久しぶりに動かす
2025.10.12
3Dプリンタは、
気がついてみたら1年半ほど放置していた。(笑)

それで久しぶりに動かしてみたというわけです。
動かす前にホコリを落としました。

フィラメントの通し方も忘れていて、わけのわからない事を最初してしまいました。

CADソフトの使い方も忘れました。

2005年からソリッドワークスを使ってきましたが、
もちろん、自分で買えるような値段ではありません。
県の機関に時間いくらで借りて使わせてもらっていました。
ところが近年、ライセンスの問題で使えなくなったそうで、
それっきりです。

代わりになるフリーソフトのCADソフトを勉強しようと手をつけて、
まだ始まりのところでつまずいていました。

最初にDesignSparkを試した後、ちょっと違うなと思って他を検討。

確か、何かの仕事で特定の形式のファイルを読み込む必要があったけど、
それが対応できないので他を検討したんじゃなかったっけ。

123D DESIGNだったか、これは良いなと思っていたら、
それはもう打ち切り、古い、って言われたのは何年前か。
2017年。
解説書まで買って、かなり勉強を進めていたのに、なんという仕打ち。
全てゴミ。

その代わりのものを探して試して迷いに迷って、今のところはFreeCAD。

しかし・・・自由に思い通りの形ができたら!というレベルまで、まだ到達できていません。

ソリッドワークスとは考え方が違います。似たところもあるが、いずれにしても長年使っていなかったのですっかり忘れており、最初から始めるのとあまり変わりません。
3Dプリンタその後
2024.06.13
結局使わないままホコリをかぶっていてもったいない。
しかし、なかなか取り組むタイミングがなくて・・・
サポート(支え)
2023.11.14
造形する時の方向を適切にすれば、安全に造形できる場合が多いとは思いますが、どうしても悩むパターンがあります。

たとえばPCのファンの羽根のようなものを丸ごと作る事を考えてみましょう。

あの羽根の曲線部分を空中に築けるかというと、そのままでは無理でしょう。

一つの方法として、サポートを用います。支え、足場のようなものです。切り離しやすいように工夫して、造形完了後に切り離します。

サポートを積み上げてから、その上に本来の形を造形していきます。

機種などによって色々違うとは思いますが、私の経験の中では、昔のストラタシス社の3Dプリンタでは、別の素材でサポートを出力していました。
色も違っており、本来の造形部分とは容易に切り離せるようになっていました。
造形の方向
2023.11.14
これは参考書に載っていたモデルですが、



これを見た目そのままの状態で出力しようとしても、うまくいかない可能性が高いです。

接地面が小さくてズレやすいのと、空中にアーチをかけるような造形はかなり際どく、垂れてしまったり崩れたりというのが思い浮かびます。

そこで、これを横倒しにするとうまく造形できるはずです。空中にアーチをかけるような造形もなく、同じパターンを繰り返し積み上げていくだけですから。
3Dプリンタ 加工失敗例
2023.11.14
過去のサンプルデータの中に、空中で2つの輪っかが組み合わされるようなモデルがありましたので、実際にできるものかどうか、試しに出力してみました。

結果から先に書くと、しょっぱなで失敗、でした。



途中で外れてしまいました。
これは放置すると「そうめんの山」になるパターンです。

接地面が少ない為、固定がしっかりできていません。

空中で2つの輪っかの組み合わせというのも無茶でしたが、このように接地面が小さいモデルの場合、台座を付けてしっかり固定できるようにデータを工夫することです。最終的にその台座が不要ならば、完成後に切り離しても構いません。

出力するモデルの形状によって、出力の方向を選ぶのも基本的なことです。
空中にいきなり城を築くことはできないものです。
タテにしたりヨコにしたりして、出力に最適な方向でスライス、出力します。
場合によっては、パーツを分割して出力し、最終的に接着で組み合わせる事もあるでしょう。
なんでもかんでも万能とは考えない方がよいです。でも、ちょっとした工夫でできるようになることもあります。

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