製本
2025.02.14
個人的には何でもペーパーレス化したい(狭いから)。
設計の妄想をふくらませる時などは今でも紙に描くのが一番で、そういった紙がどんどん出てくる。最終的にはスキャナにかけてPDF化、紙はまとめて溶解処理に出す。
以前はどうしようもなくて、ひたすら積み上げていたが膨大な量があった。これを少しずつスキャンして全部片付けた。

でも、紙の本も良い。画面で読むのはどうも目が疲れる。電子書籍やデータは持ち運びが楽だったり、拡大して見たりできるという利点は有るが・・・

そこで自作本の製本という話になるが、

世の中には製本機というものがあって、これに製本したい紙を挟んで加熱すればきれいな本の出来上がり。

ガキの頃は自分の研究論文?(ロケットの設計など)なんかは、ノートをひきちぎった紙になぐり書きしてホチキス止め、背表紙は適当にガムテープを貼り付けるというワイルドな製本だったが。

製本機の仕組みは、専用カバーの背表紙にホットボンドのようなものが塗ってある。これを製本機のヒーターで融かして、紙を糊付けして固定するというもの。

その専用カバーは綴じる枚数ごとに用意されていて、ひとつで何でも使い回せるようにはなっていない。予定で何枚だからこれを買おうということになる。10枚セットで2000円前後。

製本機の応用として、トラ技をバラすのにも使える。あの背表紙は熱をかけると糊が柔らかくなって取り外しやすくなる。アイロンで加熱していた人もいるだろう。

製本機にトラ技をつっこんでしばらくたつと糊が柔らかくなる。熱くて柔らかいうちにバラしていく。
結構薄くなったとは言え、あの枚数を一度に裁断できる裁断機を持っていないから、適当な枚数ごとに分割する必要があった。
以前は背表紙を切るというか破って切り離していたが、たまに変な破れ方をして失敗することもあり、この背表紙の糊を融かして剥がすやり方が安全と思う。

製本の話に戻るが、

キンコーズ、利用した事はないけどそういったお店へデータを持ち込めば製本まで出来るようである。さすがに遠いので利用することは最初から考えなかった。近所の印刷屋でもできるところがあるかもしれない。
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