ウィスカ(Whisker)
2024.06.23
故障した装置を調べていて気付いたのは、LEDライトで照らすと、筐体の金属部から細かいヒゲのようなものがたくさん生えていること。
おそらく亜鉛ウィスカだろうと思います。
基板はスペーサで浮かせて取り付けてあります。その下の鉄板(亜鉛メッキ)の表面は細かいヒゲだらけです。
詳しくは検索してほしいのですが、Whiskerとは要するに金属の結晶が成長してヒゲのようになるものです。当然、導電性がありますから、基板などに接触すればショートとなります。
Whiskerは、見えない程度の成長、見えるほどに成長したものなど色々あります。
光をうまく当てないと、そして注意深く見ないとなかなか気づきません。
これが故障の原因かどうかは現時点で何とも言えませんが、可能性のひとつとしてはあります。
思わぬ「魔の手」が基板に忍び寄っていた、という事になるかもしれません。
とにかく清掃して、今後の対策として何が良いだろう。塗装したらWhiskerは生えてこないのかどうか。あるいは簡単に絶縁シートを基板との間に挟むだけで済まないか。
このヒゲが剥がれて空中を舞うと、どこにくっつくかわからないので、発生源を対策しないと意味がないですね。
おそらく亜鉛ウィスカだろうと思います。
基板はスペーサで浮かせて取り付けてあります。その下の鉄板(亜鉛メッキ)の表面は細かいヒゲだらけです。
詳しくは検索してほしいのですが、Whiskerとは要するに金属の結晶が成長してヒゲのようになるものです。当然、導電性がありますから、基板などに接触すればショートとなります。
Whiskerは、見えない程度の成長、見えるほどに成長したものなど色々あります。
光をうまく当てないと、そして注意深く見ないとなかなか気づきません。
これが故障の原因かどうかは現時点で何とも言えませんが、可能性のひとつとしてはあります。
思わぬ「魔の手」が基板に忍び寄っていた、という事になるかもしれません。
とにかく清掃して、今後の対策として何が良いだろう。塗装したらWhiskerは生えてこないのかどうか。あるいは簡単に絶縁シートを基板との間に挟むだけで済まないか。
このヒゲが剥がれて空中を舞うと、どこにくっつくかわからないので、発生源を対策しないと意味がないですね。
アルカリ電池の液漏れ
2024.06.20
居酒屋ガレージ日記にて、エアコン用リモコンの電池液漏れの話。
私も修理依頼を受けた事があります。不動産屋さん等から。
やはりアルカリ電池で、腐食がひどいわけです。
マンガン電池なら、電極が錆びたね、ぐらいで済む場合が結構多い。
ところがアルカリ電池は、内部の基板までボロボロでひどい状態になりやすい。致命的。
昔、ポケット液晶テレビにアルカリ電池を入れたままにしていたら、液漏れでパーになってしまった経験も。
年末の大掃除で、めったに外さない壁掛け時計をはずして掃除しようとしたら、電池が塩を吹いていた!なんてことも。
電池が塩を吹いていても、普通に時計は動いているのだからたちが悪い。もし止まっていたら、あらっ電池交換しなきゃ、ってなるのに、年末の大掃除でもなければ誰も電池の事など考えもしない。
長く使わない時は取り出すように心がけていましたが、たまに見落としもあったわけです。
残念ながらテスターも壊れました。電子辞書も壊れました。
とにかく、諸悪の根源はアルカリ電池です。
とくに安物だと液漏れしやすいんじゃないかと思っています。
近年、電池を買いに行ってもアルカリしか並んでいません。マンガンを求めていってもなかなか見当たらず、100均に置いてあったり、あとは通販ぐらい。
でもマンガン電池は安いからそれだけをわざわざ通販で買うのは(送料が)もったいない。なんとか太郎で箱買いする事はあります。(製品に添付するなどの目的)
我々のように知識があればアルカリとマンガンの使い分けはわかっていますが、一般の方は電池なら電池だろうという方が大多数だろうと想像します。
