壁打ち
2025.09.01
壁打ち という言葉

自分は普段使わない。

本来はテニスの練習じゃないかなと思うけど、思い出すのは「こんにちはマイコン」の「アラシ・テニスゲーム」のBASICプログラム
PC-6001用だけどMSXにも容易に移植できた。
EXEC&H1058は使えないから、何かに置き換えたと思うけど忘れた。
(EXEC&H1058はキーバッファクリア。カーソルキー等を押し続けるとバッファに溜まり、キーを離しても連続入力される形となって操作に支障がある。そこでキーバッファをクリアする)

別の意味で、
アイデアを誰かに聞いてもらって議論して考えを整理するのを壁打ちというらしい。
しかも近頃、その相手は人間ではなくAIだったりする。

そういう言葉は使ってないけど、
誰かに話して考えを整理するというのは、昔から自然にやっていた。壁打ちと呼んでいなかっただけ。

同僚のプログラマが行き詰まって、さてどうしたもんだろうかというところで、
いつも周囲の我々が、本人の考えを聞いたりしていた。

上の人は自分でプログラムを組めないが、やりたい事は頭に全て入っていて、歩く仕様書のような人だった。私は回路専門だが、プログラムも少々やる。

そうして、本人の考えを聞いたり、ああじゃないかこうじゃないかと、あるいは関係ない話もしているうちに本人がピーン!とひらめいて、そうだ!!と。
こういったやりとりの中で、うまく頭の中が整理されたんだと思う。

プログラムは直接わからなくても、話を聞いてあげるのが良いのだなと経験的に知っていたというわけです。
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