カンニングを見た話
2025.07.25
ずいぶん昔のことで、
危険物取扱者試験だったと思います。

願書は今のようにネットとか便利なものじゃなく、消防署へもらいに行っていました。
消防署に用事なんてめったにありません。ある意味(マニア的に)楽しみでした。
他の試験の記憶と混ざってるかもしれないが、県の証紙を買って貼り付ける必要があり、その足で警察署に行ったような記憶もあります。どちらもマニア的には楽しみでした。

(県の証紙は、電気工事士の免状申請だったかも。電気工事士免状は県知事から発行されるから県の証紙を買う必要があったような記憶。たしか販売窓口は警察署の落とし物係か、会計係じゃなかったか)

さて、試験会場は工業高校

試験が始まりました。すると左側の2列ほど離れた席の女性が、本を机の下で広げて見ているではありませんか。

私はとっさに対応できませんでしたが、手を挙げて試験監督に知らせるべきか、結局何もできませんでした。

知らせたところで、していませんとか言いがかりだとか主張されるだろうし、その人に外で仕返しをされるかもしれません。

まわりの人も気づいているはず。そのまわりの人もグルだったりして、その本人と同調して言いがかりだとか言い出そうものなら、こちらは一人で四面楚歌。孤立無援。

どっちかというと面倒なことに巻き込まれやすい自分。

たとえば落とし物を見つけやすい。たまたま落とし物を見つけてしまった。見つけた以上、交番に届けるしかあるまい。余計な用事が増えてしまった、という具合に。

また面倒に巻き込まれるのはイヤだ。無難に済ませたほうが(何も見なかったことに)したらよかったのか。

ちなみに私は試験に落ちました。しかも一度では有りません。この試験は確か3回ほど受けたような気がします。

とにかく暗記物が苦手なのです。
危険物との距離が施設によって何メートル以上とか、酸化性固体だの液体だのとか、試験になるとスッカリ忘れています。

思い出してみると最初は高校生の時に受けたのでした。丙種じゃなかったか。その時も落ちました。
電子・電気専攻なのに、とにかく資格をとれと言って危険物取扱者の試験をみんな受けさせられたのです。
履歴書の「飾り」をできるだけ増やして就職に有利にしたかったのでしょう。

また、懲りもせず受けてみようかなと・・・もし合格・取得してもこの先、これが役に立つことはないでしょうけれど。

もし取得したとしても、10年ごとに更新(写真の書換)がある為、面倒くさくて放置になりそうな予感 (もちろん有料)
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