PV-7 (MSX) 修理記
2025.01.23
PV-7は中学生の頃、一番最初に買おうと思ったMSXだったが(主に予算の都合)、買いに行った店に在庫がなく、代わりにHB-101を買ったのでした。結果的には良かった。
実際にPV-7を手に入れたのはずいぶん後のこと。2000年代に入ってから。
ネットオークション(あまり人気がなさそうな某所)に500円で出品されており、誰も入札がなかったので500円で落札した。これが、(うちで呼んでいる)初代PV-7となった。
届いたものを見ると土がついているし、一体どこから拾ってきたのかと言いたくなるような感じ。
それでも動作したので、手元に置いて時々使っていた。なんといっても小さいから場所をとらないし、片付けが簡単にできるのが良い。
その後、あまりにも身辺の物がごちゃごちゃになっていろいろ片付けたくなり、安価で売ってしまった。
それから数年たった、つい先日のこと。出品を見ていたらジャンクのPV-7が気になり始めた。いかんいかん、オークションやフリマは余計な物を買ってしまうから見ないようにしていたのに。
説明: 通電しましたが、画面は表示されませんでした。
ジャンクのわりには値段が高めの感じがしたし、実際、誰も落札しないでずっとそのままになっていた。
数日考えたが、どうも気になって、そんな壊れたPV-7を直して救済したくなった。気がついたらポチった後だった。仕方ない。
前置きが長くなったけれど、とにかく届いたので修理を始めたわけです。
確かに電源を入れてみると、画面は真っ黒で(映像信号は来ている)電源を入れ直しても何も表示されない。
届いた後、先に仕事を片付け、夕方から作業して2時間程度で動作するようになりました。
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タイパでコスパな時代なので、先に結論を書くと、
原因はROMで、その内容が化けていました。
どうしてROMと特定できたか、などについては以降に書いていきます。
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正常なROMと今回の個体のROMの内容 (文字列が含まれる部分)
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ダンプを見てみると、8バイトおきにデータがおかしくなっているのがわかります。文字列だと比較しやすいでしょう。
ROMライタはピンエラーを出していました。そのソケットの接触不良を疑ってソケットを掃除したり、別のICソケットを下駄のように差してからROMライタに装着してみたが結局変わらずで、やはりROM自体の不良です。内部でアドレスピンA3が切れかかっているのか、微妙な状態なのかはわかりません。
原因をつきとめるまではそれなりに手間がかかりました。ある程度は経験とカンでした。
自作のチェッカーと、オシロでアドレスやデータの変化をみると、どうもループしているように見えました。同じパターンで繰り返しているようでした。
修理の流れは、
まず基本的なところから、電源の入口から3端子レギュレータ、各ICの電源ピンをあたってみるとほぼ5Vで正常。
ロジックICに異常は無いか。ひとつひとつ当たりました。目立った問題はなさそうです。
松下のTTLか。松下に限らず、当時は各社がTTLを作っていました。
製造から何十年も経過している為、電解コンデンサの劣化は確実でしょう。そこで全部取り外し、LCRメーターで容量とESRを測定・記録しました。結果的には、意外にもまだまだいけそうな数字でした。
電解コンデンサの不良が原因でおかしくなっているわけではない。この事が確認できました。
でも、今後を考えると新品交換するのが間違いないので新品を付けました。
ハンダ付けの状態も隅々まで見て、クラックなど無いか確認しました。片面基板では時々、よくこれで今まで大丈夫だったな、というハンダ付け状態は有ります。SG-1000IIを調べた時もそうでした。ギリギリ皮一枚?みたいなハンダ付けでつながっているのを見かけました。
ちなみにブラウン管テレビの修理経験では、クラックやハンダ剥がれは良くありました。重量のある部品や発熱の大きい部品は特にその傾向がありました。よくある横一とか。叩くと正常にうつる、ってのもだいたいこれです。
