親子時計(設備時計)
2025.10.12
小学生の頃にモヤモヤしていたのは、あの親子時計。
それと体育館の時計、それぞれの記憶が混ざっています。

親子時計は学校中あちこち、廊下の天井に取り付けてあって、
廊下の端から見ると、複数台同時に針が動く不思議な時計でした。

当時読んだ本によると、親時計から子時計へパルスを送って、針を進めている、と。
それだけ簡単に書かれていました。

そこで疑問に思ったのは、パルスだけだと針がずれていてもわからないじゃないか。
現実の針が何時何分をさしていようと構わずに進むじゃないかと。

そもそも最初にどうやって時間を合わせる?
とりあえずみんな新品の時は12時にあわせておいて、そこからパルスを送り続けて
現在時刻になるまで進めるのかなと思っていました。
当時はそんな疑問に対する答えを探すのも容易ではありませんでした。

開けて針を触ったりしなければ通常ズレることはないとは思いますが、
配線が切れたり接触が悪かったりして、ある1台だけ置いてけぼりになってしまったりとか?
そんな時どうする?

停電の後、止まっていたり時刻が遅れていたことがありました。
一斉に同じ時刻で止まるから、現在時刻に合わせるのは、その手間だけですね。

それと、体育館のステージ横の高い位置にあった時計。
ボールが当たった時の保護のケージが付いていましたが、
あれはどうやって時刻を合わせるのか、電池を交換するには、と
体育館で何か行事が有るたびに、上の空でした。

時刻がずれているなあ、と思っていたら、
ある時、先生が有線リモコンみたいな物を持って、時計を調整しているではありませんか。
針がグイーンと回ってどんどん進む。こうやって合わせるのか。
壁にそのリモコンのプラグを差し込むジャックがあったんですね。
あんな高い所までのぼるのは大変だろうなと思っていたら、わざわざのぼらなくて良いようにできている。

さらにもうひとつ、体育館の天井の水銀燈。
あの電球を交換するにはどうするんだろうと。
これも疑問が解決したのは、わりと近年のことです。ネットのおかげです。
小学生の頃、あんな高いところまで登るだろうかと想像していたら、おしりがもぞもぞしていました。
やり方は何通りもあるでしょうけど、基本的にはのぼって作業しますね。
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