amelog

子どもの頃は海岸に何でもゴミが捨てられていたものでした。
いまでは不法投棄で警察沙汰になるでしょうけど、いや、当時も警告看板は有りましたが、みんな構わず捨てていました。
明らかに漂着物ではなく、腐ったミカンの山とか、テレビとか、古い家を解体したと思われる木材とか、とにかくなんでもかんでも。
海の近くに住んでいたので、たまに海岸へ遊びに行っていましたが、そんなゴミの中から、たまにお宝をゲットすることもありました。
お宝といっても結局ゴミといえばゴミですけどね。テレビを拾ってきたけど潮をかぶっていてダメだったりしました。とりあえずパーツを外して集めるぐらい。

そんな記憶が蘇ったのか、
昨夜の夢は海岸でお宝ゲットでした。

まるでジャンク屋と古本屋が海岸に開店したようでした。棚が並んでいるし、奇妙な光景。

ああー、百科事典。うちにも同じのがあるよ。いまどき古本屋も買ってくれないし、フリマでも誰もいらないから勝手に持っていってくださいって書いてあるもんな。
（でも子どもの頃は貴重な情報源で、百科事典ばかり読んでいた。それだけ大切なものだったのに、残念）

この本なんか戦前だろうか、文字がその当時のようだし・・・紙が黒ずんでいて読みづらい。価値はあるだろうか。でも同じシリーズで揃っているなあ。

誰かが使っていたような部品箱（引き出しが並んでいる）がそのまま置いてある。こりゃあいい、もらって帰ろう。

自転車に積み込もうとしたら声をかけてきた人がいて、管理しているのであそこに座っている人に話をしてくださいと。

オバチャンが二人いて、どっちに話したらいいのですかと質問して、はい私です。
それから「持ち帰っていいですか」、「売ってるんですか」、と質問したけれど、
どうも、このあたりで寝言を言っていたと自覚しています。

目が覚めて夢だったと気付き、とても損したような気分になるお宝ゲット系の夢でした。

お宝ゲット系は、たとえば100円玉が道に落ちていてひたすら集める夢とか。起きたら何もないという、とっても残念な夢です。