カートリッジケースを3Dプリンタで
2025.11.12
だいぶ以前から言っていたけどなかなか進んでなかった事
MSXのカートリッジケースを3Dプリンタで作る。

売ってるやつがあるじゃない、
誰かが作ったデータがあるじゃない、
わかってる。

自分の場合は独自カスタマイズ(穴位置など)をしたいので、データを自由にいじれるようにしておきたい。それならば自前のデータを作るしかない。

その前に3D-CADをどうするかで迷走していた。
2005年にSolidWorksを県の機関で講習を受け、実際に試作品を設計して作れるまでになっており、
その10年後に3Dプリンタでの試作の話があった為、復習を受けて思い出したところで試作の話は流れてしまい、
ライセンス問題で県の機関のSolidWorksが使えなくなり、
個人で買うのは無理。

フリーソフトまたはサブスクのソフトをいくつか試してみたけど、どれもこれも何かが足りなくて、たとえば仕事によっては特定の形式のデータを読み込む必要があったけど、そのインポートに対応してなかったり。

これに決めた!と解説書まで買い込んで勉強していたソフトが打ち切りとなり、無駄に終わる。

Web上のものは紹介してくれた方がいて、内容は良さそうだったけど、ユーザー登録が面倒くさくて個人的に受け付けなかった。

最終的にたどり着いたのはFreeCAD

幸い、仕事で3Dプリンタの試作の話がきて現在取組中。よい勉強の機会だ。なにか目的がないと、CADの習得をしようという気にもならない。
そりゃあ最初は大変です。
頭では、こんな形を作ると考えていても、それをどのように操作して入力したらよいのかわからないのですから。
調べたり、何度もやり直したりして、ようやくできるようになってきた。
ところが特定の加工がうまくいかない。おかしいなあ。なぜだかわからない。
仕方ない。全部消して最初からやり直してみよう、こんな調子です。

この経験を活かせば、他の品物も自由に作れるようになるでしょう。

現状のCNCで切り出し、接着して組み立てたケース、これは自分で考え、工夫しながら作ったもの。
欠点は組立の手間があること。じつは組立に失敗して捨てたのが意外とある。ずれたり、接着剤(溶剤)が垂れたりして失敗する。あの接着剤がクセモノで、注射器から少しずつ出そうとしてもいきなりバッと出て広がったりして大変。それに有毒。

そして表面のパネルをスモークアクリルにしたのは中が見えて良かったが(LED点灯状態が見える)、パネルを固定する方法を思いつかず。普通に使っていて外れないとは思うが・・・
パチンとはめ込んでいるけど、それが微妙な差でうまく合わない事もしばしば有る。
そのときはヤスリやナイフで削って調整していたので手間がかかった。

今度は一体物を3D出力できるようにしたい。前後から基板を挟むような形にして、ビスでしっかり固定できるようにしたい。
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