もしもシリーズ
2025.09.06
ドリフのコントじゃないけど・・・もしもシリーズ
もしも・・・だったら? と、様々なことに当てはめて日々妄想に精進していきたいと思います。
1.
SC-3000とMSXはハード的に似ているので、もしもMSXでSC-3000のソフトが動かせたら?
そこでMSX上でSC-3000のソフトが使えるハードウェアを作ってみたのがMPC-EX256
見た目はMSXなのに、動いているのはSEGAのBASICやゲームという奇妙な体験でした。
2.
MSXにDMAが有ったら・・・というのは実際には作ってないけど、FDDは2HD対応になっていたでしょう。そのほか、ちょっと思いつきませんが何らかの性能向上にもつながっていたものと思います。
DMAというのはダイレクトメモリアクセスで、プログラムを介さずにデータを転送する機能です。プログラムで転送元番地から転送先番地へ指定バイト数を転送、あるいはI/Oから入(出)力したデータをメモリ上へ(から)転送することは有るでしょう。プログラムを介すのでその実行時間も加わった時間を要します。これをハード的に直接やってしまえば、ほぼ純粋な転送時間だけに短縮される、これをDMAといいます。
スロットコネクタには空きピンが2つ有るので、「六角堂」、「MPC-Sシリーズ」ではDMA用の信号を割り付けてみました。
3.
Z80がワンチップマイコンになっていたら・・・これは当時欲しかったものです。
Z84C015では周辺LSIまでワンチップに組み込まれましたが、ROMとRAMは外付けでした。
HD64180もROM内蔵だったかRAM内蔵だったか、有ったような記憶です。(使ったことがない)
もしもROMとRAMまでワンチップになっていたら、用途が広がっていたかもしれません。そのままZ80資産を活かしたいという希望はありましたから。
じつはそういうワンチップは有りまして、かなり古いのですが遊技機用の通称「V2チップ」です。ROMは8KB、RAMは256か512バイトだったと思います。残念ながら一般向けには販売されず、遊技機メーカー向けでした。
一般向けに出回ったら容易に裏ROMを作られてしまうのでダメでした。しかし、正規の用途としてゲームセンター向けに改造している業者も有り、そこで需要があったかも?
実際には単体Z80またはZ84C015をベースにした「げた基板」を作って使われていたようです。(ROMのプログラムは遊技機メーカーの許諾を得て、ゲームセンター向け仕様の改造を施していた)
4.
上記3の続き
当時はZ80以外に活路を見出すしかなく、H8/3048Fを使い始めたきっかけじゃないかな。そんなH8/3048Fも今では廃止品?
5.
MSXのVDPが超強力な物になっていたら?
CPUもそれなりに性能が高くならないとバランスがとれないでしょうけど、同時に、過去との互換性も維持しなければなりません。
これはなかなか自分で試すのは難しいかな・・・というのは昔の感覚で、いまではFPGAをいじれば何とかできそうです。やるかどうかは別として・・・
超強力というわけではないが、SEGAのVDPを使ったこともありました。MPC-SGT1基板
6.
MSXがインターネットに接続できたら? 少なくともLANに接続
先人が作ったOBSONETも有りました。
MET-5134X基板
実験は出来ました。あとの応用はなかなかできませんでした。
7.
MSXに別のマイコンをつないで、計算などを高速化
昔のI/Oにハードウェア乗算器の製作という力作があり、当時インパクトがあってその号を買って今でも持っています。実際に作るまでには至りませんでした。(お金なし)
こんなふうに、計算などを外部ハードウェアに投げて短時間で処理し、結果をもらうまでの時間がZ80のプログラムより速ければ、というものです。
実際にPICマイコンを載せてみたのは、
MPC-PSP877基板 でした。
PICマイコン自体にバス接続の機能が内蔵されているので、データバスにぶら下げてレジスタの読み書きができました。
この機能を持っているPICはずいぶん古い品番になりました。その後の887等には内蔵されていません。
もしも・・・だったら? と、様々なことに当てはめて日々妄想に精進していきたいと思います。
1.
