シンプルZ80マイコン(7)
2025.09.12
アドレスバスは必要な本数だけ接続すれば良いです。
仮にメモリが合計64KBあったとしても、16本全部つなぐのは面倒です。
256バイト分なら8本だけでいいです。もっと少なくして、必要になったらつなぐのでもいいです。
但し、SRAMのアドレスピンの余りは開放せず、+5VまたはGNDにつないでおきます。

いや、Z80からアドレス16本出ているからSRAMは64KBのせて、全部つながないともったいない?
でも、トグルスイッチで32KBも64KBも入力する気か、って立ち止まって考えてみます。
256バイトでもスイッチパチパチは大変です。
そんなの経験ないからわかんない、やってみなきゃ、と思うなら経験するのも良いです。

100バイト程度でローダーのプログラムを作り、あとで8251をつないでRS-232Cからプログラムをロードできるようにした方が楽です。そうすればBASICなど使えます。
これは後の拡張しだいです。
ローダーを毎回パチパチ入力するのは大変ですから、SRAMのバッテリーバックアップを追加したり、あるいはROM化するかです。

ミニコンピュータの時代、フロントパネルに並んだスイッチからブートローダーを打ち込みましたが、せいぜい16ワード程度でした。
NEAC3200で遊んでいた頃そのコードを覚えてしまい、手が勝手に動いて打ち込んだものです。コアメモリだったので電源が落ちても消えず、暴走や何かの拍子に消えたら打ち込み直していました。
ブートローダーによって紙テープを読み込ませ、その読み込んだプログラムを実行させる仕組みでした。

ところで、
トグルスイッチでプログラムを打ち込んだりしていると、アドレスの操作が面倒になるでしょう。ミスも起きがちです。
しまった、アドレスを進めてなかったからやり直しだ。どこまで戻れば? そんな事が起きます。
打ち込んだプログラムを先頭から順番に読みながら、正しく入力できたか確認したいときもあるでしょう。
そんなとき、いちいちトグルスイッチを操作してアドレスを進めるのですから面倒くささにもほどがあります。

そこで、アドレスにカウンタを組み込み、書込ボタンなど押すたびに自動的に+1してくれればいいのにと思いつきます。

ランダムアクセス的にアドレスを指定するのはトグルスイッチで、
そのカウンタの開始値の設定もトグルスイッチで、
あとは、書込ボタンを押した後に+1される。
読み出しは、書込を伴わない+1だけのボタンが有ればいいな。

色々凝り始めて、結局は・・・複雑になりそうです。

キーボードから打ち込むのが楽でいいなと考えるけど、それはまた別バージョンです。
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