ラグ板
2025.12.15
最初は雑誌の製作記事を見ながら作っていて、
その時は書いてある通りにラグ板を使っていました。

通販で買うしかなかったので貴重でした。
真空管のテレビから外したものは1列だった。

通販で買った時は、記事と同じピン数じゃなくて、違うのを買ってしまったような。
ずらして考えようとして何か混乱したような。
記事より多いのなら、そんなの切れば良いだろとか、テープで隠せば良いだろとか、そんな事まで思いつく余裕もなく。

図を見て作ろうとしても思い通りにいかなかった頃です。
回路図よりも実体図を頼りに作っていた。

配線が済んだところのチェックをどのようにしていたか。
複写機は無いから書き写すしかなかっただろうけど、そんな書き写す根気がなかった。
トレーシングペーパーも無かった。

直接、雑誌記事にペンで書き込んでいたと思うけど、間違ってマークしたりして最終的にはグチャグチャにならなかったか。

先にハンダ付けした箇所に、さらに線とか部品を付ける時にハンダがとけて、それが浮き上がってはずれたりして悪戦苦闘していたなあ。
面倒でも最初に巻き付けてハンダを流せば良かったんだろうけど、徐々にハンダの火加減というか、部品がはずれない程度に熱をかけることができるようになった。

次にユニバーサル基板を使い始めたけど、最初は4mmピッチじゃなかったかな。科学教材社から買っていた。
貴重だから何度も使いまわして、部品を外して他の作品に使ったりしたので、元の作品は残っていない。
ICを使い始めてから2.54mmピッチの物に移行したっけ。

ラグ板もユニバーサル基板も通販に依存するし、そんなにしょっちゅう利用できないから、なんとか身近なもので間に合わないかと。
それで、板に画鋲を打ってそれを足場にハンダ付けして回路を組んでいた頃もありました。
テレビなんかの基板からはずしたトランジスタなどは足が短いから、画鋲だとそんなにお互いの距離を詰めることができず、足を継ぎ足したりして見苦しかったような。

そのほか、ボール紙に穴をあけて回路を組む試みもやっていた。
なぜかというと厚みを薄く作ってみようというわけで、ボール紙に穴をあけて部品を埋める。
薄く作る必要があったのかはともかく、何か思いついたのでやってみただけ。

ブレッドボードは昔のトラ技の広告を見ると、すでに'70年代には有ったようだ。
個人的には高校生の頃に学校で初めて見た。
高校卒業後に自分で買ってきたけど、ジャンパー線まで買う余裕がなく、自分で線を切ったりむいたりして使っていた。細い線だったから接触不良気味だったっけ。
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