ジョイスティックコネクタを見ると、やはりパターンが剥がれたのか、リード線でつないで修理した痕跡がありました。
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抜き差しの多い所だけに、片面基板では強度的に厳しいと思います。電源ジャックやスイッチはその弱点を意識して最初から対策されていましたが・・・。
さて、さっきオシロで調べた時の動きから考えると、どうもおかしい。たとえば、アドレスやデータバスがどこかでひっついていないか。(拡張スロットなども含めて目視で調べました)
あるいは、ひょっとしたらROMじゃないか?と疑ってみたわけです。
調べるためにROMと(ついでに)RAMを取り外し、ソケットを付けました。RAMのほうは後で容量を増やすことを意識しています。
ハンダ吸取機は3台持っているけど(業務なのでバックアップも含めている)、片面基板ではハンダ吸取線のほうが手軽です。吸い取り機はズゴーズゴーとうるさいし。
ROMを読み出してみると、おかしいことに気づきました。特に文字列のところを見たら明らかに変で、これはひょっとして・・・
幸い、先代のPV-7からバックアップしておいたROMデータがありました。これを27256に焼いて、差し替えてみます。・・・・・・あっさり動きました。
(MSX1だったら他機種でもROM内容は同じだろうと思います)
ROMのデータが壊れたりしていたのは過去何度か経験がありました。PC-486SE2の時は特定のビットが(全ての番地)1に固定されていて、物理的に壊れていたのだと思います。
窓付きROMなんかそのうち消えるんじゃないかと思っていますが、うちのMZ-2000は今のところ正常に動いています。
マスクROMだったら原理的に(記憶が配線として固定されているから)年数が経過しても消えないだろうという認識です。窓付きROMやフラッシュROMはフローティングゲートに電子を注入し、それが逃げないので記憶が維持されます。絶縁されていてもわずかに電子が漏れ出し、いずれ消えてしまいます。それは何十年ぐらいなのか。温度などの条件によっても左右されると思います。
見た目は窓なしでも、じつは中身は窓付きと同じというROMはありました。1回しか書き込まない前提で、'90年代ごろ製品用に良く使っていました。窓付き(セラミックパッケージ)はコストが高いので、通常のパッケージで1回しか書けないけど製品用にはコストダウンになるというわけです。
このPV-7に載っていたROMはそれなのかどうか確認できていません。
ROMは原理的にビット'0'を書き込むもので、初期(イレース)状態では全ビット'1'です。従って、ゼロを上書きしてみればそれが書き込める物なのかどうか判断できるかもしれません。
こういったMSXなどはオリジナル(マスター)のデータが有るからまだマシです。日常的に産業機器の修理をしていますが、ROMやPLDのデータが化けているのか正常なのか、比較するマスターがないので判断できない時があります。
ラベルにチェックサムが書いてあるだけでも助けになります。
ついでにPV-7の3端子レギュレータと放熱板を撤去しました。
3端子レギュレータは安価なので、大きい放熱板で何とかなったんでしょうけど、いまのエコな時代には合いません。3端子DC-DCコンバータと差し替えました。
でも、すぐそばの電解コンデンサと干渉してしまいました。
3端子DC-DCコンバータは、これも失敗した事があるのだけど、ピンの並びが手前側か奥か、2種類ありますよね。意外と気づかないけど、何種類か調べてみるとわかる。
今回の場合は手前側のほうが良かった。
以前別の仕事で試作をした時、この手前側か奥かというのをうっかり忘れていて失敗しました。
パターンに合うように実装したらじつはINとOUTが逆になっていて、マイコン回路に12Vがかかって高価なマイコンを壊してしまった。MEGA2560だから\3,000ぐらいする。一瞬でパー。
3端子DC-DCコンバータは、OUTからIN方向でダイオードが入っています。これは負荷側の放電目的(7805でも同様にダイオードを付けることがある)と思います。このダイオードを通って12Vがかかってしまったというわけです。(細かい話をすれば順方向電圧分だけ下がるが、その分はせいぜい1ボルト前後だから、5V動作のマイコンに対しては高すぎた電圧)
