基板の法則
2025.09.27
長年の経験的に、どういうわけか基板の発注は週末に多い感じ。
週末の夕方になって、なんとか急ぎでどうにかならんだろうかという話も・・・

ついでに、いまから緊急で部品が手に入らないか、というのも有る。
東京など電子部品を売っている店があるなら行けるだろうけど、地方では無理。

電子部品、抵抗やトランジスタなんかは店で売ってるけど、自分の設計した基板は工場に発注しないと手に入らない。当たり前。

まあ、こういう場合に備えて週末も動く基板メーカーは見つけてあり、以前から取引がある。なるべくなら頼みたくない。高いから。
納期を短縮するほど値段が上がる仕組み。

両面板なら最短1日でもできる。値段もそれなりにかかるけど、とにかくできる。
締め切り時間までにデータを出せば、あとは夜通し作って翌日の夕方に出荷するんだな。

基板には部品を載せるから、両方が同じタイミングで揃うのが理想的。そうなるようにスケジュールを組み立てる。
基板だけ先に届いて、部品が後から届くんだったら急いで基板を作った意味が薄れてしまう。

海外、特にアジア諸国のメーカーは24時間稼働が基本で、製造進捗がいつでも見られるシステムが有る。
しかし輸送にはそれなりに日数もかかるから、製造が早く出来たところで輸送日数では国内にかなわない。トータルで(製造実働と輸送日数をあわせて)判断したい。通関トラブルで遅れるリスクもある。

国内でも、たとえば九州と関東で取引をするなら、通常の宅配便は間1日かかる。タイムサービスや航空便なら翌日着も可能だが、送料はそれなりにかかる。
そこで発送の翌日午後着でもよければ、通常の宅配便が利用可能な関西のメーカーを選んだら良いと思う。
トラックバックURL
トラックバック一覧
コメント一覧
kanitama - 2025年09月28日 12:35
なるほど基板の法則とは面白いものがあるようですね。週末に話しをしておけば週明けにはできているという思惑があるのでしょうか。そこまで急ぎの仕事があるとは業界にはなにやら原因がありそうですね。
コメント投稿

名前

URL

メッセージ

- CafeLog -