古いキットやジャンクなど
2024.10.05
部屋を掃除していると、昔作ったキットやジャンクなどが出てくるけど、なんかもったいなくて捨てにくい。
捨て値で売りに出してもなかなか売れないし、どうしたものだか、
思い切ってどんどん捨てちゃうしかないのかと。

将来それをいじる機会があるかと思えば、たぶんない。人生や時間は限られている。これに使っている時間はない、時間は貴重だと考えれば、これに使っている時間は無いから捨てるしかない。

そしてまた、捨てた物に限って必要になった経験もあり、うかつに捨てられないなと思う。

まだ部屋の中のゴミ袋の中にあるはずだ・・・と、全部ひっくり返して探し回ったこともあった。

もう使わないな、という物はすぐ捨てるんじゃなくて、一旦ゴミ袋に突っ込んでおく。そして半年たっても使わなければやっぱり不要だったと判断してよいのではないか。

半年というのは根拠はないけど、ここ1年で使わなかった物は不要と判断してもよいのではないかと。
いつまでも溜め込んでいると場所もなくなるので・・・

普通に売られていていつでも買える物は、いますぐ使い道がなかったら捨てても良いだろうし、以後そんな無駄な物は買わないように自分を戒めるというか反省する事は必要。

貴重な物を絞り込んで、それらは特別にスペースを作って保管し、あとは売るなり捨てるなりしたほうが良い。

パーツボックスも、電解コンデンサをたくさん入れてあったりするが結局使ってないし、これは経年劣化で悪くなるものなので全部捨てても良いと思う。
面接
2024.10.01
どうでも良い古いことばかり思い出すのですが、学生の頃に、企業へ面接に行った時のこと。

さんざん「練習」するじゃないですか。面接の練習を。ドアのノックの回数やら部屋の入り方やら挨拶の仕方やら。そりゃもう、高校の頃なんか厳しく指導されたものでした。

ところが、実際に面接へ行った時、総務部長さんが面接のご担当で、トコトコ歩いていって
空き部屋へ案内されて、ブラインドを開けながら、「あ、そのへんに座って」・・・と、いつの間にか面接が始まってしまったというわけです。

そもそも部屋の入り方もノックも何もなく、唐突に始まりました。雑談から。
志望者も少ないし、一人とか二人だったらこんな感じなのでしょう。

途中で、技術部長を呼ぼう、話をしてもらおう、ってなもんで、面接というより雑談会みたいな感じでした。

その後、筆記試験と適性試験が有り、適性は簡単な作業をするものでしたが機材の調子が悪く、やり直しをしました。

交通費は出ないと事前に聞いていたけれど、実際にはもらえたので学生の身には有り難かったものです。

後日、内定を頂き、結局そこへ就職したのでした。
赤いヤツ
2024.09.29
久々にこんな物を入手





こりないねぇ、と自分で自分に言う。

赤いやつといえば男ならすぐガンダムの・・・を思い出すらしいが私はほとんど見てなくてわからない。

これは41号MR磁石式電話機で、用途としては公衆電話用らしい。
MとMRとMPの違いがあり、特にRとPは間違いやすい感じがする。RとPで中身はまるで違う。

MとMRは中身的には同一と考えられる。(コイルのラベル色が違うか)

MPは共同電話用で、もっとぎっしり中身が詰まっている。リレーなどが追加されている。

昔の文献を調べてみたことがある。

12番甲と12番乙というふうにひとつの12番を二軒の加入者で共用する方式があった。
もちろん、二軒同時には使えないし、使おうとしても使えないように対策されていた。
電話がかかってきた場合、どちらのベルを鳴らすか、一方を選べるようになっていた。
一方が通話中、もう一方の受話器をはずしても傍受できない仕組みもあった。

二軒はお互いに近い場所にある事が条件だったようだ。電気的な都合だったかと。

一方がハンドルを回して交換台を呼び出そうとしても、もう一方が通話中だと発信できない旨をネオンランプ点灯で示す。

二軒共同なんて不便極まりないとしか思えないが、どうしてこんな苦し紛れのような仕組みを考えたのだろう。苦し紛れというのは自分の主観だが。

高度経済成長期、電話は申し込んでもすぐ取り付けできないような状態が続いており、容易に電話線を増設することもできなかったのだろう。それで限られた電話線を利用する為に工夫したのか。

もちろん、あまり通話頻度の高くない加入者向けだったようだが、自分の地元の電話帳を調べてみるとひとつは商店だった。(今も存続している商店)
なにかと通話が多かったのではと思うが・・・。

なお、電話線は磁石式の時代でも2本が基本だったけど、共同電話の場合は2本に加えてアースも利用した。地面に打ち込むアースである。

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