さて、PV-7の話に戻ります。
DC-DCコンバータに差し替え前・後の消費電流を比較してみると、9V側で200mA程度の差がありました。DC-DCコンバータのほうが200mA少なくなったのです。
7805のようなリニアレギュレータは抵抗で電圧を落としているようなものです。実際は複雑な制御をしていますが、原理は入出力の電圧の差を熱に変えて放出するわけです。
昔、あまりわかっていなかった頃は(別の用途で)24Vから5Vに変換しようとして、やたらに熱くて触ったら指を火傷した、なんて失敗もありました。生半可な放熱板じゃ到底間に合わない。どうしよう、と困ったものでした。結局パチンコのDC-DCを使って解決したっけ。
今回の場合、
9Vから5Vでその差は4V、減った電流は200mA、これで計算すると、今まで約0.8Wを熱として捨てていた事になります。
先代の魂(ROMデータ)を引き継いだ二代目PV-7、これから活躍してくれそうです。
まだキーボードの不調は直しておらず、これからです。
当時「よいパソコン、悪いパソコン」という自動車評論の本のマネみたいな本がありまして、PV-7は「ついに出た使い捨てパソコン」と酷評されていました。キーボードに関しては「キャラメルかヌガーを並べたような」と書かれていて、それで今でも覚えています。
当時ヌガーってのは何なのか知りませんでした。そういうお菓子か何かあるのかなと。今でもよく知りません。
まあ、その筆者の独断と偏見で言いたい放題でしたが、こんなキーボードでも慣れれば普通に使えるのですから不思議です。
ポケコンを熱心に使っていた頃も、あの細かいキーボードで素早く入力していました。特にテンキー部分には、軽く押して反応するように紙を挟んで調節していました。
実際にPV-7を手に入れたのはずいぶん後のこと。2000年代に入ってから。
ネットオークション(あまり人気がなさそうな某所)に500円で出品されており、誰も入札がなかったので500円で落札した。これが、(うちで呼んでいる)初代PV-7となった。
届いたものを見ると土がついているし、一体どこから拾ってきたのかと言いたくなるような感じ。
それでも動作したので、手元に置いて時々使っていた。なんといっても小さいから場所をとらないし、片付けが簡単にできるのが良い。
その後、あまりにも身辺の物がごちゃごちゃになっていろいろ片付けたくなり、安価で売ってしまった。
それから数年たった、つい先日のこと。出品を見ていたらジャンクのPV-7が気になり始めた。いかんいかん、オークションやフリマは余計な物を買ってしまうから見ないようにしていたのに。
説明: 通電しましたが、画面は表示されませんでした。
ジャンクのわりには値段が高めの感じがしたし、実際、誰も落札しないでずっとそのままになっていた。
数日考えたが、どうも気になって、そんな壊れたPV-7を直して救済したくなった。気がついたらポチった後だった。仕方ない。
前置きが長くなったけれど、とにかく届いたので修理を始めたわけです。
確かに電源を入れてみると、画面は真っ黒で(映像信号は来ている)電源を入れ直しても何も表示されない。
届いた後、先に仕事を片付け、夕方から作業して2時間程度で動作するようになりました。
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タイパでコスパな時代なので、先に結論を書くと、
原因はROMで、その内容が化けていました。
どうしてROMと特定できたか、などについては以降に書いていきます。
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正常なROMと今回の個体のROMの内容 (文字列が含まれる部分)
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ダンプを見てみると、8バイトおきにデータがおかしくなっているのがわかります。文字列だと比較しやすいでしょう。
