テレビが壊れる説
2023.01.03
子供の頃、テレビゲーム機をテレビにつないで遊んでいたら、親とか友達の家の人から「テレビが壊れる」と言われた事がありました。
なんで、壊れるなんて言うのでしょう。壊れるわけないじゃないですか。現にこうして遊んでいられると反論していました。(そもそも買い与えたのは誰ですか)

誰が言ったっけ。信号が強いから壊れるんだとか。壊れてないでしょう。

テレビの寿命が短くなるという謎の説、誰が言い始めたのかは知りません。
「家の中で遊んでいないで、外で遊びなさい」という事を言いたかったのか、わかりません。

悪い遊び=バミコン(笑)を以前書きましたが・・・何か流行すると、とにかくその流行物は批判・攻撃の対象となってきました。

ゲーム&ウォッチが流行した時は、ボタン電池を飲み込むと危険だと、PTAがそればっかり言っていたような記憶があります。いまでもボタン電池のパッケージに、中毒110番だったか、飲み込んだ場合の緊急連絡先が書いてあるのは、確かその当時の出来事がきっかけだったと思います。

「八時だよ全員集合」が大人気だった当時、「見るな見せるな俗悪番組」なんてステッカーが学校で配布されて、テレビに貼りなさいという事でした。目の形をモチーフにしたようなPTAマークが監視の象徴みたいでした。
俗悪番組というのはもちろん、「八時だよ全員集合」の事です。
牛乳を口にふくんで吐き出したり、アクリル箱に頭つっこんで消火器(龍角散が入っていたらしい)を吹き込んでみたり、・・・
でも、いま振り返ってみると、まだまともだったと思います。それにドリフのメンバーは才能あふれる方々で、コントだけではなく音楽の才能(演奏、歌唱)もあります。メンバーそれぞれの個性や才能がありました。

自分たちの世代はコントをやっている姿しか知らなかったので、とある番組でメンバーが楽器の演奏をしているのをたまたま見て、その上手さに驚き「プロ顔負けのかくし芸だ」と言ったら、親から「それが本業!!」と言われたっけ。
その当時うまれてないから知らないよって。

テレビが壊れる説から遠ざかってしまいましたけど・・・

「電卓も間違う」という説も聞いたことがあります。ただ、それは聞きかじった事の独り歩きでしょう。
電卓戦争の過当競争で品質が落ちたりして、電気的なノイズで誤作動する事例があり、業界団体で品質を上げる取り組みがなされたという事じゃなかったかと、たぶんですけど、そう思います。昔は電卓の裏面にBNマークが付いていました。
LEDライト、ちうごく (続)
2022.12.29
スイッチの内部はご覧の通り。

ペチャクチャ喋りながら作業して、唾液が付着してサビたとかじゃないんだろうか。わからないけど。

昔、品質管理の本で読んだ実例があって、トリマー抵抗の接触不良が出たので原因を調べていたとのこと。接点の「かしめ」工程を内職に出しており、その作業現場を見たら、なんと・・・おばちゃんが指をなめて、接点部品を指先にひっつけて、それをプレス工具の台座に置いて、という具合に作業していたとか。そりゃあ、接触不良になるわけです。

あと、このLEDライトの内部をよく見ると、抵抗がない。LEDの電流制限の抵抗がない。電池は単4直列3本で約4.5V、LEDは10個ぐらいあって全て並列。
つまり、それぞれのLEDに4.5V直接かかってる。
リード線が細いので抵抗があるだろうけど、何百Ωというレベルではないでしょう。ずっと小さいでしょう。
かなり乱暴です。

ひょっとしたら抵抗内蔵LEDかもしれないから、乱暴だと決めつけないほうが良いか・・・?(普通のチップLEDに見えたが)
LEDライト、ちうごく
2022.12.29
LEDライトを頂いたのだけど、点灯しない。
電池は問題ない。

開けてみたら、アレッ・・・

スイッチがハンダ付けされてないじゃないですか。

ハンダ付けを直したけれど、スイッチを押しても点灯しない。スイッチ自体がおかしい。押すたびに凹凸が変わるのが本当だけど、戻ってこない。はじくようにすると戻るときがある。

スイッチ自体もバラしてみた。中の接点はサビてるし、だめだこりゃ。

こういう物を見ると、直したくなるか、あるいは魔改造したくなるか、2つにひとつしかありません。
同軸用のコネクタいろいろ
2022.12.29
同軸ケーブル用のコネクタ、色々あってとにかく大変。
オス・メスの違いは勿論、異種間の変換も組み合わせると、非常にややこしい。
それで変換コネクタも必要になってくる。



F型、これはTVによく使われている物。
一番簡単な物は、輪っかとキャップのような部品の2個だけなので、初めて見ると作り方がわからなくて戸惑ってしまうだろう。
昔、うちの実家の工事に来ていた電気工事屋が、その作り方を知らなかった! あんたに任せたって、こっちに渡された。
ケーブルをむいて芯線を出し、キャップをケーブルの網線と芯の絶縁体の間に差し込み、輪っか(先に通しておく)の端をつまむようにしてペンチでつぶして締める。

M型、これは無線機によく使われている物。UHFコネクタとも呼ぶ。

これは今まで作った事がなく、今日はその製作練習をした。(写真ではハンダ付けしていない)
ネジのピッチがインチとミリの2種類あり、相手と合わない場合があるので注意が必要だ。

BNC型、これはビデオ関係とか計測器、とくにオシロスコープとかオシレータ等にもよく使われている。
社会人になって初めてBNCのケーブルを作ったっけ。最初全然わからなくて、上司に作り方を聞きに行ったりした。初めて作った時は、ケーブルをひっぱるとズルッと抜けてしまうような下手な作りで失敗したが、それから得意になって何本も作ってみたりした。
その後、数十年のブランクがあってすっかり忘れている。(笑)

N型、これはスペアナとか高周波関係の計測器に多い。BNCならBNCに統一してくれれば良いのに面倒くさいなあとか言いながら、BNCとNの変換を買ってみた。

SMA型、これは小型化を目的とした機器とか、基板上・基板間の配線に使われる事が多いと思う。

M型とSMA型の変換だと、

こんなふうにオス・メスの組み合わせも入れて4種類ある。(ゴムキャップをはずすのを忘れていた)
NanoVNA
2022.12.26
それって何Nano?

1年以上前だったと思います。なんとなく気になって買いました。なんとなくです。それが今になって役立つなんて。



自作アンテナの調整に役立ちます。その用途には昔からアンテナアナライザという測定器が使われてきました。安くても5万以上します。

簡単に書くと、アンテナからの電波の飛びを良くするには、SWR=1.0に近づける事が目標となります。
このNanoVNAを使うとSWRの測定ができます。高価なアンテナアナライザの代用になります。

写真では142~146MHzの周波数に対する、ハンディ機のアンテナのSWRを測定した結果が表示されています。手を近づけたり、角度を変えたりしても結果が変わります。

実際のアンテナでは、エレメントを長めに作っておき、測定しながら切り詰めてSWRが1.0に近づくようにする、といった具合です。

スミスチャートを使うと、容量性リアクタンスを増やしたほうが良いか、誘導性リアクタンスを増やしたほうが良いかがわかりやすいそうです。(にわか勉強)

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