり前だろうけど、しかもカメラ映像もうつるだろうけど・・・
中学校の技術家庭科で我々が作った(私は別の物を作った)キットは、なんと2台の間をフラットケーブルでつなぐというブサイクな(私の感想です)代物でした。
原理はわかりやすいけど、それじゃ配線が見苦しいだろうと。そんなのイラネーって思ったのでした。
ああ、2本にできたらどんなに素晴らしいだろうと。
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たとえば受話器に向かって話す。自分の声は相手に届く。自分の耳には少し聞こえる程度。
同時に相手の声は自分の耳に聞こえる。
電話線は2本だけ。
それで良く、自分と相手と同時に話せるね、なぜ? と思いませんか。
マイクとスピーカーでそれぞれ2本ずつ配線して4本(4線)
モデム(FAX)でも送信と受信で同様
これを回線の2本に変換する回路があるわけです。
同時に、2本から4本に変換します。
これをハイブリッド回路といって、いまは電話機のICに内蔵されていますが、昔はオペアンプで回路を組んだり、それよりも昔の時代にはトランスで実現していました。黒電話とか、それよりもずっと前からです。
当時勉強していた時の本をめくってみました。すると写真のようにメモが挟まっていました。次のページにも色んな書き込みがびっしり。
昔、仕事でこの回路を使う必要があり、実際に作ってみたのでした。
ところが、理解不十分なまま実験をしようとして分からなくなり、上司から「お前わかってないだろ」って言われて(ズボシーン!!)、ゴミ箱に(すぽーん!と)放り込まれたのでした。
そもそもアースの引き方や部品配置からなってない。やり直せ!!
大いに凹み、それからやり直して(作り直して)通信をお互いにテストするために2台準備してようやくまともな実験ができた次第。
この挟まっていたメモは、回路を変形して描き直してみると容易に理解できたというものです。なるほど、そういうことだったのか。
ばかなので、失敗して、おこられて、勉強し直して、わからんわからんと悶えて、遠回りをして、またやり直して、ようやく到達するような具合でした。
なんか、苦い思い出があります。
この回路を使えば、インターホンの線を2本にすることが可能になるわけです。
いや、いまの市販のインターホンは2本が当たり前だろうけど、しかもカメラ映像もうつるだろうけど・・・
中学校の技術家庭科で我々が作った(私は別の物を作った)キットは、なんと2台の間をフラットケーブルでつなぐというブサイクな(私の感想です)代物でした。
原理はわかりやすいけど、それじゃ配線が見苦しいだろうと。そんなのイラネーって思ったのでした。
ああ、2本にできたらどんなに素晴らしいだろうと。
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