TVゲーム15
2022.10.11
ふと思い出したのだが・・・任天堂TVゲーム15

確か'84年頃に、ジャンク屋「スーパービデオ」の通販で買った基板が、じつはTVゲーム15の中身だったという話。

最初それとは知らず、店も「RGBからRFへの変換改造に」という売り方だったんじゃないかと思います。ラジオの製作にも、これを使った記事があったような記憶。いまの若いやつには意味がわからないだろう。

あとで、アレッこれはひょっとして・・・と調べたら、TVゲーム15の中身だってわかった。
ゲームを選択するスイッチの動きを制限することでゲームの本数を半分にして、上位機種と下位機種に分けて売ってなかったっけ。

いま思えばワンパターンな感じもするゲーム、だけど当時は意外とハマったような感じです。

うちはTVゲームなんか絶対に買ってもらえない家で、理解がなかったので、貴重なものでした。

仲の良かった同級生なんか、次々に色々買ってもらっていて、うらやましい限りでした。任天堂のハンドルのついたやつ、えーっと名前わからないけど、レーシングのゲームも彼の家には有りました。

ゲーム&ウォッチも有ったし、蛍光管ゲームのフリスキートムも有ったし、学研のポーカーだっけ。見た目は電卓のようなポーカーゲームもありました。(ただ、これだけは操作方法がわからなくて面白くなかったことだけ覚えている)

ゲームロボット九もありました。(のちに、近くの海岸に捨てられていた。いまはキレイになっているけど、当時はデタラメで、みんな海岸に何でも捨てていたのです)

彼は、出たばかりの頃にファミコンを買ってもらった奴とは別ですけどね。

学研トランシーバーも有ったし、まったく、うらやましい限りでした。TOMYの音声で動くロボットとかもあった。

ラジカセもなぜか3台以上有った。ひとつは英会話学習用の特殊な物で、ダブルデッキで色んなボタンとかツマミが付いていて興味深いものだったが・・・結局、英会話の勉強は全くせず、テレビの「ドラえもん」なんかを録音したり遊び道具になっていた。(※当時はビデオが普及していなかったので仕方なくカセットテープに録音して、画面は頭の中で再生していた。)

漫画も色々あったし。「ドラえもん百科」とか、ひみつ道具の本が好きで、とにかく、こういったものを目当てに、遊びに行っていたようなものです。

そこのバーサンが口うるさくて、部屋でラジカセを聞いているだけで「電気代がかかる」とかブツクサ言い出して、私も生意気に「数ワットだから大したことないです」とか言い返したりして・・・

それならと、思いついた。自分で電池を持っていってみた。
これなら電気代かかるとか言われないだろう。それで友達のラジカセを鳴らしていたら、やっぱり言われたので、うちから電池を持ってきているからおたくの電気代はかかりませんよと。

それでも、まだ何か色々言われたような気がするけど、忘れた。まあ、要するに子供は外で遊べということだろうけど。

結局、外にゲーム&ウオッチを持っていって遊んでいたから、同じようなものだ。
Webの縦書き
2022.10.05
日本人としては子供の頃から縦書きになじんできたわけだが、Webサイト等は舶来のせいか横書きばかりになっている。
そもそも縦書きを前提として設計されていないのだろうか。
そう思って、ちょっと調べたら「縦書きWeb普及委員会」を発見。
https://tategaki.github.io/

ついでに動画も・・・ある程度の年齢以上の方はテレビや映画スクリーンがそうだったように、横長が普通だという認識。
ところが、若者にとってはスマホの縦長の画面が普通になっているようだ。
缶スープ
2022.09.16
缶入りのスープ

冬季限定だけど、これを見かけるようになると冬の到来を感じるし、また、自販機から消えると春だなあ、と。
(現実は、季節からかなりズレてる場合もあるようだが)

寒い屋外で温かい缶スープを飲むのは最高だ・・・昔、駅のホームで長時間待っている間、調子に乗って何本も飲んでしまったこともある。

ただ、夏場に売られていないのは残念だ、と毎年残念に思っていた。(寒い時だからこそおいしいのだが)

ガキの頃、冬に花火(とくに爆竹)で遊びたくてたまらなくなり、駄菓子屋のバーサンに無理やり頼んで爆竹を出してきてもらったこともある。

自分がほしい時に手に入れたいのだ。季節なんか関係ない。

夏は手に入らない缶スープ、冬の間に買い集めて保存していた事がある。
これを時々取り出しては、いまの時期には手に入らない、貴重だなあ、とか言いながら缶ごと熱湯に漬けて温めて飲んでいた。

