ポイントの謎
2022.11.17
某大手通販サイト(国内)から商品を購入すると、ちらしが1枚入っていて、書かれている事は「うちから直接買ったほうがお得です」

そんなショップが自分の経験では今までに複数ありました。面白いものです。

ショップ直接のサイトと、某大手サイトの中にそのショップが出店している場合です。
単純に値段を比べてみると良くわかります。

なんでしたっけ、えーっと、海老天じゃなかったごぼう天じゃなかった、トッピングの話じゃないんですけど、年のせいか思い出せないなあ。なんだっけ、なんとか天ぷらのサイトと、
それと、ショップの値段を比較してみると良いです。

ポイント2倍!!とか書いてあるけど、要するに、価格にその分を乗せてるだけじゃないかと。そんなの当たり前といえばそうなんでしょうけれど。
勝手に貯金されているだけです。(しかも自分の自由にできないお金)

送料無料!!とか、そりゃあ、価格に送料が含まれているのが数字からバレバレです。無料なんてありえないです。送るのだって、数量や契約で安くはできても無料は無理。やっぱりお客さんからもらうしかないです。
1円ずつ集める
2022.10.26
小学生の頃、日本の人口が1億数千万人と聞いてピンと閃いた。

そうだ、ひとり1円ずつ集めて回れば1億円になるじゃないかと。(安易)

なんだかテンションあがりまくりで、小学校やめて全国行脚の旅に出ようかと、スッカリそんな気分になっていた。

ガキらしい発想といえばそうなんだが・・・はっきり言って、何も考えてない(笑)

「1円ちょうだい」って言って、1円ぐらいなら簡単にくれるだろうという目論見も甘い。

ためしに町内を回って1円を集めてみればいい。そう簡単にはできないだろう。続かないだろう。

全部徒歩で行けるのか?
旅しながら食事しないのか?
野宿ばっかりもできないだろ。宿泊はどうするの?
そもそも小学生ひとりで泊まれないよ?

大人はそんな事ばっかり、できない理由ばっかり言うけれど、たしかにそうなんだけど。

要するに、ひとり1円ずつもらうのもタダじゃないんだよと。

物乞いみたいな事をひとりひとり、1億人以上に対して行うなんて、大変な、どころじゃない本当に一大事業だ。

それが一億円の重みというものかもしれない。
486の頃
2022.10.20
486全盛の頃、産業用のCPUボードの設計にも関わっていました。
簡単に言うとPCそのものです。要するにマザーボードを設計製作していたという話です。

チップセットや、お手本の回路は有ったけれど、やはりミスなどがあって簡単に動かず、実際に動くようになるまでは色々なことがありました。
最初は画面真っ暗。BEEP音だけで原因を推測したりしていました。(ピピーッ、ピッピッピッ・・・短い音、何回鳴った?メモリのエラー?)
画面が出るようになっても、最初はノイズだらけだったり・・・色々手直しして、製品に仕上げていったわけです。

それで試作の完成後、先輩からの指示は「とにかく一日中、PCとして使って色んな操作をしてみてくれ。中に入っているソフトをひとつずつ動かしてみて。何か異常や気づいた事があれば報告してくれ」

工場の片隅に本体とモニタとキーボード、マウス、メモ帳を置いてテスト作業を始めました。

コントロールパネルとか、アクセサリに入っているものまでひとつずつ操作していったのです。

ちょうど工場の真ん中の通路になっている付近で、みんなが横目に見ていったり、ちょっかいを出してくる人もいました。お前なにやってんだよって。

(一番若かったから、いじられキャラだった)

