確定申告
2025.01.31
その昔は、確定申告書の書き方がよくわからず、解説書を買ってきて、ひとつひとつの項目を読み返しながら「わからんわからん」連発しながら苦悶して記入し、やっとの思いで提出したものでした。

数年後にわかったのだが、控除できるものを書いていなかった(知らなかった)ため、払わなくて良い所得税を払ってしまったという大失敗!
何年以内だったら過去の修正申告はできるけど、面倒臭くて放っていた。

なんで控除に国民年金や国保の金額を記入するのかもよくわかってなかったし、何の関係があるのか、その数字が全体にどのように影響するのかも知らなかった。ただ、欄を埋めるだけで精一杯。

「収支内訳書」が最大の難関で、これの記入方法が最初わからなくて行き詰まったっけ。
結局どっちを先に書くかというところでは、収支内訳書が先で、そのいくつかの項目を確定申告書にも転記する。
収支内訳書を作るには、簡易的なものでも良いので帳簿をつけないといけないんだと、ようやくわかったっけ。確か2013年頃からそう決まったような気がする。

簿記なんて、一応ビジネス系の学校を出ているので授業は受けたが、周囲は商業高校出身のやつが多くて余裕しゃくしゃく、面白くない。こっちは初めてでさっぱりわからん。最後までわからなかったし、検定は当然落ちた。

分かっている人には常識でも、そんなのは知らない。普段からちゃんとしてなかったから、1年分さかのぼってあれこれ見直す必要があり、一応は会計ソフトを試してみたのだが、数字が合ってるんだか合ってないんだか、全然わからない。

ちゃんと計算してくれているのか疑心暗鬼、それ以前に自分がミスってるのかもしれないけど、わけがわからないので結局は電卓でポチポチ計算する方式になった。

そもそもインチキをするつもりもないが、これで何か大きな間違いがあって調査が来たら余計に面倒くさいな、だからこそ正確に間違いがないようにしないといけないんだが、イマイチ自信がなかった。(税務署も面倒だろうな。わざわざ調べに来ても、手間のわりに大した追徴金も取れず時間の無駄になるだろう)

しかも例年、仕事が重なる時期。一番大変だった年は昼間現場に行き、帰ってきてからプログラムの修正をして、さらにもうひとつの設計の仕事をして、その後に確定申告の作業をしていた。

そこへ消費税の計算が加わる年があり、その計算方式は2種類あってどっちか選べと税務署から郵便が来た。

10数ページの資料は、彼らにとっては親切のつもりだろうが、読んでもサッパリわからない。日本語で書いてあるのはわかった。意味がわからない。

ここで私の脳みそはパンクした。モウダメー(煙)

さらに催促してきた。いつまでに提出しますか、って。
あせって、もう適当に書けーって書いて出した。

やっぱり正しかったのか心配になり、税理士に相談したところから契約が決まった。
私の選択が正しかったのか聞いたら間違いを指摘された。ああ、頼んでよかった。やり直しの手続きもやってもらった。

お金はそれなりにかかるけど、税理士に頼んだほうが間違いないよ。ほんと。

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