FUJICと、続く道 花の跡
2025.08.11
いまさら、こんな作品があることに気づきました。
ttps://shonenjumpplus.com/episode/4856001361331145833

昔、富士フィルムの岡崎文次さんが作った真空管式電子計算機FUJIC

文献を読むと、自分ひとりで始めて、計算手の女性一人に手伝ってもらって製作を進めたといった事が、あっさりと書かれているだけで、
名前の記録もないし、実際どんなふうだったのか、深く掘り下げるという視点はなかったのです。

かつてコンピュータというのは計算手を意味していました。たくさんの人を集めて計算させていたそうです。

この漫画が創作なのか、関係者の証言をもとにしているのかは明記されていませんでした。名前もわからないので、ほぼ創作なのかなと思います。でも、創作だとしても実際そうだったかもしれないなあ、という感想です。良い話だったと思います。

自分も昔、「かはく」にFUJICを見に行った事があります。
事前に調べた時は、筑波の収蔵庫に入っているというので見られないのかと思っていました。確か改装があって、展示されるようになったのかなと。ずいぶん昔のことです。

初めて「かはく」に行った時は感動したものでした。同時に、東京に住んでいる人は良いなあ、と。なんでも近くにあるから、秋葉原だって何だってある。地方には何にもない。

真空管が一本だけ抜けてひっかかっているのが気になりました。誰かソケットに戻してくれないかなと。空気が入ってゲッターが白くなっているのも気になって・・・

----------追記
作中で、フリップフロップを構成する2本の真空管の特性に触れられていたけど、
この漫画の主人公? 二人の女の子の相性と重なるような気がする。
お互いに得意不得意があって、良い組み合わせ。仲が良い。
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amesho - 2025年08月11日 10:24
FUJICに関して、(私が)初めて見る写真がありましたのでリンクを掲載します。
ページの最初の写真がそれです。
kanitama - 2025年08月11日 10:00
渋い漫画に興味津々です。創作とはいえ無名の人物にスポットが当たってよかったです。国産の電子計算機開発もメーカーごとにあるのかもしれません。エニアックの登場で研究者の心がざわめいたことでしょう。
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