シンプルZ80マイコン(10)
2025.09.14
どうやって配線するか、これ次第で成否が決まる。
太いビニール線で配線していると、すぐに盛り上がってきて「盛りそばのスパゲティトッピング」になってしまい破綻する。線が邪魔くさい。
その盛りそばをかきわけながら配線しているうちにイヤになり、放りだしたくなる。
太いビニール線というのは何を基準に太いといっているかというと、AWG22番ではまだ太い。AWG24以上を目安に考えて下さい。AWGの番号が大きくなるほど細くなる。
電源周りは太くて良いけど、信号線は本数も多いから細い線を使ってスッキリさせる。
よく見かけるビニール線だとはんだごてが当たった時に融けてしまう。やはり耐熱線を使った方が良い。
パーツ屋さんでAWG24の10色セットが有る。
色分けは凝らなくて良い。勿論、色分けをして見やすくするのが良いけど、色分けを細かくしようとするとどれがどれやらわかりにくくなる。
特定の色ばかり良く使ってしまい、足りなくなってまた線の切り売りを買い足すなど面倒だ。
面倒くさい要素は排除しよう。
配線はユニバーサル基板の表面を通すべきか、裏面か。これはどっちが良いだろう。どっちも試してみたけどそれぞれ優劣がある。
表面(部品面)に通したほうが、半田面はスッキリする。
配線をきれいに束ねたり曲げたりして見た目を良くしたい。
線をまとめる為の糸があって、モノヒラと言ったっけ。ナイロン糸の柔らかいもの。別に、タコ糸のような物で縛ってもよい。
インシュロックだといくら細い物でも基板上では盛り上がって邪魔になる。
ホットボンドは剥がしやすい時には剥がせるので便利かも。見た目はあまりきれいにならない。
ICやソケット等のピンとリード線の接続は、プロだとリード線の先端をピンに巻き付けてからハンダ付けする。一箇所に2本以上接続する時、巻き付けだとはずれにくくて作業しやすい。
抵抗やコンデンサは直接ハンダ付けして良いが、値を変更する可能性がある部品については、とくにソケットを使ったほうが便利。丸ピンソケットにそのまま差し込む。
配線をするときは元の回路図の複写を取り、それをみながら1本ずつ配線が済むたびに赤鉛筆で塗っていく。
これは絶対忘れないように、1本ずつ確実に進めていく。
おっと、思い出した。
ポリウレタン線での配線
学生の頃にワイヤリングペンという物を買ってきて試したけど、本に書いてあるようにはうまくいかず、放りだしてしまって数十年たった今もそのまま残っている。
ポリウレタン線を使うと、特にバス配線が楽になると言う。たとえばアドレスA0を、Z80、ROM、RAM、8255、コネクタ、とつないでいく。
巻き付けながら線を引いていき、最後にハンダ付けすれば良いという。
はんだを流しながら加熱すると被膜が融けるから、被覆をむく必要もなく、簡単にできると書いてあったんだが・・・当時使ったはんだごての温度が足りなかったのかもしれない。
実際には思ったように融けず、こりゃソケットやICを焼きすぎて壊れるんじゃないかと不安になった。その当時。
太いビニール線で配線していると、すぐに盛り上がってきて「盛りそばのスパゲティトッピング」になってしまい破綻する。線が邪魔くさい。
その盛りそばをかきわけながら配線しているうちにイヤになり、放りだしたくなる。
太いビニール線というのは何を基準に太いといっているかというと、AWG22番ではまだ太い。AWG24以上を目安に考えて下さい。AWGの番号が大きくなるほど細くなる。
電源周りは太くて良いけど、信号線は本数も多いから細い線を使ってスッキリさせる。
よく見かけるビニール線だとはんだごてが当たった時に融けてしまう。やはり耐熱線を使った方が良い。
パーツ屋さんでAWG24の10色セットが有る。
色分けは凝らなくて良い。勿論、色分けをして見やすくするのが良いけど、色分けを細かくしようとするとどれがどれやらわかりにくくなる。
特定の色ばかり良く使ってしまい、足りなくなってまた線の切り売りを買い足すなど面倒だ。
面倒くさい要素は排除しよう。
配線はユニバーサル基板の表面を通すべきか、裏面か。これはどっちが良いだろう。どっちも試してみたけどそれぞれ優劣がある。
表面(部品面)に通したほうが、半田面はスッキリする。
配線をきれいに束ねたり曲げたりして見た目を良くしたい。
線をまとめる為の糸があって、モノヒラと言ったっけ。ナイロン糸の柔らかいもの。別に、タコ糸のような物で縛ってもよい。
インシュロックだといくら細い物でも基板上では盛り上がって邪魔になる。
ホットボンドは剥がしやすい時には剥がせるので便利かも。見た目はあまりきれいにならない。
ICやソケット等のピンとリード線の接続は、プロだとリード線の先端をピンに巻き付けてからハンダ付けする。一箇所に2本以上接続する時、巻き付けだとはずれにくくて作業しやすい。
抵抗やコンデンサは直接ハンダ付けして良いが、値を変更する可能性がある部品については、とくにソケットを使ったほうが便利。丸ピンソケットにそのまま差し込む。
配線をするときは元の回路図の複写を取り、それをみながら1本ずつ配線が済むたびに赤鉛筆で塗っていく。
これは絶対忘れないように、1本ずつ確実に進めていく。
おっと、思い出した。
ポリウレタン線での配線
学生の頃にワイヤリングペンという物を買ってきて試したけど、本に書いてあるようにはうまくいかず、放りだしてしまって数十年たった今もそのまま残っている。
ポリウレタン線を使うと、特にバス配線が楽になると言う。たとえばアドレスA0を、Z80、ROM、RAM、8255、コネクタ、とつないでいく。
巻き付けながら線を引いていき、最後にハンダ付けすれば良いという。
はんだを流しながら加熱すると被膜が融けるから、被覆をむく必要もなく、簡単にできると書いてあったんだが・・・当時使ったはんだごての温度が足りなかったのかもしれない。
実際には思ったように融けず、こりゃソケットやICを焼きすぎて壊れるんじゃないかと不安になった。その当時。
トラックバックURL
トラックバック一覧
コメント一覧
コメント投稿