小学生の頃、子ども会のキャンプで大人たちが「(電池式の)ランタンが光らない」といいながらいじっているのを見て、電池が逆向きですと指摘したら、「この子は天才だ」と言われたぐらいです。
それで、アルカリもマンガンも区別なく混ぜて使ったりなんてことは普通にありうることです。
アルカリは大電流の負荷に向いており、短期間に使い切って捨てる用途向けです。
マンガンは小電流の負荷向きです。たとえば時計とか。
リモコンは赤外線の発射時、瞬間的に大電流が流れます。しかし長期的に入れっぱなしになるのでマンガンのほうが良くないかとも思います。もちろん使ってない時には取り出すようにしていますが、うっかり忘れて手遅れだった、なんてことも。
自分でリモコンを修理した経験では、
とにかく液漏れで腐食したところをきれいに洗浄して、切れた所は修復して・・・と、かなりの手間がかかりました。
ようやく直った、よかったね、と納品したら、しばらくして「また使えなくなった」
あの液漏れの液体が浸透してしまうと、完全には取り切れない部分があるようです。
塩水に浸かった電卓やポケコンを修理して復活させた経験もありますが、念入りに洗浄したのに、やはりどこかに塩気が残るんでしょう。しばらくすると動かなくなったのでした。
たぶん湿気を吸って、その塩気のところでショートしたりする可能性。
私も修理依頼を受けた事があります。不動産屋さん等から。
やはりアルカリ電池で、腐食がひどいわけです。
マンガン電池なら、電極が錆びたね、ぐらいで済む場合が結構多い。
ところがアルカリ電池は、内部の基板までボロボロでひどい状態になりやすい。致命的。
昔、ポケット液晶テレビにアルカリ電池を入れたままにしていたら、液漏れでパーになってしまった経験も。
年末の大掃除で、めったに外さない壁掛け時計をはずして掃除しようとしたら、電池が塩を吹いていた!なんてことも。
電池が塩を吹いていても、普通に時計は動いているのだからたちが悪い。もし止まっていたら、あらっ電池交換しなきゃ、ってなるのに、年末の大掃除でもなければ誰も電池の事など考えもしない。
長く使わない時は取り出すように心がけていましたが、たまに見落としもあったわけです。
残念ながらテスターも壊れました。電子辞書も壊れました。
とにかく、諸悪の根源はアルカリ電池です。
とくに安物だと液漏れしやすいんじゃないかと思っています。
近年、電池を買いに行ってもアルカリしか並んでいません。マンガンを求めていってもなかなか見当たらず、100均に置いてあったり、あとは通販ぐらい。
でもマンガン電池は安いからそれだけをわざわざ通販で買うのは(送料が)もったいない。なんとか太郎で箱買いする事はあります。(製品に添付するなどの目的)
我々のように知識があればアルカリとマンガンの使い分けはわかっていますが、一般の方は電池なら電池だろうという方が大多数だろうと想像します。
小学生の頃、子ども会のキャンプで大人たちが「(電池式の)ランタンが光らない」といいながらいじっているのを見て、電池が逆向きですと指摘したら、「この子は天才だ」と言われたぐらいです。
それで、アルカリもマンガンも区別なく混ぜて使ったりなんてことは普通にありうることです。
アルカリは大電流の負荷に向いており、短期間に使い切って捨てる用途向けです。
マンガンは小電流の負荷向きです。たとえば時計とか。
リモコンは赤外線の発射時、瞬間的に大電流が流れます。しかし長期的に入れっぱなしになるのでマンガンのほうが良くないかとも思います。もちろん使ってない時には取り出すようにしていますが、うっかり忘れて手遅れだった、なんてことも。
自分でリモコンを修理した経験では、
とにかく液漏れで腐食したところをきれいに洗浄して、切れた所は修復して・・・と、かなりの手間がかかりました。
ようやく直った、よかったね、と納品したら、しばらくして「また使えなくなった」
あの液漏れの液体が浸透してしまうと、完全には取り切れない部分があるようです。
