くるくるてれび
2025.06.26
直す楽しみも込みで買いました。くるくるてれび



フィルムはご覧の通りです。
上段の写真は、観賞時の「のぞき穴」にカメラを当てて撮影したもの。
下段は、フィルムカートリッジのフィルムが露出している部分です。

いまのところ、フィルムの送りがうまく働きません。
モーターは、フィルムなしだと元気よく回り、爪も動いています。
しかしカートリッジをセットすると、ガーッと鳴るばかりで全然進みません。

ギヤが擦り減っているようにも見えます。

電池金具は腐食がひどいため、容易に折れてしまいました。
仕方ないので電池ボックスをくっつけてやりました。
ビタランド
2025.06.26
ビタランド?



ノビタランドですね。

「くるくるてれび」のフィルムです。

メーカーは気づかなかったのかな?
大きな組織にありがちな、誰か気づいているけど誰も言わないというやつか。
まあ大した問題じゃないから良いだろうと、おおらかな時代でした。

当時の自分も指摘したかもしれません。

どこか抜けているのび太くんでした。


本体の修理を試みている所です。

電池の金具が腐食しているので分解して磨けばとりあえず何とかなりそうです。

幸い、送り爪は折れていません。

本当は1.5Vですが短時間3Vをモーターにかけてみたら、元気よく回り始めました。さすがに古いので新しいモーターと入れ替えようと思います。
電池を2本入れるので3Vかと思われがちですが、よく見ると並列です。モーターを回す負荷に対応すべく並列にしたのでしょうね。

フィルムは長年回していないでしょうから固着が心配でした。ちょっと振ってみるとくっついているような感じはなかったので、大丈夫かもしれません。回してみないとわかりませんけれど。

子どもの頃は、何でも買ってもらえる同級生がうらやましかったものです。
くるくるてれびは勿論、ゲーム&ウォッチとか、FL管の電子ゲームとかテレビゲームとか、魅力的なおもちゃばかり。
うちは絶対ダメでしたからね。
頭が固いんです。電動鉛筆削りはケシカラン!という家でしたから。
ナイフで削れと。
電動はドンドン飲み込んでしまって無駄になるだの何だの。
言われるようにナイフで削ってみると、失敗してドンドン無駄になるし、見た目が悪くてやる気が激減。

そこで、自分の鉛筆は学校の教室に有る電動鉛筆削りで削って家に持ち帰っていました。

学校も頭が固くて、シャープペンシルけしからん!とか言っていました。鉛筆でなければならない!!と。

- CafeLog -