マインスイーパとか、じつは今でもやり方をよく知らないんですが、それを動かして適当に操作していたら・・・

いきなり引っ張って行かれまして、「お前は仕事時間中にゲームをするのか」って。

いやいや、そうじゃないんですよと。色んな操作を試してみてくれと指示されていて業務の中でやってるんですよと。

近くに立て札でも置いとけばよかったかね。「機能テスト中のため、ゲームをする事もありますが業務として行っております」

仮にそれを置いていたところで、ナニソレって絶対話しかけてくる人がいただろうし、かえって面倒だったかもしれない(笑)
昔のLANカード
2022.10.20


昔の技術雑誌を整理していたら、'90年頃の広告に、こんなLANカードが。

もう30年近く経過しているので支障ないと思いますが、このシリーズ等にも私は関係していました。じつは地元の工場で設計・製造していたものです。

この広告の物は最初の製品で、私が入社する前のものです。

いまではLANカードそのものを見かけません。その前は\500でも売ってるようなものでした。でも最初は、こんなに高価だったのです。

それに、この部品の多いこと。PC-9801のCバスの2階建てです。しかもチップじゃなくてDIP部品だらけで詰め込んでいます。

68000が載っていました(実際はCMOSで東芝の互換品)。インテリジェント型といって、LANカード上にマイコンを搭載して、通信にかかる処理を引き受けるというものです。
PC-9801側との間にデュアルポートRAMが有り、そこでやりとりをしていました。
当時のPC-9801は性能が低く、通信にかかる負担を軽減する為、LANカード上のマイコンが処理を引き受けていました。

その後、改良が進み、最終的にはゲートアレイ1個とそのほか数点のICぐらいで出来るようになりました。そこまでの道のりが長かったように思います。

その頃にはNE2000互換の安価なISAバスボードが出回るようになり、インテリジェント型はなくなってしまいました。
TVゲーム15
2022.10.11
ふと思い出したのだが・・・任天堂TVゲーム15

確か'84年頃に、ジャンク屋「スーパービデオ」の通販で買った基板が、じつはTVゲーム15の中身だったという話。

最初それとは知らず、店も「RGBからRFへの変換改造に」という売り方だったんじゃないかと思います。ラジオの製作にも、これを使った記事があったような記憶。いまの若いやつには意味がわからないだろう。

あとで、アレッこれはひょっとして・・・と調べたら、TVゲーム15の中身だってわかった。
ゲームを選択するスイッチの動きを制限することでゲームの本数を半分にして、上位機種と下位機種に分けて売ってなかったっけ。

いま思えばワンパターンな感じもするゲーム、だけど当時は意外とハマったような感じです。

うちはTVゲームなんか絶対に買ってもらえない家で、理解がなかったので、貴重なものでした。

仲の良かった同級生なんか、次々に色々買ってもらっていて、うらやましい限りでした。任天堂のハンドルのついたやつ、えーっと名前わからないけど、レーシングのゲームも彼の家には有りました。

ゲーム&ウォッチも有ったし、蛍光管ゲームのフリスキートムも有ったし、学研のポーカーだっけ。見た目は電卓のようなポーカーゲームもありました。(ただ、これだけは操作方法がわからなくて面白くなかったことだけ覚えている)

ゲームロボット九もありました。(のちに、近くの海岸に捨てられていた。いまはキレイになっているけど、当時はデタラメで、みんな海岸に何でも捨てていたのです)

彼は、出たばかりの頃にファミコンを買ってもらった奴とは別ですけどね。

学研トランシーバーも有ったし、まったく、うらやましい限りでした。TOMYの音声で動くロボットとかもあった。

ラジカセもなぜか3台以上有った。ひとつは英会話学習用の特殊な物で、ダブルデッキで色んなボタンとかツマミが付いていて興味深いものだったが・・・結局、英会話の勉強は全くせず、テレビの「ドラえもん」なんかを録音したり遊び道具になっていた。(※当時はビデオが普及していなかったので仕方なくカセットテープに録音して、画面は頭の中で再生していた。)

漫画も色々あったし。「ドラえもん百科」とか、ひみつ道具の本が好きで、とにかく、こういったものを目当てに、遊びに行っていたようなものです。

そこのバーサンが口うるさくて、部屋でラジカセを聞いているだけで「電気代がかかる」とかブツクサ言い出して、私も生意気に「数ワットだから大したことないです」とか言い返したりして・・・

それならと、思いついた。自分で電池を持っていってみた。
これなら電気代かかるとか言われないだろう。それで友達のラジカセを鳴らしていたら、やっぱり言われたので、うちから電池を持ってきているからおたくの電気代はかかりませんよと。

それでも、まだ何か色々言われたような気がするけど、忘れた。まあ、要するに子供は外で遊べということだろうけど。

結局、外にゲーム&ウオッチを持っていって遊んでいたから、同じようなものだ。

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