塩水に浸かった電卓やポケコンを修理して復活させた経験もありますが、念入りに洗浄したのに、やはりどこかに塩気が残るんでしょう。しばらくすると動かなくなったのでした。
たぶん湿気を吸って、その塩気のところでショートしたりする可能性。
似て非なるLCRメータ2機種
2024.06.03
今さらの発見(回路・基板CAD)
2024.04.19
昔、思い切って十数万出して買ったCADソフトだが、当時は必死で使い方を覚えたものだった。私は覚えが悪くて、一連の操作手順を紙に書き、目の前に貼っておいて、常にそれを見ながら操作していた。そのうちに何とか覚えたが、また忘れた時には紙を見直していた。こんな調子だった。
それから長い年月が経過し、マニュアルを読むことなど全くなくなっていた。
ところが・・・今日新たな発見があった。今さらの発見。
具体的には細かい話なので書かないが、いままでどうしていたかというと、かなり回りくどいやり方で済ませていた。それしかないと思いこんでいた。
ところが、今朝起きてからふと思いついた。
そういえば、あれはどんな仕組みになっているんだろうというところから始まって、中身を調べていったら、あっ、これは自作できるじゃないかと。
それなら今までの回りくどい方式は捨てていい。なーんだ、それでよかったのか。
読んでいる方には何のことやらサッパリだが、とにかく、世界や他人にとってはどうでも良いが、自分にとっては大きな飛躍があった。
なんで今まで気づかなかった。そもそも、そういう発想がなかったのか。ひとつの考えに偏ってしまっていたのか。
なんというか、自分で言うのも変だが、どこか抜けている。
自分で自分が間抜けだと感じた出来事は、
昔乗っていたマイカーで、
ガソリンを入れ終わって、さあ走り出そうというところでエンジンがかからない。おかしい。まだ3年目だぞ。もう壊れたのか。(いま客観的に振り返ってみれば、パニックになってたな)
スタンドの人に、スミマセン、エンジンかからなくて動かせなくて、ご迷惑をおかけします。ちょっと見せてください、・・・これはDに入ってるからエンジンがかからないんですよ。
(あっ、知識では知っていたのに肝心な時に出てこなかった。ハズカシー)
スタンドに入って止めた時に(なぜか)Dのままエンジン切ってしまったんだな。
それから長い年月が経過し、マニュアルを読むことなど全くなくなっていた。
ところが・・・今日新たな発見があった。今さらの発見。
具体的には細かい話なので書かないが、いままでどうしていたかというと、かなり回りくどいやり方で済ませていた。それしかないと思いこんでいた。
ところが、今朝起きてからふと思いついた。
そういえば、あれはどんな仕組みになっているんだろうというところから始まって、中身を調べていったら、あっ、これは自作できるじゃないかと。
それなら今までの回りくどい方式は捨てていい。なーんだ、それでよかったのか。
読んでいる方には何のことやらサッパリだが、とにかく、世界や他人にとってはどうでも良いが、自分にとっては大きな飛躍があった。
なんで今まで気づかなかった。そもそも、そういう発想がなかったのか。ひとつの考えに偏ってしまっていたのか。
なんというか、自分で言うのも変だが、どこか抜けている。
自分で自分が間抜けだと感じた出来事は、
昔乗っていたマイカーで、
ガソリンを入れ終わって、さあ走り出そうというところでエンジンがかからない。おかしい。まだ3年目だぞ。もう壊れたのか。(いま客観的に振り返ってみれば、パニックになってたな)
スタンドの人に、スミマセン、エンジンかからなくて動かせなくて、ご迷惑をおかけします。ちょっと見せてください、・・・これはDに入ってるからエンジンがかからないんですよ。
(あっ、知識では知っていたのに肝心な時に出てこなかった。ハズカシー)
スタンドに入って止めた時に(なぜか)Dのままエンジン切ってしまったんだな。
難しい「これと同じものを」
2024.04.18
焼けたりした部品をポンと1個渡されて、