SC-3000とMSXはハード的に似ているので、もしもMSXでSC-3000のソフトが動かせたら?
そこでMSX上でSC-3000のソフトが使えるハードウェアを作ってみたのがMPC-EX256
見た目はMSXなのに、動いているのはSEGAのBASICやゲームという奇妙な体験でした。
2.
MSXにDMAが有ったら・・・というのは実際には作ってないけど、FDDは2HD対応になっていたでしょう。そのほか、ちょっと思いつきませんが何らかの性能向上にもつながっていたものと思います。
DMAというのはダイレクトメモリアクセスで、プログラムを介さずにデータを転送する機能です。プログラムで転送元番地から転送先番地へ指定バイト数を転送、あるいはI/Oから入(出)力したデータをメモリ上へ(から)転送することは有るでしょう。プログラムを介すのでその実行時間も加わった時間を要します。これをハード的に直接やってしまえば、ほぼ純粋な転送時間だけに短縮される、これをDMAといいます。
スロットコネクタには空きピンが2つ有るので、「六角堂」、「MPC-Sシリーズ」ではDMA用の信号を割り付けてみました。
3.
Z80がワンチップマイコンになっていたら・・・これは当時欲しかったものです。
Z84C015では周辺LSIまでワンチップに組み込まれましたが、ROMとRAMは外付けでした。
HD64180もROM内蔵だったかRAM内蔵だったか、有ったような記憶です。(使ったことがない)
もしもROMとRAMまでワンチップになっていたら、用途が広がっていたかもしれません。そのままZ80資産を活かしたいという希望はありましたから。
じつはそういうワンチップは有りまして、かなり古いのですが遊技機用の通称「V2チップ」です。ROMは8KB、RAMは256か512バイトだったと思います。残念ながら一般向けには販売されず、遊技機メーカー向けでした。
一般向けに出回ったら容易に裏ROMを作られてしまうのでダメでした。しかし、正規の用途としてゲームセンター向けに改造している業者も有り、そこで需要があったかも?
実際には単体Z80またはZ84C015をベースにした「げた基板」を作って使われていたようです。(ROMのプログラムは遊技機メーカーの許諾を得て、ゲームセンター向け仕様の改造を施していた)
4.
上記3の続き
当時はZ80以外に活路を見出すしかなく、H8/3048Fを使い始めたきっかけじゃないかな。そんなH8/3048Fも今では廃止品?
5.
MSXのVDPが超強力な物になっていたら?
CPUもそれなりに性能が高くならないとバランスがとれないでしょうけど、同時に、過去との互換性も維持しなければなりません。
これはなかなか自分で試すのは難しいかな・・・というのは昔の感覚で、いまではFPGAをいじれば何とかできそうです。やるかどうかは別として・・・
超強力というわけではないが、SEGAのVDPを使ったこともありました。MPC-SGT1基板
6.
MSXがインターネットに接続できたら? 少なくともLANに接続
先人が作ったOBSONETも有りました。
MET-5134X基板
実験は出来ました。あとの応用はなかなかできませんでした。
7.
MSXに別のマイコンをつないで、計算などを高速化
昔のI/Oにハードウェア乗算器の製作という力作があり、当時インパクトがあってその号を買って今でも持っています。実際に作るまでには至りませんでした。(お金なし)
こんなふうに、計算などを外部ハードウェアに投げて短時間で処理し、結果をもらうまでの時間がZ80のプログラムより速ければ、というものです。
実際にPICマイコンを載せてみたのは、
MPC-PSP877基板 でした。
PICマイコン自体にバス接続の機能が内蔵されているので、データバスにぶら下げてレジスタの読み書きができました。
この機能を持っているPICはずいぶん古い品番になりました。その後の887等には内蔵されていません。
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kanitama - 2025年09月06日 21:13
もしもシリーズは夢があっていいですね~。MSX3が世に出るころには新しいもしもシリーズを期待しちゃいそうです。
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