ROMライタはピンエラーを出していました。そのソケットの接触不良を疑ってソケットを掃除したり、別のICソケットを下駄のように差してからROMライタに装着してみたが結局変わらずで、やはりROM自体の不良です。内部でアドレスピンA3が切れかかっているのか、微妙な状態なのかはわかりません。
原因をつきとめるまではそれなりに手間がかかりました。ある程度は経験とカンでした。
自作のチェッカーと、オシロでアドレスやデータの変化をみると、どうもループしているように見えました。同じパターンで繰り返しているようでした。
修理の流れは、
まず基本的なところから、電源の入口から3端子レギュレータ、各ICの電源ピンをあたってみるとほぼ5Vで正常。
ロジックICに異常は無いか。ひとつひとつ当たりました。目立った問題はなさそうです。
松下のTTLか。松下に限らず、当時は各社がTTLを作っていました。
製造から何十年も経過している為、電解コンデンサの劣化は確実でしょう。そこで全部取り外し、LCRメーターで容量とESRを測定・記録しました。結果的には、意外にもまだまだいけそうな数字でした。
電解コンデンサの不良が原因でおかしくなっているわけではない。この事が確認できました。
でも、今後を考えると新品交換するのが間違いないので新品を付けました。
ハンダ付けの状態も隅々まで見て、クラックなど無いか確認しました。片面基板では時々、よくこれで今まで大丈夫だったな、というハンダ付け状態は有ります。SG-1000IIを調べた時もそうでした。ギリギリ皮一枚?みたいなハンダ付けでつながっているのを見かけました。
ちなみにブラウン管テレビの修理経験では、クラックやハンダ剥がれは良くありました。重量のある部品や発熱の大きい部品は特にその傾向がありました。よくある横一とか。叩くと正常にうつる、ってのもだいたいこれです。
ジョイスティックコネクタを見ると、やはりパターンが剥がれたのか、リード線でつないで修理した痕跡がありました。
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抜き差しの多い所だけに、片面基板では強度的に厳しいと思います。電源ジャックやスイッチはその弱点を意識して最初から対策されていましたが・・・。
さて、さっきオシロで調べた時の動きから考えると、どうもおかしい。たとえば、アドレスやデータバスがどこかでひっついていないか。(拡張スロットなども含めて目視で調べました)
あるいは、ひょっとしたらROMじゃないか?と疑ってみたわけです。
調べるためにROMと(ついでに)RAMを取り外し、ソケットを付けました。RAMのほうは後で容量を増やすことを意識しています。
ハンダ吸取機は3台持っているけど(業務なのでバックアップも含めている)、片面基板ではハンダ吸取線のほうが手軽です。吸い取り機はズゴーズゴーとうるさいし。
ROMを読み出してみると、おかしいことに気づきました。特に文字列のところを見たら明らかに変で、これはひょっとして・・・
幸い、先代のPV-7からバックアップしておいたROMデータがありました。これを27256に焼いて、差し替えてみます。・・・・・・あっさり動きました。
(MSX1だったら他機種でもROM内容は同じだろうと思います)
ROMのデータが壊れたりしていたのは過去何度か経験がありました。PC-486SE2の時は特定のビットが(全ての番地)1に固定されていて、物理的に壊れていたのだと思います。
窓付きROMなんかそのうち消えるんじゃないかと思っていますが、うちのMZ-2000は今のところ正常に動いています。
マスクROMだったら原理的に(記憶が配線として固定されているから)年数が経過しても消えないだろうという認識です。窓付きROMやフラッシュROMはフローティングゲートに電子を注入し、それが逃げないので記憶が維持されます。絶縁されていてもわずかに電子が漏れ出し、いずれ消えてしまいます。それは何十年ぐらいなのか。温度などの条件によっても左右されると思います。
見た目は窓なしでも、じつは中身は窓付きと同じというROMはありました。1回しか書き込まない前提で、'90年代ごろ製品用に良く使っていました。窓付き(セラミックパッケージ)はコストが高いので、通常のパッケージで1回しか書けないけど製品用にはコストダウンになるというわけです。
このPV-7に載っていたROMはそれなのかどうか確認できていません。