「これと同じものを」
という注文は、頼む側は簡単に考えているだろうが、頼まれる側にとってはじつは大変なこと。この点がなかなかわかっていただけない。
その手間のわりに値段が安いから、あまりやりたくない仕事だ。部品1個50円とか。
まず、同じ部品というのは手に入らない。たいてい古かったりして、いまでは売ってない。どこかマニアックなところに在庫があるかも、でも劣化してるかもね。
結局、代替品という事になる。
現品に抵抗値や容量の捺印があっても、焼けていたり腐食が進んで読み取れない場合も。
実際これでかなり苦労した経験がある。
同一品があればそちらを参考にできるけれど、1台しかなかったら最悪お手上げ。
60年ぐらい経過したものの文字の読み取りをしていると、考古学者になったような気がした。
すでにコンデンサはコンデンサではなくなっていた。コンデンサの形をした物体になっていた。容量計をあててみると、ほとんど抜けてしまっていた。
同じ電圧、同じ容量の物が見つかったとしよう。しかし同じ寸法とは限らない。
とくに技術の進歩で昔に比べたら小型化が進んでいる。
昔、MZなどレトロマイコンを見るとわかるけど、100μFって意外と大きかったのだ。それが今では直径5ミリ、高さ11ミリでしょう。耐圧によっても変わるけど、せいぜい25Vぐらいまでの話。
とにかく取付ができれば、本体が小さい分には支障ないでしょう。
その部品がどんな回路や環境で使われているのかも確認したいところだ。コンデンサだったら、モーターの始動用なのか、といった内容。
「わからん、基板にのってる」だいたいこんな回答か。
同じ型番の部品が入手できなければ、現在手に入るもので代替品を検討しなければならない。そのためには、色々な資料を調べたり見比べたりと、それなりに手間がかかる。
いろんな手間とか時間を考えると、自分で探したほうがよくないですか、と言って断ったほうが良い。
「これと同じものを」
という注文は、頼む側は簡単に考えているだろうが、頼まれる側にとってはじつは大変なこと。この点がなかなかわかっていただけない。
その手間のわりに値段が安いから、あまりやりたくない仕事だ。部品1個50円とか。
まず、同じ部品というのは手に入らない。たいてい古かったりして、いまでは売ってない。どこかマニアックなところに在庫があるかも、でも劣化してるかもね。
結局、代替品という事になる。
現品に抵抗値や容量の捺印があっても、焼けていたり腐食が進んで読み取れない場合も。
実際これでかなり苦労した経験がある。
同一品があればそちらを参考にできるけれど、1台しかなかったら最悪お手上げ。
60年ぐらい経過したものの文字の読み取りをしていると、考古学者になったような気がした。
すでにコンデンサはコンデンサではなくなっていた。コンデンサの形をした物体になっていた。容量計をあててみると、ほとんど抜けてしまっていた。
同じ電圧、同じ容量の物が見つかったとしよう。しかし同じ寸法とは限らない。
とくに技術の進歩で昔に比べたら小型化が進んでいる。
昔、MZなどレトロマイコンを見るとわかるけど、100μFって意外と大きかったのだ。それが今では直径5ミリ、高さ11ミリでしょう。耐圧によっても変わるけど、せいぜい25Vぐらいまでの話。
とにかく取付ができれば、本体が小さい分には支障ないでしょう。
その部品がどんな回路や環境で使われているのかも確認したいところだ。コンデンサだったら、モーターの始動用なのか、といった内容。
「わからん、基板にのってる」だいたいこんな回答か。
同じ型番の部品が入手できなければ、現在手に入るもので代替品を検討しなければならない。そのためには、色々な資料を調べたり見比べたりと、それなりに手間がかかる。
いろんな手間とか時間を考えると、自分で探したほうがよくないですか、と言って断ったほうが良い。
2024.06.23 09:07
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