垂直式救助袋
2025.09.24
マンションのベランダには、避難用のオリローハッチなんてのが付いていたりしますが、
自分が通った中学校には、垂直式救助袋が有りました。

救助袋は2タイプ、45度と垂直があるみたい。中学校のは垂直だけだった。

ある日、担任が「救助袋で3Fから降りてみたい者はいるか」とみんなに声をかけた。
そこで自分は興味があったので手を挙げた次第。

当日のメイン行事は避難訓練なので、みんな教室から校庭へ避難した。
我々、救助袋で降りる数名と一部の先生だけ3Fの教室に残った。

よし、降りてみろ、と。

簡単な階段が付いていて、とにかく袋の中に足から入ってみたが、初めての体験だから勝手がわからない。もっとも・・・本当に避難する時は、ほぼ全ての人が初めての体験になるけどな。

このままストーンと地上まで落ちるのかと、そんな考えが脳裏をよぎった。そんなことはなくて、適度にひっかかりながら降りていくので安全だ。
螺旋状になっている。

むしろ自分が要領悪くて、ひっかかりすぎて身動き取れなかった。とくに地上に近づいたところでひっかかり、どうしたものかと。
周囲の助けと、両手両足をのばしたりひっこめたりして通ったような気がする。もう忘れた。

いま思えば、大腸の中を通るウ◯コの疑似体験か(笑)

これはスムーズに通過できないと、ほかの人も迅速に避難できないのだから、できればみんな一度は通って慣れておく必要がありそう。もちろん、これを使う機会がないことを願う。
たいていは普通に非常階段などを使って避難できるとは思うが・・・。

救助袋は、先に降りた人がどこまで降りたのか、ある程度降りたところで次の人が入らないとぶつかってしまうおそれがある。

小学校でも避難訓練は有り、なぜか片腕をもう片方の手で掴んで走った。
「おかし」と覚えなさいと言われていた。押さない、駆けない、喋らないの略。
普段は鍵がかかっている非常口、非常階段を通るめったにできない体験だった。

理科室から火災発生という前提で、実際に発煙筒を焚いて煙がでていた。発煙筒ってどんなのだろうと、避難訓練が終わって教室に戻る時、寄り道して見に行ったりした。
金属製バケツの中に砂利を詰めて、その真ん中に発煙筒が差し込んであったと思う。
トラックバックURL
トラックバック一覧
コメント一覧
コメント投稿

名前

URL

メッセージ

- CafeLog -