Dr. STONEとパラメトロン
2025.04.02
Dr. STONEの世界ではついにコンピューターまで作り出したが、なんとパラメトロン。
まさかのパラメトロン。これには大興奮した。

最初は簡単な加算回路を試すシーンがあるけど、漫画なので細かい事は省略して描かれている。

パラメトロンの0/1は位相の違い。要するに単純なON/OFFではないので、スイッチやランプなどのON/OFFの世界とは変換回路を通してやらなければならないはず。

そしてパラメトロンを働かせるには、一定の周波数の信号源が必要となる。これはパラメトロンだけではできない。たとえば真空管を使って発振回路を作る。3拍といって、3つの信号を順繰りに回す操作もある。

パラメトロンだけで回路を組めるわけではない。

パラメトロンが発明された当時は、トランジスタは高価だったので安価に作れるパラメトロンに注目が集まっていたようです。
しかし速度を上げることが難しいために廃れてしまいました。
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kanitama - 2025年04月06日 10:35
時代の中で生まれ、すたれていった技術は数多くあると思います。放射線の影響を受けにくいといった理由で真空管などを使うこともあると聞いたことがあります。時代の中に取り残された技術でも用途に合わせて使いどころはあるのかもしれませんね。
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