FS-A1ST改造失敗
2025.10.08
いまの話ではなく、’90年代始めの頃の話
まだまだ未熟だった私でした。

MSXマガジンか何かの改造記事を見て、自分のFS-A1STもRAM増設しようとした。
空きパターンにDRAMをはんだ付けして、あとは抵抗をチョコチョコと。簡単だ。

そうだ、念の為にソケットを使おう。(これが悪夢の始まり)

その時に使ったソケットは、ご覧の通り(実際は18Pか20P、忘れた)


無事、改造は成功した。
起動画面に表示されたRAM容量を見て大喜び。
(実際に使うのか?)
RAMディスクとして使った。アセンブル、コンパイルが速くなった。
それ以前の学生時代からRAMディスクは重宝していて、容量が増えてありがたい。
だけど作業が終わった時点でフロッピーに書き戻すのを忘れてしまい、一気に天国から地獄の底まで落ちたこともあるけどな。
(そこで、書き戻すバッチファイルを作った。確か、ソースだけはコンパイル時に必ずフロッピーへ書き込むようにした気がする。)


ところが・・・ある日、RAM容量表示が増設前と同じになった。アレ?
勝手に変わったりする。おかしいなあ?

ははあ、ソケットの接触が悪いんだ。こんなソケットだからイカンのだろう。
接点が片側しか接触しない構造になっている。
わかっていて使ったが、こんなにダメとは思わなかった。
少なくとも、両面から接触しないとな。丸ピンだったら周囲から包むように接触するから信頼性が高い。

とりあえず、この板バネソケットを取り外して、丸ピンソケットに交換しよう。

その取り外し・・・
当時はハンダ吸い取り線とスッポンしか持ってなかったから、結果から書くと見事に失敗。パターンを壊してしまった。剥がれて切れたり、スルーホールが抜けたり。

FS-A1STの基板は特殊で、配線パターンが見えない。当時のエレクトロニクス雑誌に載っていたけど、銅ペーストといって配線パターンの上を銅でシールドしてしまい、輻射ノイズを抑える狙いが有った。
しかしそれだと修理ができない。パターンを切ったりつないだりなんてあり得ないという思想だろうな。量産基板に適用するから良いんだと。

いまでこそ回路図は出回っているが、当時は回路図なんて手に入らなかった。修理に出したら高額になるだろうな。就職したばかりでお金もない。
DRAMの配線を可能な限り追って調べた当時のメモが今も残っている。あきらめきれなかったんだろうな。

結局あきらめてしまったのでした。

ソケットの接触を改善する方法を最初に試したらどうなのか?って思うでしょうけど、その当時に思いつかなかったでしょう。何度か抜き差しをしてみたりしたかもしれない。覚えてない。
あとから色々言うけど、失ったものは取り戻せないんだからなあ。

・・・・・・

幸い、どうにかこうにか基板だけ手に入れて交換し、復活したわけです。

二度とあんなソケットは使わないと心に決めました。(某**で当時よく売られていたものでした。安かった)
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