かなり昔だが、遊びに来た友人にも勧めていた。おみやげに何本か持って帰ってもらった。

ところが、それがまずかった。
帰った後で電話があり、腹が痛い、と。同時に私も腹痛を起こしていた。最初まさか原因が缶スープだなんて思わなかった。
賞味期限は十分に余裕があったので安心していた。

なんかドロッとしてたよな、まあ、長期間置いていたから固まってるんだろう。よく混ぜれば大丈夫だと思った。

どうやらわかったことは、缶スープは記載の賞味期限と関係なく、傷みやすいようである。

また、別の時にメーカーとやりとりしたのだが、駅の自販機で買って飲んだ時点でおかしいと思った事があった。酸っぱい感じで、色もおかしかった。やけに熱かった感じもした。
これに対するメーカーの回答書は、いまも保管してあるけれど(1997年付)、要点を引用すると(下記)、加熱しすぎた場合に変質するようだ。
・内容液のphが低下し、酸味が強くなる。
・液色が濃くなり、茶色または赤っぽくなる。
・缶のつなぎ目部分が変色する。
風速計に執着
2022.09.04
これもまた、子供の頃に執着していた物のひとつ、風速計。

三杯式と呼ばれるらしい。
建物の屋上などで、風に吹かれてクルクル回っているもの。
当時は勝手に風力発電だと思いこんでいた。

屋上にあって登れないし、なかなか近くで見られないから、大きさのイメージがイマイチつかめなかった。だいぶ後になって、現物を目の当たりにしたら、意外とデッカイので驚いた。

漁港に気象観測の小屋があり、その中に置いてあった3Vの角型電池にも興味があった。工事現場でチカチカ光るやつにも興味があった。あの電球どうなってるのって。
いずれも使い古しをもらって、それらをいじくり回して楽しんでいた。

ついでに、お茶畑にあるファンも、当時は意味を知らなかったから風力発電だと思いこんでいた。

当時は知りたいことがあったら、本を探すか、周囲の大人に聞くしかなかった。たまたま偶然にテレビでその話題があって、それをたまたま見ることができた時ぐらいしかなかった。(あるいは、600こちら情報部の質問コーナーに応募して、たまたま抽選で選ばれれば)

小2の頃は花火が好きすぎて、周囲の大人に火薬の作り方を聞いて回っていた。危ないガキだった。危ないから教えてくれないのか、あるいは知らないのか。
祖母の店に商品を卸しに来ていたおじさんにまで疑問をぶつけて、そこでようやく教えてもらったけれど、必要な物のうち、どうしてもアレだけは入手できなかったっけ。
硫黄は雲仙の地獄で拾ってくればよかったけれど。(拾うなと書いてある)

あこがれたマイクロテレビ
2022.08.31
中学生の頃、通販カタログで見かけたマイクロテレビが欲しかった。
ナショナル TR-1020
白黒で、画面はとても小さいのだが、拡大レンズがついていたと思う。

いま落ち着いて考えると、そんなモン、実用性なんか無いだろうと切り捨ててしまうが・・・当時は、なぜだか欲しくてたまらなかった。

テレビを持ち歩いて見られるという体験をしたかったんだろうな。しかもアンテナ線も電源線も無い、フリーな状態で。

現実は、当時住んでいた場所だと弱電界だったので、見たい局はきれいにうつらなかったかもしれない。ポータブルのテレビはロッドアンテナだけだと辛いものだ。

ほしいな、ほしいな、と思いながら何度も何度もカタログを眺めていたが結局、お金がなかった。

その後、同級生のボンボンが現金を渡してきて、これで通販のポケット液晶を買ってくれと。
カシオの一番最初の機種だったと思う。
液晶に光(バックライトは無い。もちろん自然光か部屋の照明)を透過させて鏡に反射させて視聴するという変わり種。
これも、いま考えると奇妙なものだが、よく製品になったなと。(精一杯の努力だったのでしょう)

専門学校の学生になって、粗大ごみの日にお宝が無いかチェックを欠かさなかったが、ある時にポータブルテレビを拾って大喜び。
テレビだけじゃなくて、ラジオとか色々くっついているから楽しいんだな。

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