FAX
2022.07.04
もう廃止しても良さそうです。FAXは・・・

だいたいメール等で済むし、待機電力も気になります。

去年までeFAXを契約していたけど、それもほとんど使わなくなり、無駄なので解約しました。

昔FAXしかなかった頃(’90年代前半)は、数十ページの仕様書を取引先へ送るのに時間を要したものでした。
とにかく遅かったし・・・
会社にあった機械は、ちゃんとした物だったとは思うけど、全部読み込んでメモリーに入れて、それから送信というわけにはいきませんでした。
メモリーはせいぜいA4で2ページ程度。あとは、ひっかかりながらジワジワ読み込んでいました。

送信済みのページにスタンプを押す機能があって、ON/OFFもできたのだけど、うっかりOFFにし忘れて・・・原紙を汚すなと怒られたり。

当時はデータじゃなくて原紙で管理していたので、紙書類は重要だったのです。

あと、思い出したのは、

ある建設会社から100ページ近い書類が(間違い電話で)送られてきて、ロールペーパーが無駄になってしまった事
途中で気づいて先方に電話して、止めてもらったけど。
こんなのは複数回ありました。

同じく間違い電話で他人の源泉徴収票が届いたこと。個人情報。これは適切に処分しました。

深夜2時に寿司屋からの注文。何事かとビックリ。
食材を冷凍食品会社に注文したんでしょう。その会社のFAX番号と、うちのTEL/FAX番号が酷似していたので間違いが時々あった。
もう、その会社は存在しないし、うちも固定電話は解約したので支障ないから書きますが、5134と5154の違い。
注文書の書式は何度もコピーされて不鮮明になっており、3と5が紛らわしいと思いました。
トップガン
2022.07.03
じつは内容を全然知らない(笑)

昭和の末期、高校1年生の1学期だった。クラスで合宿があり、合宿と言っても学校のすぐ近所に合宿所があって、そこで1泊しながら研修を受けるというもの。
一緒に過ごして慣れてもらって、みんなをまとめようという意図なのだろうと思う。

荷物を運んできて部屋に落ち着いてほっとしたら、次から次へと色々させられて、たとえば、今からグラウンドに出ろ!とか。走れ! 整列しろ! そんな感じ。ヘロヘロ。

自分たちで食事を作って、風呂入って、後はみんなで映画をみようという事で先生が借りてきたビデオがトップガンだった。

はっきり言ってタイトルしか知らない。
それと、あの曲は聞き覚えがあるな?ぐらい。

内容は見てなかったのか?
じつは下向いてポケコンいじりに夢中だった。入学時に購入したPC-1417Gの虜になっており、たとえれば、いまの若者がスマホいじりに夢中になるのと同じようなものだ。

なんか戦闘機が飛んでる映画?という認識しかない。

そして、ポケコンいじりに夢中になったせいで勉強を忘れて、テストで赤点となり、「選ばれた生徒の一人」として、再びこの合宿所に来ることになるのであった。(学力養成合宿)
エアコン破裂
2022.07.02
ニュースで見たけれど、恐怖を煽るだけで、何がどうなってるのかの説明がない。とりあえず、素人は手を出すなという事だと思います。
Web上でエアコンDIYを紹介している方など反応があるようです。

私の意見
自分で仕組みが理解できてなければ、触ったらダメです。

凍傷になった経験を書きます。

平成9年頃に職業訓練校でダイキンエアコンの工事実習を受けました。
基本のフレア加工(完全にできるまで何度もやり直し)などの基礎から初めて、全体で4時間ぐらいだったか。
それぞれ、2~3人のグループ毎だったと思うけど、壁代わりの板があって、そこへホルソーで穴あけして実際にエアコンを付けました。
試運転まで到達して、よかった、ちゃんと冷えるね。室外機は、その板のすぐ裏側にあるのですから微妙ですね。裏表で、片方は冷やす、もう片方は温める。

試運転を終えたらポンプダウンしましょう。
ポンプダウンというのは冷媒を室外機に回収し、配管を取り外せる状態にすることです。

ちょっとした手順があります。
液側のバルブを締めて、しばらく運転し、最後にガス側のバルブを締める、だったと思う(あいまいな記憶)。

この作業を当時、教科書片手に・・・ところが、どこかで間違った。

ようやく、ここの手順まで来た、というところで配管の袋ナットをゆるめたら冷媒がブシャーと吹き出して、手の骨まで凍るような冷たさにビックリ!! マジヤバイ。

正しい手順だったら、そこで冷媒が吹き出すわけないのです。室外機に回収されてますから。

あわてて袋ナットを(吹き出してる最中だがやむを得ない)締めました。
とんでもなく手が痛い! 冷たさを通り越して痛い。骨も凍る感じ。

そのあと数日たって、手の皮が茶色になって剥がれました。

目に入っていたら取り返しが付きませんでした。失明してしまいます。本当に危ないです。
FACOM
2022.06.27
高校2年の時に、学校に汎用コンピュータFACOM M730が導入されたと思う。

LANだとか言って、いま普及しているLAN(イーサネット)とは異なる富士通独自の物だったと思うが・・・同軸ケーブルを校内あちこちに引っ張り回していた。
当時は意味もわからず、何か役に立つのだろうかと、ただそれだけだった。
先輩方が配線をしていたのは見覚えがある。
それを何か活用したような記憶はない。

