プロッタ・プリンタ FS-P200 (松下電器)
2025.02.15
懐かしのMSX用プロッタ・プリンタ FS-P200 (松下電器)

今でもナショナルと言ってしまいがちな昭和世代


このプリンタは画面コピーのカートリッジが付属していた。
カートリッジ上部のボタンを押すと、その時の画面がプリントされた。
もちろん、他のソフト等が動いている状態でも構わない。ゲームの画面でも何でも記録できた。

自分は購入前に勘違いして、いわゆるビデオキャプチャだと思い込んでいた。
これでアニメの画像を取り込んで・・・ニヤリ(笑)と妄想していたら、違った。
買ったあとでわかった。
単にMSXの画面表示をコピーするだけ。なんだ、そういうものだったのか。

なお、そのカートリッジは増設RAMとしても使用できた。(切り替えスイッチ有)




これはプロッタのコマンドで描画した。何かのサンプルを打ち込んで試した時のもの。




これはプリンタとあまり関係ないな。ついでに貼っておきます。




これはプリンタのセルフテストで、確か紙送りボタンを押しながら電源を入れると自動的に動き出した。




これはセルフテストの続きで、こんな図形を描いていた。印字する時の音が面白い。プロッタ独特の面白い音。(文章では表現できない)
音階みたいにも聞こえた。実際、他のプロッタではセルフテストで意図的に音階のような音を出すのがある。
フロッピーディスクドライブで音楽演奏をするのがあるけど、要はステッピングモーターの動かし方。




これはHITBIT(HB-101)のメニュー画面を単に印刷しただけ。
黒が、ちょっとにじみ気味か。


このプリンタは、ドットプリンタの1ドット分のヘッドで全部描いていたから大変そうに見えた。
プロッタの動きってムチャクチャ忙しく見えるな。
1文字だけでもうにゃうにゃ動いて、音も騒々しかった。めちゃくちゃ時間がかかった。

インクは小さなカートリッジで、EPSONの刻印があった。(同じ中身の機種がEPSON、CASIOからも発売されていた。オリジナルはEPSON)

やっぱりそれなりに高いし、いちいち電器店に言って取り寄せないといけないから、面倒くさかった。
見ると、まだ色が残っているように見えた。そこでアルコールを足してみたら、薄いながらもある程度は印刷できて、それでだましだまし使っていたら壊れたんじゃなかったっけ。
ヘッドがいかれたか、もう忘れたけど。
変な溶剤を使ったせいだろう。アルコールじゃなくてベンジンか何かわからないもの。家にあった染み抜き剤か何かを適当に流し込んだせい。
修理代がそれなりにかかった。
トラックバックURL
トラックバック一覧
コメント一覧
コメント投稿

名前

URL

メッセージ

- CafeLog -