ROMは原理的にビット'0'を書き込むもので、初期(イレース)状態では全ビット'1'です。従って、ゼロを上書きしてみればそれが書き込める物なのかどうか判断できるかもしれません。
こういったMSXなどはオリジナル(マスター)のデータが有るからまだマシです。日常的に産業機器の修理をしていますが、ROMやPLDのデータが化けているのか正常なのか、比較するマスターがないので判断できない時があります。
ラベルにチェックサムが書いてあるだけでも助けになります。
ついでにPV-7の3端子レギュレータと放熱板を撤去しました。
3端子レギュレータは安価なので、大きい放熱板で何とかなったんでしょうけど、いまのエコな時代には合いません。3端子DC-DCコンバータと差し替えました。
でも、すぐそばの電解コンデンサと干渉してしまいました。
3端子DC-DCコンバータは、これも失敗した事があるのだけど、ピンの並びが手前側か奥か、2種類ありますよね。意外と気づかないけど、何種類か調べてみるとわかる。
今回の場合は手前側のほうが良かった。
以前別の仕事で試作をした時、この手前側か奥かというのをうっかり忘れていて失敗しました。
パターンに合うように実装したらじつはINとOUTが逆になっていて、マイコン回路に12Vがかかって高価なマイコンを壊してしまった。MEGA2560だから\3,000ぐらいする。一瞬でパー。
3端子DC-DCコンバータは、OUTからIN方向でダイオードが入っています。これは負荷側の放電目的(7805でも同様にダイオードを付けることがある)と思います。このダイオードを通って12Vがかかってしまったというわけです。(細かい話をすれば順方向電圧分だけ下がるが、その分はせいぜい1ボルト前後だから、5V動作のマイコンに対しては高すぎた電圧)
さて、PV-7の話に戻ります。
DC-DCコンバータに差し替え前・後の消費電流を比較してみると、9V側で200mA程度の差がありました。DC-DCコンバータのほうが200mA少なくなったのです。
7805のようなリニアレギュレータは抵抗で電圧を落としているようなものです。実際は複雑な制御をしていますが、原理は入出力の電圧の差を熱に変えて放出するわけです。
昔、あまりわかっていなかった頃は(別の用途で)24Vから5Vに変換しようとして、やたらに熱くて触ったら指を火傷した、なんて失敗もありました。生半可な放熱板じゃ到底間に合わない。どうしよう、と困ったものでした。結局パチンコのDC-DCを使って解決したっけ。
今回の場合、
9Vから5Vでその差は4V、減った電流は200mA、これで計算すると、今まで約0.8Wを熱として捨てていた事になります。
先代の魂(ROMデータ)を引き継いだ二代目PV-7、これから活躍してくれそうです。
まだキーボードの不調は直しておらず、これからです。
当時「よいパソコン、悪いパソコン」という自動車評論の本のマネみたいな本がありまして、PV-7は「ついに出た使い捨てパソコン」と酷評されていました。キーボードに関しては「キャラメルかヌガーを並べたような」と書かれていて、それで今でも覚えています。
当時ヌガーってのは何なのか知りませんでした。そういうお菓子か何かあるのかなと。今でもよく知りません。
まあ、その筆者の独断と偏見で言いたい放題でしたが、こんなキーボードでも慣れれば普通に使えるのですから不思議です。
ポケコンを熱心に使っていた頃も、あの細かいキーボードで素早く入力していました。特にテンキー部分には、軽く押して反応するように紙を挟んで調節していました。
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コメント一覧
kanitama - 2025年01月24日 21:08
PV-7が徐々に復活していますね。後継機種のMX-10などはさらに小さくなりキーボードはもはやゴムになっていました。価格も1万円程度安くなるという価格破壊のMSXでした。長く使うことは考えずファミコンに対抗する的な製品だったかもしれません。40年近く経過しいろいろと修理が必要ですが蘇れば思い出もよみがえりそうですね。
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