LED電球
2026.01.10
某ベンチャーで昔かかわってきましたが・・・当時はLED電球や蛍光灯を各社が作って販売していたものです。大手メーカーさんが乗り出してくるまでは。
あのLED電球とやらは中国が発祥ではないかと私は勝手に考えています。
日本でほとんど知られていなかった頃から、向こうのマーケットでは有象無象のあやしいLED電球が売られていたようです。
独立2年目でほとんど儲かっていなかった私をひきずり込んだベンチャー某社は、中国からLED電球を仕入れて、強気なお値段で売っていました。1個なんと1万5千円!
5万時間だの節電だの環境にやさしいだの何だのといったふれこみで、個人にはなかなか売れませんでしたが、企業がまとめて買ったりして一応それなりに売れたようです。
ところが、その品質の悪さによって後で問題を起こすんですね。
安く仕入れて高く売れば儲かると思ったんでしょう。中身も何も知らずに。そして、中身のわかる人材がそれまでいなかったのでした。
納品してから数年で点灯しなくなったり、チカチカしたり、まあ、改めて思えば火事にならなかっただけマシだったかもしれません。不幸中の幸いです。
とにかくクレームとなり、返品・交換ですよ。
同じ物を納品しても繰り返しになるので、当時の国内某社の市販品を代替品としておさめたのでした。
LED電球ってのは構造的にダメでしたね。要するに自分で自分の首を締めている。自分の発熱で自分の電解コンデンサを焼いている。しかも中国製の粗悪な電解コンデンサだから、全般的に寿命が短く、品質のバラツキで早期にダメになるやつもあったのでしょう。
ひとつの筐体の中に電源基板と熱源であるLEDを組み込むのだから、熱対策のしようがないのです。まさに、逃げ場がないというわけです。
LEDって熱くならないんでしょって言うやつがいたので、触ってみろと。ずっとさわれないぐらい熱いです。数ミリアンペアで光らせれば熱くならないでしょうけど、数ワットの電力でしかも7個並べていれば相当な発熱です。
その電解コンデンサを排除すれば良いというわけで、電解レスの回路を検討していました。
調べていく中では、AC電源で直接駆動できるLEDモジュールが有り、たとえば韓国メーカーのアクリチがありました。
サンプルを取り寄せたり、自分で市販のアクリチ電球を買ってきて試しました。これは交流で点灯させている為、ちらつきが感じられて違和感がありました。もう市販品も有るし、使うのは断念しました。
シャープの最初のLED電球をすぐに買ってきて、壊して中身を調べ上げました。これには二次側にひとつだけ電解コンデンサが使われていました。
液冷電球も買いました。ガラス管の内部にオイルが入っていて、それで熱を拡散しようというものです。電解コンデンサも使われていません。
そのほか、あれこれ片っ端から買ってきて壊して調べましたが、もう遅かったんです。その時点ではね。我々は結局何も解決できていなかった。その時点では電球はあきらめていました。
いま100均で買ってきて中身を見ると、もう、これが完成形なんだろうと思います。
だけど完全にあきらめていなくて、自分なりに答えを出して実際にひとつの製品を作り上げました。残念ながら見せられませんが、いまでも現場で現役のはずです。イルミネーション用です。
もちろん電解コンデンサ無しで長寿命、フリッカーは有るけれども使い方としては全く問題なく、十分に求められる明るさを実現したものです。発熱も問題になりません。
LEDをうまく配置することで、関係機関から求められた配光特性も容易に実現できました。
元々は白熱電球60Wか40Wをたくさん使っていたようですが、それがLED化によってたったの3Wで済むようになり、大幅な節電となりました。
またそこで商売が下手だと思うのは、その現場専用の物を作ったことで、他で使えないというものです。同じ物を続けて売って少しずつでも稼いでいけば、その積み上げでチリツモになると思うんですが・・・それがなかなかできない会社でした。儲からないやり方というものを学びました。その逆を行けばよかったのに、上層部は頭コンクリで「意見は許さん!」 それじゃだめでしょう。
あのLED電球とやらは中国が発祥ではないかと私は勝手に考えています。
日本でほとんど知られていなかった頃から、向こうのマーケットでは有象無象のあやしいLED電球が売られていたようです。
独立2年目でほとんど儲かっていなかった私をひきずり込んだベンチャー某社は、中国からLED電球を仕入れて、強気なお値段で売っていました。1個なんと1万5千円!
