MSXのSOUND文とPLAY文
2025.08.17
今では解説を読むと理解できるけど、中学生だった当時はサッパリで、
どのレジスタにどんな数字を入れたらどうなる、
あるいは、
こんな音を出したい(たとえば周波数を指定)時に何をどうすれば良いか、
全然わからなかったのです。

確かPC-6001と共通なので、「こんにちはマイコン2」に載っていたサウンドのサンプルプログラムを打ち込んでみて、
へえ、面白い音が出るなあ、と試した程度。

その先は当時サッパリわからないから、とりあえず乱数でレジスタと数値をランダムに指定して、発生する音を聞いたりしていました。

そんなランダムにやっても、当然のように思い通りの音は出ないはずです。

一方、SC-3000ではダイレクトに周波数を指定できたので便利でした。この音聞こえる?って、周波数をどんどん上げて試したりしました。
中学生の頃はアナログテレビの内部から発生するかすかな音も聞こえていました。水平同期の周波数かな。15kHzぐらいです。

MSXのPSGで気になったのはホワイトノイズで、ザーという音。
身近な例では雨降りの音、アナログTVの放送が無いチャンネルの音が近い。

そのホワイトノイズをよく聞いていると、かすかに、ポツン、ポツン、ポツン、という音も混ざっていました。これがなぜか神秘的でした。

ところで私は音感などサッパリで、楽器の演奏は本当に全く何もできず覚えられず、先生から特訓を受けてもダメで、中学校を卒業して音楽の授業がなくなるまで、リコーダーを吹くふりだけしてやり過ごしたものです。よっぽど才能(人並みの)がないんだと自覚しています。

演奏できないから、代わりにPLAY文で音楽を打ち込んで鳴らそうとしたが、楽譜の書き方も色々あって意味のわからないのがあった。半音上げるとか下げるのは何とか覚えたが、よくわからないのが有り、それとPSGは三重和音までだから、音符で四重以上になっているのはどうしたものか、テキトーにやったと思います。
たぶんこうだろう、で打ち込んだら、音痴な自分でもさすがにこれは変だろうと気づいた時もあり、なんだかイヤになってやめちゃったと思います。

当時はベーマガ等に載っているリストを打ち込んだものですが、どこかで入力ミスすれば、普通のプログラムだったらエラーが出てわかりました。
ところが音楽演奏の場合、PLAY文の中で打ち間違いをしても、SYNTAX ERRORなど出るとは限りません。打ち込んだまま演奏されます。

その曲は初めて聞くから正しいのか間違っているのかもわからず、友達に聞かせると、あれっこのへんからズレてるよって。そう言われるまで全く気づかず。こんなものだと思っていた!!
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