てなもんや三度笠 じゃなかった二度手間三度手間
2023.02.27
最初ハンディだけだったが、オールバンドの無線機を増設したので申請をした。2月初め頃のこと。
先週、審査終了となったので、局免許状を送ってもらう為の返信用封筒を郵送した。

そして、無線局情報検索で自局の内容を確認した・・・なんかおかしい。まだ反映されていないのか。それとも、これで確定なのか?
144, 430MHzの2周波数のみで、4VAが3VAに変わっただけ。出力10Wのまま変わりなし。

不安になってきたので、申請内容(確認用にPDF化して保存していた)を見直し、さらに申請手順に間違いがなかったか、参考資料をあわせて読み返してみた。

どうもおかしい。

・・・・・・・・・

ひょっとしたら、自分の解釈が誤っていて、無駄な申請をしてしまったのではないかと。
やり直しか。それで二度手間、三度手間という話。

ご存知ない方には最初から何のことやらサッパリでしょうから説明します。

オンライン申請(総務省 電波利用 電子申請・届出システムLite)を利用して手続きしたわけです。(でんぱりようこちゃんのまほーです)

その中で、「無線局事項書及び工事設計書」を記入するところがあります。

変更申請をした段階では、第1送信機、144/430MHz 5Wのハンディ機のみでした。

増設では、第1送信機の内容も書き込まないと、撤去したことになるよ!という事実を先人の資料から学んだので、その通りにしました。
その上で、今回増設した第2送信機(オールバンド 50W)の内容を書きました。

2台とも技適番号があるので、それを書くだけで、ややこしい項目は書かなくても済む、と理解しました。

技適番号が有れば、希望する周波数と電波の型式、空中線電力は書かなくても済む、自動的に反映される、と受け止めたのですが、どうやらこれが誤りだったようです。

変更する項目で、「増設」をチェックするだけでなく、
13番目の「電波の型式並びに希望する周波数及び空中線電力」もチェックした上で、必要な項目を書き込まなければならなかったのではないかと!!

もう、サッパリ何のことだかわかりませんよね。私もハッキリ分かっていません。しかし、おぼろげながら見えてきたようです。
気づいたのは、昨日です。考えながら、徐々に確信を深めてきました。

つまり、オールバンド、50Wの無線機があるのに、無線局としてはハンディ機のままになっているという事です。つまり、144/430MHzと10Wまで!!

ばかなりに説明書や先人の資料を読み込んでから申請を出した。でも、これはやっぱり難しいです。

初めての人で、この項目を記入しなさいと言われたら絶対戸惑います。初めてじゃなくてもややこしいです。

技適番号があれば記入省略できるというのは、16番目の工事設計書の詳細部分だけ。ここのところを勘違いしていた。13番目の項目「電波の型式並びに・・・」も記入省略できると思っていた。

逆に、従事者免許(2アマなので第2送信機で使える1.9MHzから430MHzまでの全ての周波数は制限なし)と、無線機の性能から(技適番号から)、自動的に反映してくれれば良いのにと思います。

また、2台の無線機があったとして、13番目にはそれぞれの周波数と電波型式と出力を・・・?
大きい方を書けば良いのか? (ややこしい)

全体の手順をフローチャートみたいにしてくれれば良いのに。この段階で、この場合はこういう手順を踏むとか。

何でもそうですが、役所の書類って苦手で。市役所にしても税務署にしても、総合通信局でも、鬼門ってやつです。
新コロ関係でなんとか給付金とか、なんとか補助金なんてのも全く興味ないというか、ひとつも申請した事がありません。その障壁は、やっぱり書類のややこしさですね。役所と関わりたくないというか。

役所と関わると、たいてい何らかのトラブルを経験します。
それでなくても、なんでこんなに時間がかかるんだと、2時間も待たされたり・・・意味のわからないことをさせられたり、もう??


それで、
対応としては、更新された局免が届くのを待って、おそらく予想通りになっているだろうから、見てガッカリしたら、改めて変更申請の手続きをする。

もちろん、その間は許可された周波数以外では送信しない。厳守する。

手続きには前回実績で2週間ほどかかりました。返信用封筒を準備して、また送る。
古い免許状は返送する。
もちろん、新しい免許状が届くまでひとつ前の物は手元に置いてないと問題があります。

なお、変更申請に関しては手数料かかりません。実質かかったのは返信用封筒の切手代ぐらい。
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kanitama - 2023年02月27日 20:51
お役所仕事なので面倒な手続きは彼らの存在がかかっているような気がします。ものすごく簡単にできるかもしれない書類をできるだけ難解なものにしあげる芸術的なセンスが必要な気がします。マイナンバーカードが浸透すれば今よりは簡単になる可能性もありそうですね。
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