当時、校内では唯一?校長室などは有ったかもしれないが、コンピュータ室は冷房付きの貴重な部屋だった。
我々が卒業した後に、普賢岳の噴火が始まり、火山灰が降るので冷房が教室にも取り付けられた。それまでは教室に冷房はなかった。

端末は同じく富士通のFMR-50で、それにF6680エミュレータというソフトを入れて走らせていた。F6680という純正端末があるのだろうけど、それと同じ働きをさせる為のMS-DOS上のソフトという事になる。

FORTRANのコンパイル時は、--->F --->O --->R --->T --->R --->A --->N のような表示が出ていた。

F6680エミュレータの画面をソックリ真似してBASICでいたずらプログラムを作ったっけ。IDとパスワードを聞いてきて、その後も本物みたいな画面が続く。最後にFDDの内容を破壊するやつ。
今だと問題になるが・・・。

さて、その汎用コンピュータは主にFORTRANプログラミング実習のために使っていたが、あまりにも大げさというか勿体ないものだった。
当時でもMS-DOS上のFORTRANコンパイラは有ったのである。Cコンパイラもあったし使っていた。
富士通じゃなくてNECのPC-9801だったら良かったのに。当時でもそう思っていました。
そんな高価な大型汎用機を導入してまで・・・PCがあれば十分だったかもしれない。

なにしろコンパイルが遅かった。実習で作るプログラムなんかせいぜい10行前後のもの。それなのに15分ぐらいかかっていた。
みんながいっぺんに実行すると、本当に遅くなっていた。忘れるぐらい遅かった。

あの箱の中にメーカーの人が隠れていて、中でポケコンをいじってるんだという噂があったようななかったような。

それで、ある時に先生が、メーカーに改善を申し入れる為だったのかちょっと試したい事があるという話で、みんな、合図をしたら実行を押してくれと。

そんな中で、私がうっかり(いつもの調子で)実行を押してフライングしてしまった。そうしたら先生が「お前ひとりのためにみんなが迷惑する」って・・・そこまで言われる必要ないでしょー。

結局、M730は10年足らずで撤去されてしまったようです。
COBOLは滅びない
2022.06.27
学生の頃、ビジネス系の学校だったせいか、COBOLの勉強をした。

NECのACOS-250という汎用コンピュータと、それにつながる端末が40台ぐらい有って、みんなが一度に使うと反応が非常に遅くなった。

土曜日は休みだったが半日程度、自主学習という事で自由に使える決まりがあり、その時はほとんどユーザーがいないから、反応の速さを実感できた。

COBOL実習の流れは、
まず教室でフローチャートを書き(テンプレートがあった)、コーディング用紙(原稿用紙のようなもの)にプログラムを鉛筆で書き、それからコンピュータ室へ行って端末からプログラムを打ち込む。

その端末操作には最後まで慣れなかった。
いまのPCだとシフトは押している間だけ有効だが、その端末の場合、シフトは一度押すとロックされ、もう一度押さないと解除されない。
うっかり、意図しないキーを押してしまうと、戻り方がわからない。先生か先輩に助けを求めていた。

でっかいラインプリンタが置いてあり、ジャージャー印刷しながら、どんどんプリンタ用紙を吐き出していた。

どんどん・・・? ちょっと待って止まらないし。誰だよ無限ループしたのは。1行だけ印刷して改ページして、それを延々と繰り返している。早く止めろ勿体ない。

ACOS-250のパネルには16bitのLEDが並んでいて、動作に合わせてチラチラ点滅していた。それ自体には意味ないと思うのだが見ていて面白かった。

今から思えば非力なマシンが40人の世話をしていたわけだが、高校時代のFACOM M730も遅かったなと。

ひとつの例題では、マスターファイルとトランザクションファイルがあって、結果を別のファイルに吐き出すという処理をしていた。

具体的に言うと、たとえば会員名簿があって、その中に新しい会員を追加したい、という時があるでしょう。あるいは、住所が変更されたので反映したいとか。その会員名簿がマスターファイルというわけだ。

それが・・・ある時からみんなのプログラムが動かなくなった。おかしいなあ。みんな首をかしげている。私も首をかしげていた。

プログラムをよく見直してみると、アレッ・・・・・・まさか・・・・・・どうやら犯人は私だったようだ。誤って、マスターファイルを書き換えて空白にしてしまうプログラムになっていた。
実習用だから、システム側でファイル保護なんかの設定はなかったのだ。
マスターファイルはみんなで共用していて、結果を個人それぞれのファイルに保存するという方法だったと思う。そのファイル名を間違えて、結果出力をマスターファイルにしてしまったようだ。

もう、その専門学校自体存在しないが、これだけは忘れられない。


ご参考(ACOS250)
https://museum.ipsj.or.jp/computer/main/0045.html

ご参考(COBOL)
https://news.mynavi.jp/techplus/article/programinglanguageoftheworld-28/

ご参考(NECのACOSシリーズ継続宣言)
https://jpn.nec.com/products/acosclub/charter.html?

ご参考 (ACOS)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Advanced_Comprehensive_Operating_System

- CafeLog -