5万時間だの節電だの環境にやさしいだの何だのといったふれこみで、個人にはなかなか売れませんでしたが、企業がまとめて買ったりして一応それなりに売れたようです。
ところが、その品質の悪さによって後で問題を起こすんですね。
安く仕入れて高く売れば儲かると思ったんでしょう。中身も何も知らずに。そして、中身のわかる人材がそれまでいなかったのでした。
納品してから数年で点灯しなくなったり、チカチカしたり、まあ、改めて思えば火事にならなかっただけマシだったかもしれません。不幸中の幸いです。
とにかくクレームとなり、返品・交換ですよ。
同じ物を納品しても繰り返しになるので、当時の国内某社の市販品を代替品としておさめたのでした。
LED電球ってのは構造的にダメでしたね。要するに自分で自分の首を締めている。自分の発熱で自分の電解コンデンサを焼いている。しかも中国製の粗悪な電解コンデンサだから、全般的に寿命が短く、品質のバラツキで早期にダメになるやつもあったのでしょう。
ひとつの筐体の中に電源基板と熱源であるLEDを組み込むのだから、熱対策のしようがないのです。まさに、逃げ場がないというわけです。
LEDって熱くならないんでしょって言うやつがいたので、触ってみろと。ずっとさわれないぐらい熱いです。数ミリアンペアで光らせれば熱くならないでしょうけど、数ワットの電力でしかも7個並べていれば相当な発熱です。
その電解コンデンサを排除すれば良いというわけで、電解レスの回路を検討していました。
調べていく中では、AC電源で直接駆動できるLEDモジュールが有り、たとえば韓国メーカーのアクリチがありました。
サンプルを取り寄せたり、自分で市販のアクリチ電球を買ってきて試しました。これは交流で点灯させている為、ちらつきが感じられて違和感がありました。もう市販品も有るし、使うのは断念しました。
シャープの最初のLED電球をすぐに買ってきて、壊して中身を調べ上げました。これには二次側にひとつだけ電解コンデンサが使われていました。
液冷電球も買いました。ガラス管の内部にオイルが入っていて、それで熱を拡散しようというものです。電解コンデンサも使われていません。
そのほか、あれこれ片っ端から買ってきて壊して調べましたが、もう遅かったんです。その時点ではね。我々は結局何も解決できていなかった。その時点では電球はあきらめていました。
いま100均で買ってきて中身を見ると、もう、これが完成形なんだろうと思います。
だけど完全にあきらめていなくて、自分なりに答えを出して実際にひとつの製品を作り上げました。残念ながら見せられませんが、いまでも現場で現役のはずです。イルミネーション用です。
もちろん電解コンデンサ無しで長寿命、フリッカーは有るけれども使い方としては全く問題なく、十分に求められる明るさを実現したものです。発熱も問題になりません。
LEDをうまく配置することで、関係機関から求められた配光特性も容易に実現できました。
元々は白熱電球60Wか40Wをたくさん使っていたようですが、それがLED化によってたったの3Wで済むようになり、大幅な節電となりました。
またそこで商売が下手だと思うのは、その現場専用の物を作ったことで、他で使えないというものです。同じ物を続けて売って少しずつでも稼いでいけば、その積み上げでチリツモになると思うんですが・・・それがなかなかできない会社でした。儲からないやり方というものを学びました。その逆を行けばよかったのに、上層部は頭コンクリで「意見は許さん!」 それじゃだめでしょう。
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2026.01.10 12:56
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