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’80年代前半だっただろうか、
「ラジオの製作」に、空き缶工作シリーズがありました。

キャンデーなどの空き缶に、回路基板を組み込むというものです。
いまのALTOIDSとかじゃなく、ペコちゃんのキャンデー缶とか、太田胃散の缶も（笑）
缶を使うと何が良いかというと、特に高周波の場合シールドの効果があります。

それの前だったか後だったか、缶バッジ工作シリーズもありました。
よくあの中に回路を組み込むものだと思いました。
LEDが点滅するバッジとか、AMラジオ、FMワイヤレスマイクもありました。

一方、「初歩のラジオ」ではカセットケースに回路基板を組み込むシリーズがありました。
デジタルゲームとか、FMワイヤレスマイク等です。

なんというか、これらには何とも言えない魅力を感じておりました。
なんでだろうな。うまく説明できない。

あの頃、
いつも適当に回路を組んで、箱にも入れないで使うから線が切れてしまったり壊れやすかったのです。
とりあえずお菓子の箱など紙だったら容易に加工できました。

ちゃんとした工具も持ってないから金属加工は難題でしたが、せんべいとかクッキーの缶は、鉄（ブリキ）でも薄いから加工が比較的容易でした。